中川家・剛『キングオブコント』サルゴリラ・マジシャンネタを10回見返した話

中川家・剛『キングオブコント』サルゴリラ・マジシャンネタを10回見返した話 ザ・ラジオショー

中川家の剛さんが2023年10月27日放送のニッポン放送『ザ・ラジオショー』の中で『キングオブコント』のサルゴリラの1本目のマジシャンネタについてトーク。録画したものを10回ぐらい見返していると話していました。

(中川剛)21日はキングオブコントで。

(中川礼二)ああ、あったね。

(中川剛)僕はもう、サルゴリラのネタ。録画してたんでね、もう10回ぐらい見てるんですよ。あの1本目のネタ。たぶん見た方はご存知だと思うんですけども。マジシャンのネタね。

(中川礼二)やっていたね(笑)。

(中川剛)本当に面白かったですね。あんまり僕、笑わないんですけど。お笑いも家ではそんな見ないんですけど。ちょっとね、あのサルゴリラはにはやられましたね。

(中川礼二)特に1本目やね。

(中川剛)1本目(笑)。あれは本当に腹立つマジシャンで。やっぱりその人の人間味が必要やね。

(中川礼二)ああ、やっぱりね。

(中川剛)難しいね。ああいうの、人間味を出すって。しかもその自然と出さなあかんっていうね。作ったら、やっぱりばれるんですよね。

(中川礼二)だからこんだけ……結構今回は全員が面白かったから。その中で目立とう思ったら、やっぱり人間味になるのかな?

(中川剛)人間味やろうな。最終的にはやっぱりその人の……。

(中川礼二)や団も好きやったけどね。あの演出家の灰皿投げるっていう。

(中川剛)いいですね。あれも。あとはジグザグジギーもよかったですね。

(中川礼二)ああ、よかったですね。あの市長ね。元芸人の。

「サルゴリラがダントツ」(剛)

(中川剛)元芸人の市長っていうね。いや、でもサルゴリラがダントツで僕は……もう涙を流しながら、10回ぐらい見ましたね。マジシャンのを。ああいう人が本当におるんですよ。大阪に昔、おったんですよ。あの口だけの、偉そうな……。

(中川礼二)フハハハハハハハハッ! おった、おった(笑)。

(中川剛)もう大したマジックもできん……そのくせ、なんやグダグダグダグダ、ウンチクばっかり垂れるね。今もやってはるんかどうか、ちょっと名前は出せないんですけども。

(中川礼二)出せないですね(笑)。

(中川剛)ああいう人、おったんですよね。

(中川礼二)帰りの駐車券の心配ばっかりする人やろ?(笑)。

(中川剛)そうなんですよ。「駐車券は? 駐車券は?」って。「そんなことより、はよせえ!」言われて、怒られていたマジシャン。その人とかぶったんすよ。サルゴリラのネタは。

(中川礼二)ああ、余計に面白なるわな(笑)。

(中川剛)ああいう切ないのがやっぱり面白いですね。どこか、ちょっと切ないのがいいですね。コントってね。

(中川礼二)ああ、面白いね。そっちの方がね。情けないのが。

(中川剛)情けないの。そうそう。情けないおっさんが面白いっすね(笑)。なんでしょうね? 本当に。

(中川礼二)いや、ほんまやな。そう考えたら2位のカゲヤマも一発目のネタがちょっとすごいインパクトあったな。あれ、トップで。

(中川剛)腹立つね。あいつも(笑)。やっぱり腹立って切ないのがいいですね(笑)。

(中川礼二)土下座って面白いんやね(笑)。

(中川剛)「土の下に座る」やからね。すごい言葉ですからね。土下座って(笑)。

(中川礼二)あんだけ裸で引くんかなって思ったらドンッて笑いが来たしな。あれも。

(中川剛)面白いですねー。まあ、裸でも受ける人と受けない人、いますからね。あれ、不思議とね。

(中川礼二)ああ、あるみたいね。なんか脱いで面白い人と、引いてしまうみたいなね。

(中川剛)あるみたいですけどね。いや、とにかくね、サルゴリラもよかったですね。もう44ですって。増えますよ、ここから。辞めない人が。

(中川礼二)だって40代でしょう?

(中川剛)44でですよ? もう辞めてるで? 43まで何もなかったら。

また芸人が辞めなくなっていく

(中川礼二)30年前やったら、賞を取るいうたらだいたい20代後半とかやもんね。

(中川剛)そうですね。で、30で「まだここ、おるのか?」って言われていた時代ですよね。

(中川礼二)今なんか、もう全然違うもん。

(中川剛)30までには売れないと、みんな「辞める」言うて辞めていきましたもんね。

(中川礼二)辞めていった人もたくさんいますから。

(中川剛)もうザコシとサルゴリラが悪いですね。ザコシのせいですね。あと、あれですわ。錦鯉と。50で優勝ですから。辞めへんって。みんな。

(中川礼二)いや、ほんまやわ(笑)。

(中川剛)面白かったなー。久々に腹抱えて、涙流しながら笑いましたけども。

<書き起こしおわり>

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