マヂカルラブリー『キングオブコント2022』決勝進出者を語る

ナイツと山崎ケイ『キングオブコント2022』決勝進出者の顔ぶれを語る マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0

マヂカルラブリーのお二人が2022年9月8日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』の中で『キングオブコント2022』決勝進出者の顔ぶれについて話していました。

(村上)そして『キングオブコント』。

(野田クリスタル)僕ら今年はちょっと出なかったんですけど。

(村上)今年はちょっと見送りましたが。ついに決勝進出者が発表されまして。一応、読み上げますね。コンビ名を。いぬ、かが屋、クロコップ、コットン、最高の人間、ニッポンの社長、ネルソンズ、ビスケットブラザーズ、や団、ロングコートダディという。10組ですね。

(野田クリスタル)結構初登場が多いっすね。いぬ、クロコップ……。

(村上)すごいね。最高の人間。すごくないっすか? 最高の人間。

(野田クリスタル)予選1位ウケだったらしいっすよ。

(村上)いや、僕も見ましたよ。お笑いルポライターtakahiroのあれを。最高の人間が1位っていう。

(野田クリスタル)まあ、内容を見てないからあれだけど。でもここ最近の『キングオブコント』の方向性は割と物語が勝つ方向だから。最高の人間って結構やっぱり吉住の演技力もあるし……。

(村上)なんか、お話にしてくるもんね。

(野田クリスタル)お話にしてきそうな気がすんだよね。そしたら、勝つよね。お話の方がやっぱり強く見えるというか、票を入れたくなるというか。

(村上)審査員さん、変わったから。

(野田クリスタル)アホらしいっていうのが一時期の主流だったけど。その中にお話があると、お話が映えるんですよね。

(村上)結構、バカ系が多そうですね。

(野田クリスタル)ニッポンの社長、ネルソンズ、ビスケットブラザーズ……バカだなー。バカ、多いな。

(村上)この中だとたしかに……あと、順番とかももう決まってるんでしたっけ? ああ、発表されてないけど、本人たちはわかってるみたいな感じだったかな? たぶんね。じゃあ、あなたが気になっているのは最高の人間ですか?

(野田クリスタル)いや、いぬ、頑張ってほしいですね。

(村上)いぬ? 吉本の15期生。ニューヨークとかと同期ですね。いぬはね。

(野田クリスタル)唯一、クリスタルジムで働いてるマッチョ芸人の中でお笑いを始めたやつっていう。

(村上)「始めた」っていうか、15期生ですから。もう12、3年やってますよ?

(野田クリスタル)ようやく現れた。お笑いやってる人(笑)。

(村上)ああ、そうですか? 一番、セクシャルな事件を起こすんじゃないかと言われてたいぬ太田が。

クリスタルジム芸人・いぬ太田

(野田クリスタル)すごいことですよ。これで優勝しようものなら……。

(村上)クリスタルジムのおかげじゃないかということになってくるんですか?

(野田クリスタル)クリスタルジム所属になるんじゃないですか? 吉本興業じゃなくて。紹介のされ方。

(村上)での、そのぐらいの感謝は持ってもいいかもしれないですね。急にですからね。

(野田クリスタル)あと今日の朝、ネルソンズの和田と一緒でしたけど。「どうなの?」って聞いたら「まあたぶん、優勝すると思うんですよね」って(笑)。

(村上)ああ、その状態? ありますね。たしかに。

(野田クリスタル)「さすがに優勝するとは思うんですけども」みたいな。

(村上)「優勝するとは思うんですけども。あとは、その仕方ですよね」って(笑)。あるよね。そのノリ。そのテンション、あるんだよなー。これはありますね。

(野田クリスタル)そう言っていたから。これは熱いのか?っていうね。

(村上)たしかに僕ら、2020年のM-1の時。僕もそういう感じのニュアンス、あった感じもするもんな。「まあ優勝は優勝だと思うんですけど……」みたいな感じで言ってたことある気しますからね。

(野田クリスタル)相当自信があるんでしょうね。

(村上)ああ、ネルソンズも怖いですか。いや、面白い。なんか準決でやったと言われるネタを私は見ましたけど。面白いですね。本当に仕上がってるなって感じ、しましたね。でも、コットンもすごいな。あいつら。すごくない? あいつ、西村。

(野田クリスタル)こじ開けたよね。こじ開けたっていうか……。

(村上)やっぱりあの人、すごかったんだよ。最初、「お笑いだけができません」って言ってたけど。1年目、2年目、3年目ぐらいの時に。やっぱりちゃんと勉強とかしてさ。お笑いを。それでここまで来るって、すごいよ。

(野田クリスタル)作って、作って。

(村上)きょんもすごいし。きょんもどんどん顔が面白くなってきたし(笑)。

(野田クリスタル)まあ、いろんな解釈があるだろうけど、俺はコットンとか自力って感じがするんだよね。自力でここまで来たなっていう。すごいっすよね。

(村上)面白そうですね。我々は家で見れるんですかね? どうなんでしょうかね?

(野田クリスタル)や団さんとかもね、気になりますよね。

(村上)ああ、や団さん。あなた、関係性的にはどうなんすか? あなた、ソニーの人と仲いいじゃないですか。

(野田クリスタル)そうですね。モダンタイムスと一緒のライブに出た時に……だから、どうなるんですかね? や団。

(村上)意外とちゃんとしてますよね。お話というか、ストーリーというか。なんか、めちゃくちゃバカなことやりそうだけど、しっかりストーリーとかあるもんね。や団さんののコントはね。

(野田クリスタル)空回ってほしいっすよね。や団さん(笑)。

(村上)なんでよ? 僕は優勝してほしいですよ。

(野田クリスタル)優勝もしてほしいし。どっちでもいい。優勝してもいいし、空回ってもいい。どっちも好き。や団のどっちの感じも。

(村上)本間キッドさんがすごい空回るんですか?

(野田クリスタル)空回っている感じも見たい(笑)。

(村上)まあ、ちょっと想像はつきますけどね(笑)。なんか変なことを言い出すとか、ありそうですよね。

(野田クリスタル)いや、楽しみだなー。

自分たちが出ないと変な感じがする

(村上)でも、なんか私たちが出てないっていうのがね、なんかちょっと変な感じするな。出てないけど、決勝はやっぱりあるし。なんかこの、何て言うんだろう? この今年のKOCにかけてないのに決勝はあるっていうのがね。出てないのはいつぶりですかね? 『キングオブコント』。でも、ずっと出てたわけではない?

(野田クリスタル)ほぼずっと出てるかな? まあ、もっと言うと、1年で賞レースに1回も出なかったのは人生で今年が初めてですね。

(村上)そうかもしれない。なんか変な感じだよな。

(野田クリスタル)なんか、うん。「いいのかな?」っていう気もする。なんかその、距離を1回、開けてしまうと急激に何かついていけなくなりそうじゃん? 賞レースって。それが怖いよね。

(村上)出てない年でこんなにもさ、初出場みたいな人がさ、出てくると怖くなってくるよね。もう次に予選に出る時には、全然知らない人たちばっかりなんじゃないかっていう。

(野田クリスタル)いや怖いし。なんか「また出てもいいのかな?」って気にもなっちゃうしね。「俺らがフタをしてたのかな?」とか思っちゃうし。

(村上)「あいつら、もう邪魔だよな」っていうね。「あいつら、もういいじゃん」っていう人、いたじゃん? M-1の時とかも(笑)。「もうよくない?」みたいな(笑)。

(野田クリスタル)それに関しては、『キングオブコント』の方がいたよ。芸歴制限、なかったから。

(村上)「もうよくない?」の人。それになるかもしれないですからね。まあ、出るならまたもっと早めにっていうことですね。

(野田クリスタル)これでまた最高の人間が優勝するってなると、僕もこだわっている「三冠」を狙える人がもう1人、現れますから。吉住という人が。負けてられないですよ。

(村上)『THE W』と『キングオブコント』っていう。まあ、だから本当に冷めないうちに出ておかないと……ですね。本当に出るならばね。

(野田クリスタル)来年、頑張りたいですね。

(村上)来年は出たいという気持ちはありますのでね。ぜひとも今年のKOC、皆さん楽しみにしていただければと思います。

<書き起こしおわり>

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