マヂカルラブリーの村上さんが2023年6月29日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』の中でオードリーのお二人が『ヒルナンデス!』を卒業したことについてトーク。卒業回の模様などを振り返りながら「つらすぎる」と話していました。
(村上)ちょっと……いいですか? もう、つらくて。オードリーさんが『ヒルナンデス!』を卒業しちゃったのがつらすぎて。もう……なんかみんなすごい、あれは気丈に振舞っているんですか? なんか、明るかったじゃないですか。結構、笑いで……みたいな感じで。あれ、僕1人でなんかすごい泣いたりしていたんですけどね。なんかその日、「オードリーさんの最後だ!」みたいな感じで朝起きてさ。なんかずっと、それを思いながら日テレに行ってさ。1個前に私、ロケがあったんですよ。『それゆけ!大宮セブン』の。
で、それが終わって。ちょっといつもより遅めに日テレに入ったのよ。そしたらエレベーターでさ、若林さんと一緒になっちゃって。でもちょっと、他に乗ってる人もいるから、あんまり言えなくてさ。「最後ですね」とか、そういう話が。で、無言でずっとこのエレベーターのモニターを見ててさ。で、11階で降りるじゃない? 11階に着く寸前ぐらいのところで、みんながいなくなって。2人きりになったから「最後ですね。やっぱり寂しいとか、ありますか?」って聞いたら「いやー、やっぱりね、10年以上やってるから寂しいね」みたいなことを言ってくれて。
で、ドアが開いて出る時に「なんか今、すごい楽しいから。やめるなんて言わなきゃよかったかな」とか言ってくれるのよ。もう、それで若干、若林さんの後ろを歩きながら、泣いたりしているのよ。じわっとね。で、「オードリーさん」って言ってるけど、若林さんがなんか僕側にずっと座っていたじゃない? 放送でも、そうだし。なんか前室で、席が決まっているじゃないですか。みんなで、どこの位置に座るかって。
で、野田さん、僕。で、角になっていて角を曲がったところに井桁ちゃん。で、その横に若林さんみたいな。その横に川田さんみたいな。だから僕、いげちゃん、若林さんの方ですごい、前室はずっとしゃべってたじゃない? なんか。だからそこの時間もすごい好きだったから、あれがなくなるのも悲しくて。そこで3人でなんか写真とか撮ったりしてたんだよ。「もうこの時間もなくなるね」っつって。
で、なんか感極まってさ、わかんないけど。若林さんが普段、そういう感じの方かわかんないけど。「LINEとか、みんなで交換しよう」ってなって。いげちゃんが言ってくれて。で、3人でLINEを交換してさ。もう若林さんとかもLINEの登録の仕方とかもあんまりわかってないのよ。「どうやってこれ、友達登録とかするの?」とかって。でも何とかみんなでLINEを交換してさ。
で、なんか「また集まりましょうね!」みたいに言ってたの。それが先週とかで。で、いざ卒業ってなって。本当にみんなで写真とか……スタッフさんとかも歴代のスタッフさんとかもめっちゃ来てくれていてさ。すごいやっぱり愛されていて。もうスタッフさんとか、めっちゃ泣いてる人とかいたじゃん? で、お客さんも泣いていたし。で、みんなで手でアーチを作ってさ。「お疲れ様でした!」っつって帰って。そしたらもう、その日から何日か経ってますよね? で、3人でLINE交換したのに、それがもう一切動かないんですよね(笑)。
(野田クリスタル)うーん……。
LINE交換したものの、一切動かない
(村上)なんか……いや、僕も悪いんですよ。僕もなんか、送ればいいんですけど。僕もその、気にしいだし。なんか若林さんからしたら「別に普通の番組を1個、抜けただけだし……」みたいな感じなのかもしれないし。僕だけなんか熱くなって。「若林さん! また絶対、何かやりましょう!」とか、「メシ、連れて行ってください!」とか言うのも、なんかちょっと熱量違ったらハズいなって思って送れないし。
(野田クリスタル)まあ、その時の南原さんの一言がもう全てを集約したかな。
(村上)なんですか?
(野田クリスタル)「短すぎる」って。そうなるには。
(村上)南原さん(笑)。
(野田クリスタル)逆に言うと、俺から言わせてもらうとね、「お前ごときが泣くな」って思っちゃうの。その、スタッフさんとか、本当に支えてきていて……長い歴史の中で「明るくしよう」って頑張ってるのよ。本当につらくて。それでも気丈に振舞っている。南原さんなんて10年以上付き合ってるところに、つい最近のポッと出で、いつやめるかわかんないお前が、なんか演出かけて泣くなって。何も知らないんだから。
(村上)なんでそんなこと言うんですか!
(野田クリスタル)お前が何を知っているんだ? 若林さんのことを。『ヒルナンデス!』のことを。
(村上)南原さんが「お前、シーズンレギュラーみたいなもんだろう?」って言ってましたよ(笑)。南原さん、やめて! そんなことを言うのは(笑)。
(野田クリスタル)それが全てです。
「お前、シーズンレギュラーみたいなもんだろう?」(南原)
(村上)僕も南原さんに言いましたよ。「時間じゃないです。濃さです。僕たちは若林さんといげちゃんと3人で、濃い時間を過ごしてきたんですよ。CM中とか、しゃべったり」って。
(野田クリスタル)っていうのを……まず普通はね、もっと濃い時間を過ごしてるんだろうなと思うのよ。スタッフさんとかの方が。それでさ、「俺ごときが泣いていいの?」って思わない? 普通は。
(村上)しょうがないじゃないですか。涙が出てくるもんなんだから。
(野田クリスタル)俺よりも深い……いろんなロケとか、たくさんつらいこともあったろうけども。若い頃も見てる人もいるだろうよ。それを乗り越えてきてね、積み上げてきた人たちがあの日、泣かなかった。そんな人もいるのよ。「この日だけは楽しく送り出そう」って。南原さんも気丈に振舞って。10年って、どんだけの思い出があるのか。その隣でつい最近、入ってきたわけわかんないコンビが泣いているってさ、意味がわからないじゃない?
(村上)やめて! 時間じゃないって言ってるんですよ。僕は。
(野田クリスタル)いや、内容にしてもさすがにまだ薄いって。
(村上)そんなことないです。僕と若林さんといげちゃんは本当に熱い絆で結ばれてたんですよ。
(野田クリスタル)メシ、行ったんですか?
(村上)行ってませんよ(笑)。
(野田クリスタル)ほら! もうね、本当に薄いんですよ。言ってることが。
(村上)でもね、そのいげちゃんが本当に何とかしようと思って今、動いてくれてるみたいですけど。
(野田クリスタル)LINEに関しては僕にも来てますからね。いげちゃんから。
(村上)はあ? どういうことですか?
(野田クリスタル)終わった後、ちゃんと。「みんなでご飯、行きたいんで」って。
(村上)ああ、それは動いてるみたいですよ。
(野田クリスタル)ちゃんと来てましたよ。動いてくれているみたいですよ。
(村上)でも、ちょっとやっぱり悲しかったなっていうことですよ。
(野田クリスタル)まあ、でも次は吉村さんが来るわけじゃん?
(村上)来る可能性があるってことですよね。
(野田クリスタル)俺から言わせてもらうと、悲しいけどさ。なんか、吉村さんがやりづらくなるじゃん? とか、俺は考えちゃうのよ。オードリーさんが……俺だってさ、ちょっとよぎったよ。「ああ、和牛の後か」とか思ったから。たぶんあの日、すごい悲しかったスタッフさんがたくさんいると思うのよ。和牛さんがいなくなってね。
(村上)その時もね、泣いている方がいたそうですね。
(野田クリスタル)それでも、その感じを見せなかったじゃん? 俺らが入った時に。和牛が抜けたことを何も……「ああ、和牛がな」とか。俺らが今、いるけれども。和牛がいたってことを1ミリも思わせないのよ。スタッフさんが。全然思わせないよ? 「和牛のやってたことをやってほしい」みたいな空気もない。
(村上)それはないですね。
(野田クリスタル)だからもう、僕は切り替えていかないと。次に入ってくる人がかわいそうだなって思っちゃいますね。
(村上)それはもちろん、次に入ってくる方。誰か、知らない人もいますけども。それはだから、入ってきたら切り替えますけど。
(野田クリスタル)そしてあと、もう1個思うのは、俺らが卒業する時、あんぐらいなるかな?って。
(村上)なるわけないじゃないですか。
(野田クリスタル)俺、盛大に祝う系の番組の時って、それがすごいよぎっちゃうのよ。そういう人間だから。
(村上)長ければ、やってくれるんじゃない?
(野田クリスタル)「俺の時、大丈夫かな?」って。
(村上)それは、時間じゃないですか?
この写真に
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<書き起こしおわり>