タモリと星野源 アジフライを語る

タモリと星野源 アジフライを語る オールナイトニッポン

タモリさんと星野源さんが2023年2月18日放送のニッポン放送『タモリのオールナイトニッポン』の中でアジフライについて話していました。

(星野源)さっきもお話されていましたけども。タモリさんは散歩もして、お店にもいろいろ入って。

(タモリ)そう。入っている(笑)。

(星野源)アジフライって、いいですよね(笑)。

(タモリ)アジフライってあれ、なんだろう? 俺、大好きなんだよ。

(星野源)僕も大好きです(笑)。

(タモリ)売ってると、つい買ってしまうんだよね。

(星野源)僕が割とよくあるのが「美味しそう!」と思ってアジフライをガッと食べた時に、その衣が厚すぎて口の中が血だらけになるっていう(笑)。突起がすごくあって。

(タモリ)でも突起はなかなかいいパン粉……そこはいいですよ。

(星野源)ああ、そうですか(笑)。

(タモリ)あれ、二つあって。粗いパン粉がいい場合と、それから粉みたいなのが薄くついてるっていうのもいいんだよね。アジフライは。

(星野源)いいですよね。前にタモリさん家でご飯をいただいたことがあったじゃないですか。タモリさんが全部作ってくださって。一品ずつ、出してくださって。

(タモリ)そうそう。源ちゃんが「料理が食べたい」って言われて。

(星野源)そうです。「タモリさんの料理、食べてみたいです」って。

(タモリ)で、「ああ、いいですよ。じゃあ、作りましょうか」っていうんで、家に来て。それで、作ったんですよね。

(星野源)その時にイワシのフライで手作りのタルタルソースで……っていう。あれが本当に美味しかったんですよ! まあ、全部美味しかったんですけども。

(タモリ)ああ、イワシの天ぷらのね。

(星野源)そうだ。天ぷらだ。天ぷらをタルタルソースでいただくっていう。その揚げ物にも、ものすごいやっぱりこだわりがあるんだなっていう。アジフライも(笑)。なので、叶うならばタモリさんのアジフライをいつか、食べてみたいなと。

(タモリ)アジフライ。わかりました。

(星野源)ありがとうございます(笑)。

いつか食べてみたいタモリのアジフライ

(タモリ)でもね、アジフライ……「じゃあ、自分でやればいいじゃないか」と思うんだけども。あんまりやんないな。で、やっぱり売っているものが気になるんだよね。散歩しててアジフライがあると「ああ、売ってるな。このお総菜屋」って思って。で、やっぱり戻るね。

(星野源)ああ、1回お店を通り過ぎて?(笑)。

(タモリ)戻るか、「明日、また考えよう」って(笑)。

(星野源)明日、また買いに来るか。その数歩の中で頭の中がもうアジフライでいっぱいになるんですね(笑)。

(タモリ)それからね、アジの天ぷらのそばっていうのがあるんだよ。ほとんどないけど、看板が上がってるの。それ。

(星野源)へー!

(タモリ)もうなくなっちゃったけどさ。もう、わかってるんだよ。「俺が思ってるよりもまずい」っていうのが。

(星野源)アハハハハハハハハッ!

(タモリ)もうわかってんだよ。

(星野源)すごいわかります(笑)。

(タモリ)でも、食べたい。

(星野源)頭の中では、もう期待というか。「ああ、この美味しさは超えないんだろうな」っていうの、ありますよね(笑)。

(タモリ)「アジの天ぷらのそば、食いたい」と思うんだけれども「絶対にこれは美味しくない。絶対に美味しくない」と思って。ある日、もう散々考えて。半年ぐらい考えて……まあ、そこはしょっちゅう通るわけじゃないから。それでアジの天ぷらそばっていうのがあるなって思っていて。で、覚悟して入ったんだよ。

(星野源)意を決して。

(タモリ)で、やっぱりまずいんだよ(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ! そうかー(笑)。

(タモリ)やっぱりまずいけどね。「うん、まずいな」っていう(笑)。

(星野源)確認(笑)。半年でやっと確認できたんですね(笑)。

半年かけてまずさを確認

(タモリ)そう。確認できたんだよ。もう一軒、また違うとこにまたあったんだよ。アジの天ぷら。立ち食いなんだけどね。

(星野源)へー!

(タモリ)それで、「これもまずい。絶対にまずい」と思って。それでやっぱり半年ぐらいかかって行くと……「ああ、いけない。今日は朝ご飯を食べたから、ちょっと食べすぎだ」とか、いろんな理由があって。半年ぐらい経って「よし!」と思って、意を決して行くと、たしか休みだったりするんだけどもね。

(星野源)ああ、「今日は休みだ」って。

(タモリ)「ああ、なるほど。○曜日は休みなんだ」って。それでまた行って、食べて、「まずい!」って。

(星野源)アハハハハハハハハッ! そうかー。やっぱりまずいかー(笑)。

(タモリ)まずい。

(星野源)自分で作るみたいなところには、まだ行ってないんですね。

(タモリ)そばはね、まずいんだよね(笑)。まずくても、がっかりしない。「まずいな」っていう(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ! 「うん、うん」っていう?

(タモリ)「まずい。これはまずい」って。

(星野源)でも、そんなのも楽しいですよね。まずいってわかった瞬間、楽しいですよね。

(タモリ)そう。「やっぱりまずい。ごちそうさま」って(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ! まずいことは悪いことじゃないですね。そう考えるとね。

<書き起こしおわり>

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