中川家・剛 男闘呼組となんばグランド花月の喫煙所で出会った話

中川家・剛 男闘呼組となんばグランド花月の喫煙所で出会った話 ザ・ラジオショー

中川家の剛さんが2023年7月14日放送のニッポン放送『中川家 ザ・ラジオショー』の中でなんばグランド花月の喫煙所で男闘呼組と遭遇した際の模様を話していました。

(中川剛)で、やっと落ち着いてNGKですわ。

(中川礼二)出番でね。

(中川剛)ほんで、いつやったかな? NGKで、なんか男闘呼組が来てましてね。「うわっ、男闘呼組や!」って思って。1人おらんけど。よう知ってるから、わかるんですけど。「ああ、1人来てないな」と思って。まあ、それはいいんですけど。喫煙所にみんなおるんすよ。男闘呼組がNGKの喫煙所に。「あれ?」って思って。で、男闘呼組は今、ツアーを回ってるんですね。

(中川礼二)全国ね、回ってはりますわ。

(中川剛)もう会っていきなり、オカケンさんね。岡本健一さん、知ってます?

(中川礼二)知ってますよ、もちろん。

(中川剛)キムタクに似てる……キムタクが似せたというか。

(中川礼二)ああ、そうなんか。

(中川剛)「あーっ?」みたいな。こっちはド緊張やからね。もう18ぐらいの時に見てた人やから。「あーっ? 今日、笑わせてくれるんだー?」って。「おおっ! 来たな、おおっ!」って(笑)。で、やすよ・ともこのお姉ちゃんの旦那さんが前田耕陽さんなんです。で、前田耕陽さんはすごく空気を読むから。「いや、まあまあまあ……」ってそこに入ってきて。

(中川礼二)察知して(笑)。

(中川剛)察知して(笑)。「いや、大丈夫です、大丈夫です」「へー、そういうタバコ、吸ってんだー?」「ああ、そうなんです」って。この温度差(笑)。もう1本吸って「おっ、2本連続だなー?」「ああ、ありがとうございます」って。

(中川礼二)「ありがとうございます」やあらへんやろ(笑)。

(中川剛)強烈やから。

(中川礼二)でも、面白いんでしょう?

(中川剛)面白い。僕はそういうのが大好きなんで。気を遣われんのが嫌なんで。

(中川礼二)ああ、そうか、そうか。

(中川剛)「ああ、どうも。はじめまして」みたいなのが嫌なんで。

(中川礼二)もう1人の方、名前ど忘れしましたけども。誰でしたっけ? もう1人、いてましたけども。

(中川剛)高橋さん。

(中川礼二)高橋さんもまた、腰の低い……。

(中川剛)腰の低い。いかつい顔でね。「顔、怖っ!」って思いながらも。ほんならなんか以前、僕らの幼少期の頃のドラマをNHKでやった時のお父さん役。「あの役をやったんですよ」って言われて。あんまり覚えてへんかったけど「ああ、はいはい。たしかに。ありがとうございます。その節は」いうて。ほんだらまたオカケンさんが「へー、そんなことやってたんだ。覚えてんの?」っていうから。俺、覚えてないから。「いや、覚えてます、覚えてます」「ええー、本当にー?」って(笑)。「どこでも入ってきはるな」思って(笑)。

(中川礼二)ああ、おかしいな(笑)。

どこでも入ってくる岡本健一

(中川剛)で、小杉が入っていて。ほんでビスケットブラザーズを男闘呼組に紹介して。「これ、ビスケットブラザーズです。キングオブコントで優勝したコンビなんですけども」って。そしたらまたオカケンさんが「へー。笑わしてくれるんだろうね、今日は?」「えっ、ああ、は、はい……」って。いいですね。ああいうの、新鮮ですね。

(中川礼二)でも、オカケンさんは自然体でしょう?

(中川剛)自然体。なんか、いいですよね。もうアイドルもう一仕事終えてね、落ち着いた感じのね。

(中川礼二)いろいろミュージカルとかも、やってはるんでしょう? なんかそれで賞を取ったりとか。

(中川剛)もういろいろやって。すごい人なんすけどね。

(中川礼二)全国回って。なんか8月は最後、武道館で。

(中川剛)「俺と会ったこと、なかったっけ?」って言われて。「いえ、ないですね」「そっかそっか」って。いいですねー(笑)。もう大好きですね、僕、ああいう感じの。なんか、かしこまってなくて。アイドルやからね。

(中川礼二)まあね。言うったってジャニーズのね、ちょっと路線はちゃうかったけど。バンドやってたから。

(中川剛)やっぱりね、顔がすごいんですよ。ジャニーズやからみんな、この、顔の特徴というんですか? 眼光の鋭さとかが、また芸人にはないオーラを。

(中川礼二)顔ちっちゃいよな。やっぱり。いや、そらモテるわっていう感じ、するもんな。

(中川剛)「最後、武道館でやるんだけどさー」「ああ、そんなんすか」「来なよ」って言われて。「あっ、は、はい、はい……」「本当に?」「ああ、はい。ちょっとスケジュールを確認して……」「いつ?」「いや、いつというか……ちょっとまだわからないんですけど」「今、調べてよ」「えっ、今ですか!?」って。

(中川礼二)口約束ではもう、納得せえへんっていうね(笑)。ほんでわざわざ「生で見に行きたい」って言うてくれたんやもんね。我々を。

(中川剛)「見に来たい」って言いつつ、「笑わせてくれんの?」って、そんな……普通はこんなん、ブチギレやで? 初対面でこんな会話したら。ただもう俺はおかしくて、おかしくて。ほんで「何笑ってんの?」って言われて。「ああ、すいません。なんか、この、なんか……はい。憧れてた人が目の前にいて、こんな会話できるなんて」って言いながら。

(中川礼二)すごいよね。そんなん。だって「YouTubeでなんか、見ないよ。やっぱり生で見ないと失礼だよ」って言ってて。

(中川剛)そういう風に言う人やねん。その人が「今日、笑わせてくれんの?」ってそんなの……「あれ? 聞いてたんと違うな」と思って。でもなんか後で聞くと、わかっててそうやっているらしいですよ。やっぱり自分のキャラを潰さないんですって。だからあれは、男闘呼組としての自分を演じてるわけなんですよ。僕はもうそれが一瞬でわかったんで。たぶんわからん師匠とかやったら、ブチギレられていたと……(笑)。

ほいでな、そのオカケンさんよ。その喫煙室に出番表が貼ってあるのよ。ほんで指さして。「へー、こんなメンバー……ああ、まだ出てるんだ、この人」って。「シーッ!」いうて(笑)。「いや、それはもう、出てますよ……」って。怖っ!

(中川礼二)めっちゃくちゃ面白いな(笑)。おったらよかったわ。俺も。

(中川剛)で、後から来たでしょう? 小杉に紹介されて、もう人見知り全開で。

(中川礼二)行きましたよ。

(中川剛)あれ、中に入ってこなあかんやん?

(中川礼二)いや、ものすごい……もう剛さん1人で座って、男闘呼組に囲まれてたやん?(笑)。

(中川剛)俺は逃げへんよ? 俺は何か、吸収したいから。

(中川礼二)逃げようがないやん?

男闘呼組に囲まれて逃げようがない

(中川剛)逃げようない。小杉が入口をふさいでいるしやな。ビスケットブラザーズ、でっかいのが2人おるしやな。で、男闘呼組おるしやな。普通喫煙所、2人か3人やねん。あそこ。それがもう7人ぐらいおったから。あの狭いところに。男闘呼組を中心として。知らん人が見たらびっくりするで。あんなところに男闘呼組がおったら。

(中川礼二)あれ、舞台出ていって、わかった? メンバーいてるの。

(中川剛)わかった、わかった。ずっとこっちを睨みつけて。ほんまに楽しんでるのか?って思って。

(中川礼二)関係者の人って、だいたい俺の想像やねんけど。いつも見たことないから、わからんけど。ちょっと後ろの方とかっていう感覚があるやん? 前の4列目ぐらいで男闘呼組がグワーッて腕を組んで……(笑)。

(中川剛)やっぱり目立つよね?

(中川礼二)目立つ。

(中川剛)なんかそこだけギラギラッとしてるよね。

(中川礼二)決して服装が派手とか、そういうわけじゃないけど。

(中川剛)顔やねん。

(中川礼二)顔やね。浮き出ていたもんな。

(中川剛)うん。なんかもう、犯罪者に通ずる顔や。なんかやってきたんちゃうん? みたいな。

(中川礼二)一仕事(笑)。

(中川剛)なんちゅうんやろうな? あの独特なオーラね。

(中川礼二)やっぱりすごいな。圧倒されるわな。芸人もファン、多いもんね。やっぱりみんなライブ行ったりとか。

(中川剛)男闘呼組のファン、多いですから。我々も高校時代ですから。

(中川礼二)ねえ。小杉かてライブ、行ったんでしょう? ほんで打ち上げまで呼んでもらったいうて。ほんで「今度、こんなバラエティがあるんだけど、どうやって出ればいいか?」って相談をして……(笑)。

(中川剛)そう。真剣。真面目なんですよ。そういう意味でもやっぱり、お笑いを見てちょっと勉強しようという感じで。今日は男闘呼組は京都かどっかでやってるじゃないですか? 全国を回ってて。で、男闘呼組は四国に入れなかったんですって。今はもう大丈夫ですけども。四国で若い時代、めちゃくちゃしたんで。

(中川礼二)ああ、大昔に?

(中川剛)「四国に入れない」って、そんなんおる? 「四国の◯◯ホテルは出禁」とか、そういうのはあるけども。「四国出禁」って聞いたことある?

(中川礼二)フハハハハハハハハッ!

男闘呼組、四国出禁

(中川剛)相当むちゃくちゃしたんやなっていう。まあ、古き良き昔のアイドルの方ですよね。やっぱり、そういうのも乗り越えた顔してはったわ。

(中川礼二)ああ、そうか。もう絶対、俺らなんかよりもっともっといろいろあったよね。

(中川剛)いろいろあったと思いますよ。僕の1個上ですから、54とか。それにしては若いですよ、やっぱり。

(中川礼二)やっぱり、違うわな。ほんまに。

(中川剛)いかつい靴、履いてましたもん。いや、ああいう人らを見るのも楽しいですよね。ああいう世界ね。まあ、アイドルというか、ミュージシャンっぽかったんですけどね。

(中川礼二)まあ、そんなアイドルやっていう感じで売り出してなかったもんね。バンドマンっていう感じなんかな?

(中川剛)ただもう喫煙所を出ていくタイミングがわからんくて、ずっとしゃべってましたね。貴重な体験をさせていただきました。

(中川礼二)だから、武道館のライブ、ねえ。

(中川剛)そうですよ。だから何もなければ、行きますよ。僕も。

(中川礼二)ねえ。何か差し入れを持って。

(中川剛)差し入れ。何を食べるんですかね? あの4人はね。何も食べなさそうな気がするな。ああいう人らって私生活が見えへんよね。その、お父さんなんやけど、お父さんじゃないんちゃうかとか。まあ、いろいろ考えて……。

(中川礼二)家庭を持ってね、お子さんもおったりとかするわけやもんね。

(中川剛)そうなんすよ。あれ、やっぱりキリッとしてるね。で、なんか肌の色が違うね。ギラッとしてるね。なんてたとえたらいいですかね、あれは。芸人ではないよね。あれは。

(中川礼二)すごいよ、やっぱり。で、また再結成して、全国を回るねんから。なかなかの……さっきのさんまさんやないけど、なかなかの体力やで?

(中川剛)だからもう、文句言ってられないですよ。男闘呼組も4人で歌うんですよ。ちゃんと。4人全員、楽器をやるでしょう? 3時間半やるんですって。立ったまま。すごいよ。俺ら、しんどいって言ってられへんで。怒られんで。あの人ら、もう3時間、歌い続けんねんから。尊敬するわ。

(中川礼二)ねえ。それでお客さん喜んでくれてね。

(中川剛)だから、なんか緊張の1週間でしたね。さんまさんで緊張して、男闘呼組で緊張して。いろんな人に会えて。

<書き起こしおわり>

サンドウィッチマン伊達 男闘呼組『秋』を語る
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マキタスポーツ 男闘呼組を語る
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