安住紳一郎 大丸東京店のエレベーターで中国語のリスニングに成功した話

安住紳一郎 大丸東京店のエレベーターで中国語のリスニングに成功した話 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2023年7月30日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で訪日外国人の増加についてトーク。大丸百貨店の東京店のエレベーターで中国人家族と同乗した際、中国語のリスニングに成功したことを話していました。

(安住紳一郎)それから、東京都内も外国からのお客さんが増えてますね。

(中澤有美子)増えてますね。

(安住紳一郎)実感しますね。

(中澤有美子)こんなに暑いところに来てもらって。「大変だな」なんて思って見てますけれども。

(安住紳一郎)今週私、山梨県の甲府に仕事で行ったんですけど。新宿から特急電車かいじで行ったんですけど。富士山観光の外国人観光客の方が大月で降りるのかな? 富士急行に乗り継ぐみたいですけど。大月がもう、なんか外国の街の駅みたいになってましたね。

(中澤有美子)そうですか。

(安住紳一郎)ものすごいたくさんの外国人旅行客の方がラッシュのように降りてましたね。「ああ、やっぱりテレビのワイドショーとかで見るけど、本当なんだな」なんて思いましたけど。コロナ前の2019年の水準にほぼ戻りつつあるということのようですけれども。訪日外国人観光客ですね。6月の月間で207万人って書いてありましたかね。207万人。上半期で1000万人を超えそうだということのようですけれども。

なかなか、ねえ。逆に日本から海外に出る人は6月1ヶ月で70万人って言いましたかね。だからもう3分の1くらいですもんね。最近は日本も観光立国的な側面がありますもんね。たくさんの観光客をお迎えして、その産業で少し国を潤そうということに舵を切りましたけれども。なかなかでもね、急にと言われましてもオーバーツーリズムなど、様々な社会問題にもなりつつあるところがありますが。

東京もね、山手線とかもうなんか、人が乗りきれないとかね。あと東京のホテルは軒並み値段が……これ、ちょっと誤解を恐れず言うと、私の知る限りだと2倍くらいになってますよね。やっぱりね。東京都内は。これまで1万円で泊まれたホテルは、2万円。で、高級なね、3万円とか4万円するホテルは6万円、8万円っていう感じですね。やっぱり需要があると、そうなりますよね。

(中澤有美子)そうなんですね。

(安住紳一郎)これまで日本人がね、使っていた値段じゃ今は泊まることができないということで。何か少しね、感じることもありますが。東京駅でこの間、百貨店。あそこ、デパートがありますでしょう? 大丸百貨店、大丸デパート。私、たまにあそこ、新幹線に乗る前とか、店内をぶらぶらしたりするんですけど。

(中澤有美子)八重洲口。

(安住紳一郎)八重洲口。で、8階かな? 9階かな? 紳士服売り場が2フロア、入ってるんですけども。で、9階の紳士服売り場からエレベーターを使って降りようとしたら、中に中国人観光客が2家族ぐらい。合わせるとたぶん12人ぐらい乗ってたと思うんですけども。たぶん2家族、乗っていたと思うんですけども。「うわっ、全員、中国人だ」と思って、少したじろぎながらも乗る。すると、エレベーターが下がるんですよね。すると、母親に抱っこされた2歳くらいの男の子がすごい元気よく「チー、リュー、ウー、スー、サンー、アー、イー」って言っていて。わかります?(笑)。

(中澤有美子)はい(笑)。

(安住紳一郎)エレベーターの階が下がるごとにつれて、電光掲示板の光るのに合わせて、その階数をずっと言ってるんですよね。日本人もたまにそういう子供、いますよね? 気持ち、わかりますよね。恥ずかしながら私、初めて中国語のリスニング、成功しました。初めて聞き取れた!

(中澤有美子)何言ってるか、わかった!

始めての中国語リスニング成功

(安住紳一郎)何を言っているのか、わかった。すると急になんか親近感、わくね。やっぱり言葉、通じるって大事だなと思いました(笑)。ねえ。「へー!」と思った。かわいいよね。

(中澤有美子)かわいいですね!

(安住紳一郎)「サンー」って言っていたね。

(中澤有美子)そうですね。同じ(笑)。

(安住紳一郎)「アー、イー」って言っていたね。私は「イー」で降りましたけれども。「へー」と思いましたね(笑)。やっぱり、言葉が理解できると全然感情が変わってくるな、なんて。そんな風にも思いましたけどね。中国語とかね、なかなか、一言も理解できないもんね。英語とかだったら少しはね、この人が何を言ってるんだっていうことがわかってたりして。少しね、トラブルに遭遇してる時に助けてあげられるのか、あげられないのかとか、そういうのはわかったりしますけど。ちょっとね、中国は全くわかんないもんね。うん。数字だけはわかった。「やった!」と思ったね。

(中澤有美子)麻雀が役に立ちましたかね(笑)。

(安住紳一郎)ねえ。役に立ちましたね。最初、「何を言ってんだろう?」と思ったんですけどね。「チー」って言った時はよくわかんなかったんだけど(笑)。

(中澤有美子)かわいいなー(笑)。

(安住紳一郎)ほぼ一緒ですよね。「スー、サンー」ってなったあたり。もう最後、一緒に言いたくなっちゃったね(笑)。

(中澤有美子)そうですね。本当に(笑)。

(安住紳一郎)「アー、イー」ってね。

(中澤有美子)もう自分を抑えるのが大変(笑)。

(安住紳一郎)ねえ。「言いたい! 俺も言いたい!」ってなっちゃってね。うん。「おじさんも言いたい!」ってなっちゃったから。

(中澤有美子)言ってもよかったかも?(笑)。

(安住紳一郎)いや、ちょっとね、間に合わなかったのよ。最初、「あっ、えっ? おおっ! あっ!」って思った時にはもう「アー、イー」だったから。

(中澤有美子)じゃあ、次のチャンスを(笑)。

(安住紳一郎)「ああっ!」って思った。一緒についていこうかと思っちゃったよね。なんかね。面白かった。お母さんはお母さんでなんか「やめなさい」的なことを言ってるんだよね。そうそう。忘れられないわ。

(中澤有美子)楽しい(笑)。

(安住紳一郎)大丸のエレベーター、俺、ずっと乗ってるかもしれない。

(中澤有美子)また会いたい?(笑)。

また、あの家族に会いたい

(安住紳一郎)また会いたい。「チー、リュー」ぐらい気づいたんだよ。「おっ、もしや、もしや?」って。「アー、イー」って(笑)。

(中澤有美子)フィニッシュ(笑)。

(安住紳一郎)フィニッシュして。「アー……サイチェン!」って思ったね。

(中澤有美子)そうですね(笑)。

(安住紳一郎)数字ね。そうですよね。「イー、アル、サン、スー、ウー、リュー、チー、パー、クー(キュー)」って。ねえ。そうですもんね。「へー」と思いました。

<書き起こしおわり>

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