オードリー若林 実は大勢の中で前に出るのが苦手な芸人を語る

オードリー若林 実は大勢の中で前に出るのが苦手な芸人を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2022年9月10日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で大勢の人がいる中で前に出るのが苦手な芸人についてトーク。意外な芸人が実は前に出るのが苦手だという話をしていました。

(若林正恭)で、ハマカーンも……浜ちゃんが春日の隣に座っていたでしょう? だから神ちゃんの表情は春日から見えるかもしれないけど、俺は浜ちゃんの表情が見えるじゃん? あれはやっぱりハマカーンの歴史だろうな。もうコンビを組んで20何年だろうから。浜ちゃんはもう散々言ったけど何度も直らなくて。それで諦めて。でも今、また潮目が変わって追い風が吹いてるっていう微妙な表情してたよ。ずっと(笑)。

(春日俊彰)ああ、そう?(笑)。

(若林正恭)「カス、ワカ、それを今の神田に行っても無理なのよ」って顔しながらも、「本当にさ……」っていう顔、してたよね?(笑)。

(春日俊彰)へー! ああ、そう?

(若林正恭)でも、神ちゃんも出てたら楽しくなっちゃう可能性もあるよね。俺もそうだったけど。最初は。だから『いいとも!』の時も番組終了後にいじられてて、焦っていたんだよ。「ヤバい。こんなにいじられていたら、漫才がウケなくなる」と思って。

(春日俊彰)なるへそ。

(若林正恭)で、「春日がいじられないと面白くならないコンビだから。ヤバい、ヤバい……」って思っていたけども。今、思うとね、タモリさんにいじってもらうなんてね、最高だけどね。

(春日俊彰)いやいや、貴重なというかね。

(若林正恭)なんかを噛んで。俺が「セミ○○」とかって言ったの。そしたらその次の週にオープニングでセミの格好をさせられるってなって。で、今だからわかるけどもリアルなセミの着ぐるみよ。あんなの、めちゃくちゃ高いでしょう?

(春日俊彰)いや、高いでしょうね。

(若林正恭)着いたらセミの着ぐるみを着て俺、オープニングに出るんだけども。着ながら「ヤバい、ヤバい。これはヤバい。オードリーの漫才、ウケなくなる」とか思ったけど。今、思ったらもう大チャンスだよね! で、セミの着ぐるみを着て俺が出ることがまあまあウケてるのよ。なんなんだろうな?

(春日俊彰)すごいよねね。そこまで、だから見えていたというかね。「いける!」みたいな。じゃないと、そこまで用意してくれないじゃないですか。

(若林正恭)だよね。でさ、若い言葉だからあんまり使いたくないけそさ。「陰キャ、陽キャ」っていう言葉、あるじゃない?

(春日俊彰)あるね。

(若林正恭)あれでさ、チュートリアルさんも『あちこちオードリー』に来てくれた時にさ、チュートリアルさんが大勢の中で前に出るのがあんまり得意じゃないってしゃべってくれたけどさ。ココリコさんも。でも、あの2組にその印象、ないよね。

(春日俊彰)ないよね。

(若林正恭)ガンガンのイメージだよね?

(春日俊彰)うん。っていうか、吉本の人はそんな人いないと思っていたよね(笑)。

(若林正恭)思っていた! いるんだね。

(春日俊彰)「前に出るのが苦手だ」っていう人は吉本にいないと思っていたよ(笑)。

前に出るのが苦手な人は吉本にいないと思っていた

(若林正恭)で、それで言うと春日は、どっちなの? 陰なの? 陽なの?

(春日俊彰)陰でしょう? 本質はね。

(若林正恭)えっ、大勢の時に前に出るの、そんなに得意じゃないと自分で思う? 

(春日俊彰)ああ、思う。思うし、自分から出たことなんか、1回もないんじゃないかな?

(若林正恭)だからいじってもらって?

(春日俊彰)いじってもらって。

(若林正恭)でもさ、許されるじゃん? しゃべってないことが。

(春日俊彰)はいはい。そこでいじってもらえるからね。なんか。

(若林正恭)で、なんか俺は許されないんだよね。「機嫌悪いのかな? やる気ないのかな?」って。「やる気ない」っていう方に入るみたいよ? 苦手で出ないと。なんで春日って平気なんだろうな?

(春日俊彰)色にも関係があるんじゃないですか? ピンクだからってのもあるんじゃないですか?

(若林正恭)なるほどなー。たしかにな。

(春日俊彰)でね、足を広げて座ってるってなると……(笑)。

(若林正恭)たしかにな。やっぱり俺、緑の髪でデビューしなきゃいけなかったんだよな。マットくんみたいなメイクをして。

(春日俊彰)そしたら、そうだね。しゃべってる、しゃべってない、出る、出ないは関係ないよね。そんなやつね。

(若林正恭)それでオードリーとして見せていくのに極力、個性を消そうと思ったのよ。春日に目が行くように。だからサラリーマン的なスーツを着てたんだけど。でも今はそういうコンビ、出てきてもいいけど。あの当時はウケなかっただろうね。俺がそれをやっちゃってたらさ。「左の子も変じゃない?」っていうことになっていたんだろうな。

(春日俊彰)そうかもね。

(若林正恭)それって、今もうそうなの? 大勢でいて……あんまり好きじゃない?

(春日俊彰)好きじゃないね。うん。やめてもらいたい。大勢の中に放り込むのは(笑)。

(若林正恭)大磯ロングビーチのプールで30人のうちの1人とか、嫌?

今でも大勢の中に放り込まれるのは嫌

(春日俊彰)うわっ、嫌だねー。嫌だっていうか、そこにいることはできるけど。そこでなにかを起こしてやろうっていうかね、前に出て何かを……みたいなのは。指名されたらもちろんね、最大限に頑張るけど。自分から「ちょっとやらせてくださいよ!」っていうのは、ないよね。

(若林正恭)でも指名されるもんな。運動できるし。だから、いい感じだよね。うん。

(春日俊彰)それをだから、されなかったされなかったで仕方がないなって思って帰るだろうし(笑)。

(若林正恭)俺ももう今、その大磯の40人のうちの1人で行ったら、何もしないと思うんのよ。しないと思う。それでいいのかな?

(春日俊彰)うーん? 今はもういいんじゃない? 出始めぐらいの時はね、やった方がいいだろうけど。どうなろうと。今は別に……。

(若林正恭)俺、なにもしないよ?(笑)。だから1日のロケでなんかの挑戦は2個ぐらいあるだろうから、それはやるけど。前に出て突っ込んだりとか、春日が出て何かされてても、行かないからね。

(春日俊彰)いや、それは来てよ? それは来てもらいたいよ(笑)。それはだって……私がやってる時はね。それでだから自分から「やらしてくれ」とかはなくてもいいと思うけど。私の時は来ていただきたいよね。

(若林正恭)もう陽になったのかなと思っていたのよ。春日が。

(春日俊彰)ああ、なっていないよ。

(若林正恭)やっぱり仲のいい人はいてほしい?

(春日俊彰)ああ、そうね。いてほしいよ。そうだね。やっぱり5人以上はやめてもらいたいよね。何であれ。

(若林正恭)あばれる君と尾形とかがいて、春日がリラックスしていて。尾形くんもあばれる君もそれでリラックスしてるのを見るのが好きなのよ。高岸とかもいて。

(春日俊彰)はいはい。ああ、最高だね!

(若林正恭)そういう番組、始まらないかな?(笑)。

(春日俊彰)ああ、いいね。リラックス番組ね(笑)。

(若林正恭)なんか好きなんだよなー。あのみんなの姿を見てるのが(笑)。

(春日俊彰)ああ、それはやれたら最高よ。

<書き起こしおわり>

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