ピエール瀧 スチャダラパーANIと厄払いに行った川崎大師での出来事を語る

ピエール瀧 スチャダラパーANIと厄払いに行った川崎大師での出来事を語る たまむすび

ピエール瀧さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で以前、スチャダラパーANIさんと一緒に厄落としのために訪れた川崎大師で起きた出来事について話していました。

(ピエール瀧)そして次。こちらに行きましょう。茨城県・男性の方。(相談メールを読む)「私は厄年というものをあまり気にせずにいたいのですが、世の中には私のいらない厄年情報をくれる人がいます。このような、自分のほしくない情報を相手が教えてくる行為を何ハラスメントと呼べばいいでしょうか?」(笑)。

(外山惠理)(笑)。いますよね、こういう人! わかるー!

(ピエール瀧)はい。何ハラスメントと言えばいいでしょうか?

(外山惠理)何ハラスメントなんだろう? 嫌なことを言う人、いますよね。たしかに。それ、知りたくないんだけど……みたいな。

(ピエール瀧)僕、だからね、朝の情報番組とかで「占いだよ! 6位は○○座。5位は??座……」みたいなやつ、やっていたりするじゃないですか。あれ、俺勝手にやらないでほしいんですよね(笑)。

(外山惠理)(笑)

朝の情報番組の占いが嫌

(ピエール瀧)自分が今日、11位ぐらいの時もあるわけじゃないですか。もしくはドベの12番目とか。

(外山惠理)12番目だと「でも、心配しないで!」ってラッキーアイテムみたいなのを教えてくれるでしょう?

(ピエール瀧)そうでしょう。「ラッキーアイテムは、きなこ餅!」みたいな。「なに言ってんだ、お前?」っていう時、あるじゃん。

(外山惠理)そうそうそう(笑)。11位とかの時が最悪ですよ。気分はね。

(ピエール瀧)でしょう。その感じがあるんですよね。10位とか9位も嫌じゃないですか。「そうか。今日はあんまりよくねえんだな」って。しかも朝の始まりからそう言われる感じだから。だから勝手に占わないでほしいんですよね、僕。「なに勝手に占ってんだよ!」っていう。

(外山惠理)余計なお世話ですよね。

(ピエール瀧)ねー。こっちが用がある時は占いのページをめくったりとかすることはあるけど。いやいや、朝から占うなよっていう風に思うんですよね。だから、そういういらない情報。占いとかそっち系、厄年とか。なんなんですかね? 「フォーチュンハラスメント」じゃないですか?

フォーチュンハラスメント

(外山惠理)(笑)。「親切だ」と思って……テレビの占いとかはほら、全員当てはまることだからたぶんやっているだけでしょう?

(ピエール瀧)うん。まあね。

(外山惠理)だけどほら、たぶん厄年とかは親切なつもりで教えてくれているわけじゃないですか。だから結局押し売りですよね。親切の。

(ピエール瀧)なるほど。親切のね。

(外山惠理)まあ、ありがたいんだけど。「いいよ、言わなくて」っていう。

(ピエール瀧)「あ、瀧さん、41? じゃあ数えで42だから、本厄だね!」とか。

(外山惠理)女性ってなんか知らないけど、ものすごい厄年が続くんですよね。20代とか30代とか。「また!?」みたいな。前厄と本厄、後厄。なんか3回ぐらい来るでしょう? 嫌になっちゃう。1年か2年ぐらいしかないですもん。何でもない年が。

(ピエール瀧)そうですよね。その間だけで三暗刻か四暗刻ぐらいになっちゃうっていうことですよね。前厄、本厄、後厄で全部刻子ができていって……っていう。ねえ。

(外山惠理)だから厄落としとかも最後の方はいいやって思って。厄落としってあれ、自分のためじゃなくて周りの人のためにやるんですってね。

(ピエール瀧)ああ、そうなの?

(外山惠理)なんか、自分に厄がっていうことよりも、周りにいる人が……っていうことがあるんだよって言われたことがあります。そういうことだったら、行ってないから誰か不幸になったらごめん……みたいな(笑)。

(ピエール瀧)ああ、なるほど、なるほど。自分がきっかけになっちゃうこともあるわけだしね。だから僕、そう思ってその40の時の厄払いは行きましたよ。スチャダANIと2人で行きましたよ。護摩行とか、熱いところでやってくれるやつで。それでワーッて本堂みたいなところで。厄落としに来た人をみんな入れて。お坊さんが10人ぐらいで。川崎大師でしたけど。みんなでワーッとお経を読んでくれるんですけど、なかなかの迫力なんですよ。お堂の中でそれぐらいのお坊さんが声を揃えてお経を読んでくれるから。で、火もボンボン焚いていくわけです。本堂の中で。

(外山惠理)へー! 護摩行なんだ。熱い。

(ピエール瀧)そう。どんどん焚いて、「これ、すげえな!」って思って。で、最後にそこの裏の本堂のところを見学しながら抜けていけるんですけど。そしたら、ずーっと1人お坊さんが……太めのフレームの黒ブチのメガネをかけたお坊さんがずっとこっちの方を見ているんです。僕とANIの方を。「すげー見てるな、あの人」っつって。「あ、本当だ。見てるね」「また見てる、また見てる」なんて言って。で、最後にお札を、申し込んでいた順にくれるんですね。厄落としをやりましたっていうお札を持って帰りなさいと。で、そのお札をくれるところにそのお坊さんが待っていて。で、お坊さんが「スチャダラパーのANIさんと電気グルーヴの瀧さんですよね? 超ファンなんで、よかったら裏でお茶を飲んでいきません?」っつって(笑)。

(外山惠理)お坊さん!(笑)。

(ピエール瀧)要はそのお坊さん、若干Bボーイのお坊さんだったんですよ(笑)。

(外山惠理)だから黒い……(笑)。

(ピエール瀧)だから黒のちょっとフレームの太い、いかつい眼鏡をしてたんで(笑)。「ちょっと、お茶飲んでいきません?」って。お茶をごちそうしてもらいましたけどね。

(外山惠理)へー!

(ピエール瀧)だからまあ、そういう面白い出会いもあるから行ってみるのもね、それはそれで。

(外山惠理)この方、男性?

(ピエール瀧)そうでしょうね。男性。

(外山惠理)男性はでも、49とかあるんですよね。なんか。行った方がいいですね。

(ピエール瀧)何ハラスメント……いいですか? フォーチュンハラスメントで。じゃあ。

(外山惠理)そうですね。じゃあ。

(ピエール瀧)それでいいっすかね。

(外山惠理)それ、ちょっとかわいいじゃないですか。「それ、フォーチュンハラスメントだよ」って。

(ピエール瀧)「チュンハラだよ、それ」っつって。

(外山惠理)何でも略すな、今日(笑)。

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(ピエール瀧)最近、だってそうじゃん。パワハラとかさ。セクハラとか全部略すでしょ。

(外山惠理)ちょっとハラハラ言いすぎな気がしますけど。

(ピエール瀧)「それ、チュンハラ!」って言えば(笑)。

(外山惠理)「えっ、なに? チュンハラって……」って(笑)。

(ピエール瀧)「チュンハラってなに?」っつってね(笑)。

<書き起こしおわり>

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