野田クリスタルとランジャタイ国崎 動くネタと衣装を語る

スピードワゴン小沢とナイツ塙『M-1 2021』ランジャタイを語る ABCラジオ

野田クリスタルさんとランジャタイ国崎さんが2023年12月10日放送のABCラジオ『M-1ラジオ~〇〇のチカラ~』の中でM-1グランプリについてトーク。動くネタが多いお二人が衣装について話していました。

(野田クリスタル)あと、続いてのテーマはですね、「衣装の力」ということで。M-1グランプリの衣装ということで今、目の前に資料が結構あるんですけども。変わった衣装ということで。

(国崎和也)ああー、覚えているなー(笑)。ザ・パンチさん、いますね(笑)。2008年(笑)。

(野田クリスタル)フハハハハハハハハッ! ああ、こんな格好(笑)。

(国崎和也)こんな格好でやっていて(笑)。

(野田クリスタル)これは最下位だよ(笑)。

(国崎和也)これはすごいなー。ペンダントをしていますよ(笑)。

(野田クリスタル)ダメですよ。パンチさん。これ、2008か。オードリーさんがね、準優勝した時ですね。で、マヂカルラブリーも元々、タンクトップにジーパンっていう衣装で挑んでいまして。その後、ピースの又吉さんにですね、「スーツ着たら?」みたいなことを言われまして。で、着て、復活したM-1に挑んだんですよ。そしたら決勝に行けず、赤Tのカズレーザーが決勝に行ったっていう事件が起きたんですけどね。

(国崎和也)ああ、起きてますね。

(野田クリスタル)なんか復活して一発目の、そこまではすごい調子が悪くて。2015年、復活したから頑張ろう!っていう時に準々決勝で落ちて。ちょっとここでふんどしを締め直したっていうのはあったんですよ。

(国崎和也)ああ、そうなんですね。

(野田クリスタル)国崎は衣装はずっと変わってないんだっけ?

(国崎和也)僕、ちょいちょい変えてるんですけど。でもそんなに変わってないかも。「動きやすい」っていう衣装にしちゃってますね。たぶん。

(野田クリスタル)そうだね。俺も最終的にその結論に……動く漫才師はね。俺も最初は革靴だったけども、さすがに音がうるさくて。ドンッ、ドンッ、ドンッ!って音がなるから。革靴はやめてスニーカーにしたんですけども。

(国崎和也)これ、野田さんにも聞きたかったんすけど。でも、野田さんはないかな? Tシャツのネタと、長袖のネタでだいぶ所作の見え方が変わるとか、あります?

(野田クリスタル)あんまり考えたことなかったけども、たしかにそうかもね。

Tシャツと長袖では見え方が変わる

(国崎和也)なんか俺、結構それがあって。「このネタはたぶんTシャツのが伝わるな」とか。あと、Tシャツじゃないとできないネタとかもあって。

(野田クリスタル)ああ、Tシャツの方がネタがよりバカっぽいっていうこと?

(国崎和也)Tシャツのダボッとしてないから、お客さんにすっと伝わるというか。なんか、そういうのがありましたね。

(野田クリスタル)それ、面白いね。これはもう、やっている側の感覚だよね。

(国崎和也)ですね。あと、靴が派手な色すぎると上を見なくなるとか。そういうのがあったりしましたね。

(野田クリスタル)たしかに。目線がぶれないようにしてほしいというのはあるな。

(国崎和也)これ、どうなんだろうな? M-1の決勝に行く時に、僕らのネタってパッてあっちのカメラに映って、それがまたパッて戻るとなにをやっていたのかがわからなくなるから。たぶん言ったと思うんだよな。「極力、映しておいてくれ」って。

(野田クリスタル)ずっと外のアングルにしておいてくれっていうことでしょう?

(国崎和也)そうです、そうです。

(野田クリスタル)ある、ある。

(国崎和也)「そうしておいてもらえたら、ありがたい」って言った記憶がありますね。

(野田クリスタル)それは本当にある。動く側はね、なにをするかがわからないし。目線とかでボケたりするし。だからそれを撮っておいてっていうね。それは本当にあるなー。

(国崎和也)キョロっとして。だから決勝に行った時がそれで。だから極力、Tシャツ1枚。黒で。靴も黒くして。なるべく上だけ見せるようにして。

(野田クリスタル)うんうん。

(国崎和也)でもこれ、なにが怖いかって、相方の伊藤が見たことがない、鉄腕アトムの赤靴みたいなのを履いてきて(笑)。

(野田クリスタル)飛ぶじゃん(笑)。

(国崎和也)うん。飛びました(笑)。

(野田クリスタル)あいつ、やってくれるなー。

(国崎和也)真っ赤っ赤の靴を履いてきましたね。それは面白かったですけども。

ネタと衣装が合っていない銀シャリ

(野田クリスタル)衣装っていうのが1個のつかみにもなっているわけじゃん。ある種の。オードリーさんなんかもそうだし。この前、話したんだけど銀シャリさんって青ジャケじゃん。これのせいであの人たち、同じようなネタをやる人たちだっていうイメージになるじゃない? 「この人たちって昔ながらの古典的な漫才をがやる人たちだ」みたいな印象がまずあるじゃん? でも実際にネタを見るとめっちゃ新しいし、めっちゃいろんなネタをやっているんだよ。だから銀シャリさんってネタと衣装が合ってないのよ(笑)。

(国崎和也)なんで青ジャケなんですかね?(笑)。

(野田クリスタル)マジで2人とも、Tシャツでいいと思う。そのぐらい、自由なネタをやっている。

(国崎和也)そうですよね。だからジャルジャルさんみたいな格好でいいってことですよね?

(野田クリスタル)そう。ジャルジャルさんでいいと思う。2人の格好は。

<書き起こしおわり>

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