東野幸治 板尾創路&ほんこん 9年ぶりの舞台共演を語る

東野幸治 板尾創路&ほんこん 9年ぶりの舞台共演を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2023年7月21日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で板尾創路さんとほんこんさんの130Rが9年ぶりに舞台共演したことについて、話していました。

(東野幸治)コージに教えて。東野幸治が今、気になってることを本家の皆さんに教えてもらうコーナーでございます。行きましょう。こちらのメール。兵庫県の方。「ダディ、あつむさん、いつも楽しく拝聴しております。ほんこんさん、板尾さんが共演されたラジオ、聞きました」。ラジオ大阪でなんか特番やったって、それはほんこんさんからも聞いておりました。

「冒頭、なぜか板尾さんがずっと敬語で話されていて、ほんこんさんとの距離を感じました。しかしなるみさんや山田花子さん、しましまんず、リットン藤原さんなど130Rに縁のあるゲストが次々に登場し、昔話に花を咲かせて楽しい番組でした。最後には板尾さんも『また機会があればやりたい』とおっしゃっていたんで、ほんこんさんも嬉しかったんではないかと思います。ダディはなにか、ほんこんさんとお話されましたか?」。

しました。「ラジオ、どうやったんですか?」って言ったら「板尾、やっぱりあいつ、天然やな」って。なんか、頭の方とかコマーシャルとかの録音するんですけど、カフを上げずにしゃべってたりとか(笑)。「いや、それ久しぶりだかわからんかったんちゃいますの?」みたいな言いながら、やってはりまして。なんか嬉しそうにやってはんなとは思ったんです。

NGKで共演

(東野幸治)だからNGKのイベントも出たの、知ってます? 今年、急に……明日も会うやろし。130Rさん、なんか稼働が多いですよね。こちらのメール。「ダディにお伝えしたいことがあって初めてメールします。7月19日、NGKで開催された月刊コント14周年グランド号で9年ぶりに130Rのお二人が舞台で共演されていました」。9年ぶりですよ? どんだけほんこんさん、待ってたか」。

「病人役のほんこんさんが持っていた点滴のスタンドを38マイク代わりにして話す130R。板尾さんにいじられてうれしそうなほんこんさん。『お前ってまぶた、下から閉じるんやな』と付き合いが長いのに初めて発見したという板尾さんの言葉に喜ぶほんこんさん。もう体の内側から『板尾さんと舞台共演が嬉しい、楽しい、大好き!』状態でめちゃくちゃかわいく見えてしまいました。でも流れで『このまま130Rの本ネタ、やる?』とほんこんさんが板尾さんに聞いたら『やらん』とバッサリ断られていて、そこはちょっぴり悲しそうでした」(笑)。いやいや、いやいや(笑)。何のための舞台やったん?(笑)。

いや、嬉しいと思いますよ、ほんこんさんは。板尾さん大好きですしっていうところやから。いや、なんか今年、だから130Rさんが4回、5回ぐらい一緒に2人で出てるっていうことは、ほんこんさん自身ももしかしたらと思ったんですけど、板尾さんの中ではないそうなんで。夏が終わったら、2人はまた離れ離れという。もうコンビって、そういうもんでしょう? 俺らにはわかれへんもんなんでしょう? おそらく。だから板尾さんはちょっとね、ほんこんさんのことを少しでも考えてくれたらいいのになとは思うんですけど。

で、ほんこんさんもほんこんさんでね、なんか俺とかに板尾さんのことを言うんだから、昔からそうなんですけど。「すきっ歯やったけど歯を矯正した」とか、「胸毛を脱毛した」とか、「なんであいつ、髪の毛にメッシュ入れてんねん」とか。板尾さんには言えないんですよ。

(渡辺あつむ)不思議な関係ですね。

(東野幸治)不思議な関係。「言うとけ、板尾に」とか。口癖ですよ。「東野、お前板尾に言うとけ」「なんですか?」「なんで胸毛、脱毛したんや?」って(笑)。「いやいや、言うたらいいじゃないですか」とか言うんですけど、やっぱり言いづらいっていうところもありますけども。ちょっとまたね、レギュラー番組、ラジオとかあったらいいのになって。なんか、大工富明さんという大阪の作家さん。実家がアイスクリーム屋で。その方も来てたりして、みんな全員いい年齢になって……っていう。

心配なのは、なるみさん、山田花子さん。だからなるみも一緒に仕事していたんです。130Rさんと若手の頃。で、山田花子もなんかたぶん、ラジオ大阪で昔、『よしもとDAウー!』っていう30分の帯番組があって。それで一緒にやってたんかな? しましまんずも130Rさんのラジオになんか、レギュラーで出てたりとか。で、リットンさんも仲良かったんですけど。ここには「リットン藤原さんなど」ってあるから。水野さんは来えへんかったのかなって。なんかね、スケジュールの都合でNGやったらいいけど。わからへん。体調が悪いのか……いやいや、わかれへんけど。

なぜか不在のリットン調査団・水野

(東野幸治)行ったらボロカスに言われるから、もう嫌やったんかなとか。「水野、お前な!」とかなるのが嫌やったのかなとか(笑)。いや、もうそのへんのところはもう60過ぎてるから。「なんでこんな憎しみあったりとか、人のことを悪く言うんやろうな?」っていう人やからね(笑)。でも、言うてる間に僕らもすぐ、60になりますから。あつむくんは、いくつ?

(渡辺あつむ)53歳です。

(東野幸治)でしょう? もう、すぐよね。

(渡辺あつむ)でも60を超えてから罵り合うの、おもろいっすけどね(笑)。

(東野幸治)たぶん、あれじゃないですか? わからんけど。師匠方がたまに喧嘩してる。それを聞いてると「受けた、受けてへん」で喧嘩してるのよ。65とかで「お前より受けた」とか「いや、受けてないわ」で喧嘩すんねやって。そんなに受けるって大事なんやって(笑)。20代、30代は当たり前やけど。だんだんとその思いが減ってくるのかなと思ったら、やっぱり変わんないんですね。あと、あれ。「あそこもずっと同じネタ、してるやろ?」みたいな。同じネタしてる人に対する評価が激下がり(笑)。65の人が63の人の悪口。「同じネタばっかりしやがって。それはあれは受けるけど、もう1本ネタは弱い」とか(笑)。

(渡辺あつむ)あるある(笑)。

(東野幸治)そういうような……噺家さんもやっぱりあるんですか? 「あいつ、あのネタばっかりや」みたいな。

(渡辺あつむ)「ネタ、2本しかない」とかね(笑)。

(東野幸治)そうですよね。ありますから(笑)。

<書き起こしおわり>

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