オードリー若林 水曜日のカンパネラ・詩羽のフレッシュな人見知りトークを語る

オードリー若林 水曜日のカンパネラ・詩羽のフレッシュな人見知りトークを語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2023年9月9日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で『午前0時の森』で共演した水曜日のカンパネラ・詩羽さんについてトーク。詩羽さんが披露していたフレッシュな人見知りエピソードについて話していました。

(若林正恭)それで言うとさ、今、『午前0時の森』がさ、「こっち側の集い」っていうのをやっているんだけども。人見知りというか、なんていうのかな? 今の言い方で言うと「陰キャ」っていうの? まあ人見知りって、なんかやっぱり若い人のものだよな。ユースカルチャーっていうか。なんか、年齢ざっくばらんにゲストで来ていただくんだけど。結構年重ねた人が、「いや、私なんて……」「僕なんて……」って言うと、トークって「いや、そんなことないっすよ!」ってなるのね。でも若い人がしゃべると「頑張れ!」って思うの。

人見知りはユースカルチャー

(若林正恭)なんか、もう結論になっちゃってるんだよね。俺と同い年ぐらいの人が「私なんて」「僕なんて」ってなっていると。だからユースカルチャーなんだなって。それで、水曜日のカンパネラの詩羽さんっていうボーカルのね、女の子が20歳……ハタチぐらいだと思うんだけど。もう高校の時にTikTokがあったとかいう世代なんだよ。

(春日俊彰)おおー、なるへそ。

(若林正恭)そんなの、想像がつかないじゃん。で、TikTokって学生たちがなんか、踊ったりしてるじゃない? それは学校の中とかで撮ってるんだって。それで、だからその1軍が必ず撮ってるんだって。で、「3.5軍ぐらいだ」って言っていたのかな? なんか、後ろ見切れたりするとなんか「もう1回じゃん……」みたいになるんだって。「だからあのフレームの外には、廊下を歩くの待っている人たちがいるんですよ」って言ってたの。で、こういうこういうフレッシュな響き方、俺も出たての頃はしていたんだろうなって思って。めっちゃ聞いてて、「ああ、そうなんだ!」って思って。フレッシュじゃん? なんか、その新世代の人見知りっていうか。ねえ。

(春日俊彰)うん。あんまり聞いたことがない話だし。

(若林正恭)で、俺は同世代にはシンパシーがあるんだけど。「いやー、私なんて」って言ってると「いや、そんなことないっすよ!」って(笑)。「その端で待っていた」っていう話には「頑張れ!」とか思うけど。そういうの、あるよな。そういうので、俺たちも怒れなくなってきているんだろうな。

(春日俊彰)まあ、そうじゃない? やっぱり年齢ってのはありますよ。

(若林正恭)そりゃそうだよ。俺たちが30歳で「上の世代の芸能人の人がこうだった」って言うのはいいけど。それをもう、下の世代に言うことになったら、目も当てられないもんな?(笑)。

(春日俊彰)そうだね。もう本当に、それは「苦言」だからね。呈しちゃっているわけだから。いじりとかじゃなくて(笑)。

(若林正恭)で、下には思わないもんだね。「なんだ、こいつ?」とか。あんまり。

(春日俊彰)まあ、そうね(笑)。「もう違うんだな」って。

(若林正恭)あんまり思わなくない?

(春日俊彰)思わないね。「ああ、そうなんだ」っていうか。

(若林正恭)「今、そうなんだ」みたいな。

(春日俊彰)文化が違うっていうかさ。

(若林正恭)ああ、でもそうだな。いるっちゃいるな。パッと思いついたけど。本当、3人ぐらいだけど。「なんだよ、こいつよ……なんとかして失脚しねえかな?」って思ってる(笑)。

(春日俊彰)誰だよ、それ?(笑)。

(若林正恭)そりゃ、いるだろうよ。2、3人は。誰だって。働いてる人だって、若い人に。「こいつだけは腹立つな」っていう人、それはいるでしょうよ?

(春日俊彰)「そういうもんか」みたいなところでなんか、収めちゃうというか。まとめちゃうというか。

(若林正恭)で、その詩羽さんっていう人が言っていた話が面白かったなー。高校の時、自分も色を入れて奇抜な髪型してたんだって。で、学校って1軍の金髪とかがいるでしょう? その人たちが「お前、来い!」って言われて、先生に怒られるっていう。で、その時に詩羽さんも呼ばれんだけど、「ええと、ヤンキー、ヤンキーで……君は、アートだな?」ってなると、なんか先生も怒れないっていうか。で、自分もその反抗でやっているわけじゃないから。それはなんとなく先生にも伝わるから。「お、お前は難し……アートだな?」ってなるっていう。そういうところを狙っていく。で、目立たないようにしているとかっていう話がフレッシュだったわ。

(春日俊彰)聞いたことがない話だね。それはね。

(若林正恭)聞いたことがない。だから、髙橋海人くんも来てくれた時には「ああ、そういう風に思ってるんだ!」っていうことがね。だからフレッシュ。やっぱり20代じゃない? これ、だからユースカルチャーなんだなっていうのは思ったね。

(春日俊彰)そうだね。人間の種類がね、違うよね(笑)。

(若林正恭)でもなんか、嫌だったんだよな。学生の時、結構おじさんのラジオとかも聞いてたんだけど。「あれ、うまいよな」ってダラダラしゃべってたりするのもなんか……俺はあんまり好きじゃなかったんだよな。でもなんかさ、矢継ぎ早にお笑いが入っていてほしくもないだろう?

(春日俊彰)うん。ほしくもないよ。疲れちゃうよ、そんなの。聞いてるのも、やるのも(笑)。いや、難しいよね。だからね。

(若林正恭)難しいよな。

(春日俊彰)ちょうどいいところでやりたいけどな(笑)。

(若林正恭)まあ、そうだよな。

『午前0時の森』「おかえり、こっち側の集い」

<書き起こしおわり>

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