鈴木もぐら ラーメン二郎・札幌店で店主から聞いた耳より情報を語る

鈴木もぐら ラーメン二郎で遭遇した謎の事態を語る 空気階段の踊り場

空気階段の鈴木もぐらさんが2023年6月5日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中で単独公演で訪れた札幌でラーメン二郎・札幌店に行った際の模様を紹介。私語厳禁の店内で店主に話しかけられ、そこで聞いた耳より情報を紹介していました。

(鈴木もぐら)ちょっと戻りまして札幌ですよ。土曜日ね、(単独公演の)仕込みの日に札幌にお昼ぐらいに着いたんですかね? それで、昼飯をどうしようかみたいな感じでみんなで言っていまして。で、私はね、どうしてもちょっと行きたいってことで、札幌のラーメン二郎にね……。

(水川かたまり)あんまり聞いたことないよ。札幌に行ってラーメン二郎に行くやつ。

(鈴木もぐら)いやいや、やっぱりさ、二郎ってその土地その土地で味とか全部、違うから。だから札幌二郎って、札幌にしかないからね。これはやっぱり行かなきゃダメなんだよ。

(水川かたまり)それ、たぶんね、なんか旭川とか函館とかに住んでる人がやっていい行動だと思うんだけど、東京に住んでる人は札幌に行ったら札幌のものを食うだろう?

(鈴木もぐら)だから札幌のもの。札幌二郎ね。札幌二郎ってもう、札幌のもんだから。札幌の水で作ってるし。

ラーメン二郎は札幌のもの

(水川かたまり)だから札幌、新千歳に着いて。もぐらはちょっと札幌二郎、サツジに行きたいと。で、マネージャーの吉田さんと我々と作家陣……平島さんとマルクスとせおに「誰か、サツジに一緒に行きたい人、行きましょう」って言っていたけど、誰も手を挙げず(笑)。

(鈴木もぐら)「じゃあ俺、本当に1人で行っちゃっていいのね?」って。

(水川かたまり)我々はスープカリーをいただきましてね(笑)。去年の単独で、札幌の収録でお邪魔しましたアジャンタさんに作っていただいたお弁当をいただきました。めちゃウマ!

(鈴木もぐら)スープカレー、カシミールね。いただいて。その後、夜にいただいたんですけど。また昼はね、札二郎に行ったんです。で、1人で行くじゃない? そしたら、やっぱり並んでるのね。やっぱり人気でさ。

(水川かたまり)ああ、そうなんだ。

(鈴木もぐら)そうなのよ。で、駅からは近いんだけど。入って20分ぐらいで席につけたのかな? 中にさ、これが東京の二郎じゃ珍しいんだけど。ベンチがあって。長いベンチがあって。そこに10人ぐらい、座れるのよ。中で待てるの。で、俺が入った時には6人ぐらい、前にいたんだけど。中待ちができて。で、俺が入ったらさ、バーってもう後から来て。みるみる間にもう、20人、30人ぐらいの行列になっちゃって。「ああ、いい時間に入れたな」と思って。それで20分ぐらいで席に着いてさ。

そしたらラーメン二郎ってだいたい、その店主の方が1人とね、あとは助手の方が1人の2人で回してるんですよ。助手の方が盛り付けたりとかして。で、店主の方が硬派な感じの男性で。助手の方がね、ロックな感じの女性っていうの? ちょっと金髪の髪。そんなお二人だったんですけど。なんか、こっちを見てね、「あれ? ちょっと、うん? どうだろう?」みたいな感じで話をしていて。そしたら助手の方が「ああ、でもやっぱりちょっと違うと思いますね?」って。で、店主の方も「ああ、ちょっと違うな。ちょっと違うわ」っていう感じで。で、店内には張り紙があって。二郎ってさ、黙々と食べるじゃん?

(水川かたまり)そうね。「私語は禁止」とか「携帯は触っちゃダメ」とか。いろいろしきたりがありますから。

(鈴木もぐら)それもね、いっぱい人が並んでるから。

(水川かたまり)そうね。やっぱり回転を上げていかなきゃいけないから。

(鈴木もぐら)できるだけ、みんな早く食えるようにっていうので。

(水川かたまり)僕も怒られたことあります。携帯を触っていて。

(鈴木もぐら)フフフ(笑)。まあ、そういうのでできたあれなんだけども。で、シーンとしている中で……そしたら、隣でカップルの方がね、ラーメンを食べていて。で、俺のところにラーメンが来て。食べようと思ったらそのカップルの方がさ、「あの……」って。たぶんね、シーンとしている中で勇気を出して言ってくれたと思うんだけど。「あの、空気階段もぐらさんですか?」って。俺も小さい声で「はい、そうです」って。で、彼女さんも「ああっ! 好きなんです。ちょっと写真、撮ってもらっていいですか?」って。それで「カシャッ」ってやったりして。

それも、静かな店内だからこんぐらいの声でしゃべっていても、響くんだよね。で、「カシャッ」みたいなのもさ。そしたら、その店主さんがこっちを見てさ、「ああっ!」みたいな。それは「うるせえ」って感じで見たんじゃなくて「やっぱり、そうだったんだ。ああ、もぐらだったんだ」みたいな感じの顔をしたのよ。

(水川かたまり)「もぐらみたいなの、いるな」って。

(鈴木もぐら)で、ちょっと違うと思ったんだろうね。たぶん。「少し太ってるな」とかね。「汚えな」とか、ちょっと思ったと思うんだけど。でも、「もぐらだ」みたいな目をしたわけ。それで、「ありがとうございます」って。静かでシーンとしてるから、その人もそれ以上はなくて。それでラーメンを食っていたの。そしたら、半分ぐらい食ったくらいのところで店主の方がさっと俺のところに来て。カウンターにさ、ポンとショウガを置いてくれて。「後半、入れて食ってみてください。うまいですから」って。

それで俺が「ああ、ありがとうございます」「いや、こんな札幌とか、来てくれるんすね。まあ、『来てくれる』っていうのも変か」みたいな。で、俺も「ああ、はい。好きなんで、来ました。はい」みたいな。で、しゃべりかけてくれんだけど、やっぱり店のルールが私語厳禁じゃん? そんな中、店主が私語をするっていう、すごい気まずい感じの雰囲気っていうの?

(水川かたまり)校長先生が廊下を走っているみたいな。

私語厳禁の店内で店主がしゃべってしまう気まずさ

(鈴木もぐら)で、店主の方もそれをちょっとわかっていて、あんまりしゃべれないけど、ちょっと話しかけてくれたみたいな。で、そんな中で去り際に店主の方がさ、「いやー、でも嬉しいな。一昨日……チャン・グンソクが来てくれたんです」って。

(水川かたまり)マジで!?(笑)。

(鈴木もぐら)「ええっ! マジっすか!? チャン・グンソクですか!」って(笑)。

(水川かたまり)チャン・グンソク、札幌のラーメン二郎に来るの?(笑)。

(鈴木もぐら)「チャン・グンソク、来たんすか!」「はい。チャン・グンソク、来てくれたんです」って。で、それもお客さんとかもちょっとピクッと反応してんだけど。やっぱり静かにしなきゃいけないから。でも店主さんも「じゃあ、それで……」みたいな感じでいたんだけども、俺もちょっとその「チャン・グンソクが来てくれた」っていうのでさ、「チャン・グンソクが来た」っていうのと同時に、どうしても……もう二郎がめっちゃ好きだから。

本当にもう、しゃべっちゃいけない。もう終わった空気に1回、なったんだけども。「どうしてもこれだけ聞きたい」と思って。勇気を出して「すいません。チャン・グンソク、野菜増しました?」って聞いたの。そしたら店主さんが「チャン・グンソク、ニンニクマシマシ、麺半分でした」って(笑)。

(水川かたまり)フハハハハハハハハッ!

(鈴木もぐら)結構ヘビーユーザーな頼み方してるのよ(笑)。

(水川かたまり)めちゃめちゃ食っている人の注文の仕方だ!

(鈴木もぐら)チャン・グンソクはニンニクマシマシ、麺半分です!(笑)。

<書き起こしおわり>

鈴木もぐら ラーメン二郎で遭遇した謎の事態を語る
空気階段・鈴木もぐらさんが2022年3月28日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中で久しぶりに行ったラーメン二郎で遭遇した謎の事態について話していました。
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