大沢悠里 仕事を長く続けるための心がけを語る

大沢悠里『ゆうゆうワイド』お色気大賞を語る たまむすび

大沢悠里さんがTBSラジオ『たまむすび』にゲスト出演。ピエール瀧さん、赤江珠緒さんと、リスナーからの質問『ひとつの仕事を30年続けるための心がけは?』について、回答していました。

(ピエール瀧)(ハガキを読む)『赤江さん、瀧さん、悠里さん、こんにちは。悠里さんに質問です。僕は今年29才になります。定年まで働くと、あと31年になりますが、ひとつの仕事を30年続けるためにはどのようなことを心がけたらよいでしょうか?ちなみに、「ゆうゆうワイド」がスタートした前日に両親が結婚しました。こちらは一緒に終了しないことを祈ります』ということで。『ゆうゆうワイド』がスタートしたと同時にご両親が結婚されて、この方が生まれたと。

(大沢悠里)まあ30だとすれば、60までやっているから。だから30っつったらこれから働き盛りでしょう。で、60は定年でしょう。で、毎日でしょう。4時間半でしょう。よくやったなと思うよ。

(赤江珠緒)いやー、そうですよ。

(大沢悠里)まだやろうと思えばやれるんだけれども。でも、いつで区切っていいかわからないじゃないですか?35年は、40年はないから。

(赤江珠緒)いやいやいや。悠里さん、ぜんぜん・・・

(大沢悠里)みぃなさぁん・・・うんうん・・・げぇんきですかぁ・・・って、こんななっちゃう。

(赤江珠緒)いやいやいや(笑)。

(ピエール瀧)それはそれでありでしょう(笑)。

(赤江珠緒)また新たなキャラクターが生まれる感じの(笑)。

(ピエール瀧)それでまだお色気大賞やっているっていうのも(笑)。すげーな!ってことになりますから。

(大沢悠里)でもね、本当はこういう番組、5年ぐらいで終わると思うよ。だいたいね、普通ね。

(赤江珠緒)ねえ。毎日毎日ね。

(大沢悠里)だけどまあ、5年は通過した。すると、毎年毎年で。みなさんまた聞いてくれているでしょう?だから、聞いてくれているみなさんが支えてくれているんだよね。この世界、数字の世界だもん。だから聞いてくれているからということになるじゃないですか。だから、一歩一歩お寺の階段をね、石段を滑らないように。雨の日とかね、コケないようにしながら一歩一歩踏みしめて。足元をね、踏みしめていったらなんと今度7800回になるの。

ゆうゆうワイド7800回放送

(赤江珠緒)そうですよ。ねえ。1986年4月7日からスタートで。

(大沢悠里)もう1000回やったんでしょ?

(ピエール瀧)はい。この間、すいませんでしたね。悠里さんの前で1000回ぐらいではしゃいじゃいまして。

(大沢悠里)1000回っていうことは、4年かかるんだよね。1000回やるのにね。

(赤江珠緒)そうなんですよね。

(大沢悠里)4年かかるの。土日がないからね。

(赤江珠緒)それ、7808回にまでなるという。

(大沢悠里)もうすぐ銅像が建つの、知ってる?

(ピエール瀧)銅像が。

(大沢悠里)TBSの玄関に。私が。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)マジですか!?

(大沢悠里)そうですよ。

(ピエール瀧)TBSの社屋を悠里さんの形にしちゃった方がいいと思いますけども。

(赤江珠緒)そんな(笑)。

(大沢悠里)どういう形になるの?いやらしい形になるの?

(ピエール瀧)(笑)

(赤江珠緒)目立ちますけど(笑)。

(ピエール瀧)『いやらしい』は言ってないですけど(笑)。

(大沢悠里)なんかいやらしい形になって(笑)。

(ピエール瀧)なんでですか?もう・・・いやらしくはないでしょう?悠里さんは(笑)。

(大沢悠里)そう?俺のイメージで、お色気大賞で。なんか、ちょっと。

(ピエール瀧)いや、でもね、じゃあこの方にアドバイスするとしたら、あんま先を見ない方がいいってことですか?

(大沢悠里)あの、1日1日ね、毎日毎日を満足に生きていけばいいんですよ。1日1日を大切に。

(赤江珠緒)あ、その日その日にベストを?

(大沢悠里)その日その日をベストでやっていけば、いいんですよ。

(赤江珠緒)でも悠里さん、どうですか?もうね、30年も。丸々30年を迎えられることに、もう間もなくなりますけど。そこまでずーっと山を登っていったら、そこから見えるいまの景色は、どんな感じです?

(大沢悠里)なんにもないですよ(笑)。

(赤江珠緒)ええーっ!?いや、そんなことはないでしょう?

(大沢悠里)景色なんかないじゃないですか。だって。

(赤江珠緒)達成感というか。

(大沢悠里)達成感もないよ。ただ、よくまあ持ったなっていう。体が。だって、その前は僕は生放送が多いんですよ。ほとんど。まあ、『のんびりワイド』っていうのをちょうどこの時間にやっていたの。1時から4時半までやってたから。これも、『のんびりワイド』は『ゆうゆうワイド』の前なの。6年ぐらいやっていたの。それで、朝へコンバートされて移ったわけでしょ?だからその前もずっとやっていたから。だから、達成感というかなんて言うかな?まあ今回終わるけども、まあ、よくやったなというだけだな。

(赤江珠緒)へー!悠里さんご自身の、寂しいっていうお気持ちは?

(大沢悠里)いや・・・

(赤江珠緒)もうリスナーさんからは寂しい!寂しい!とか、ものすごく来てるんですけどお。

(大沢悠里)でも、満足感はあるかな?っていう気がするけども。まだやろうと思う気持ちもあるんだけれども。まあ、ちょっと余力を残すというかさ。たとえばね、まあ病気で急に。こういう歳になってくると、入院する場合もあるでしょう。それで、みなさんとお別れできなくなる場合もあるでしょう。極端に言えば。

(赤江珠緒)ええ、ええ。

(大沢悠里)途中でこう、辞めてしまったらTBSだって急に番組を作り変えるわけにはいかんでしょうよ。4時間半は。そうかと言ったって、いまの枠、そのまま別の人が入るわけにもいかんでしょう?その人に合った番組を作らなきゃいけないから。だから混乱しちゃうわけだから。区切りのいいところで辞めて。僕は1年前から、TBSには言ってるから。1年前からTBSは準備しているわけですよ。ですから、4月からもうちゃんと間に合うようにスタンバイできてるんですよ。それも大事なことですよ。後を濁さずに飛ぶっていうことがね。

(赤江珠緒)ねえ。

(ピエール瀧)まあでも、そのラジオのリスナーのみなさんって、割と1回、ここのチャンネルって決めたらずっと長く聞いてくださるじゃないですか。だから朝から、それこそずーっと聞いてきて。いつもの感じっていう。それこそ、お店の方ですとかでしたら、悠里さんの声が聞こえてきて、『ああ、今日も1日始まるな』なんて方もいらっしゃるでしょうし。そういうところの方が、いつもの感じからちょっと『あれっ!?』ってなった瞬間の。聞き手の人もちょっと生活が変わる感じもあるでしょうね。

(赤江珠緒)喪失感ね。あるでしょうね。

(大沢悠里)この時間になると配達に行くとかね。でも、いつかは終わるんだから。
始まりがあれば、終わりもあるんですよ。

(ピエール瀧)ミュージックプレゼントのコーナーを時計代わりにしている人もいるでしょう。いつものとかね。

(大沢悠里)マムシさんはまだ、ずっと生きていきますからね。時間はちょっと変わるけども。マムシさんは出てきますから。

(赤江珠緒)じゃあ悠里さんは逆に、空いたお時間を何か、されたいなと思っていることはあるんですか?

(大沢悠里)空いた時間?

(赤江珠緒)朝、何をされます?

番組終了後にやりたいこと

(大沢悠里)朝?まあ、ちょっとゆっくり眠りたいなということもある。僕は目覚まし5つかけるんだよ。5つ。でも、だいたい起きるんだよ。いらないんだよ。目覚まし。でもね、1つ、2つじゃあ万が一っていうことがある。電池がなくなるとか。2つじゃダメ。すると結局、3つ、4つ、5つ並べておけば。電池をいろいろと変えて。日にちも・・・

(赤江珠緒)聞きなさい、瀧さん!

(ピエール瀧)(笑)

(赤江珠緒)そこ!そこ!お聞きなさい!

(ピエール瀧)えっ?何の話、してるのかな?

(大沢悠里)なんか腕時計見て、帰ろうとしてる?

(赤江珠緒)急に顔をそむけるのはおやめなさい。

(大沢悠里)遅刻したんだから、もっと遅くまでやんなさい!

ピエール瀧 TBSラジオ『たまむすび』に再び大遅刻する
ピエール瀧さんがTBSラジオ『たまむすび』に大遅刻。番組冒頭から赤江珠緒さんが1人で放送を始め、瀧さんが到着するまでの時間を凌いでいました。 (赤江珠緒)午後1時になりました。いかがおすごしでしょうか?こんにちは。赤江珠緒です。木曜パートナ...

(赤江珠緒)ねえ(笑)。

(ピエール瀧)悠里さんは、ないんですか?遅刻したことは。

(大沢悠里)ない。

(ピエール瀧)ないっすか?さすがですねー。

(大沢悠里)僕は人と約束して遅刻したこと、ない!

(ピエール瀧)そうですか。

(大沢悠里)個人的にも。

(ピエール瀧)あ、もう、ちゃんと目を見て聞いておきます(笑)。

(大沢悠里)だからね、まあ目覚まし5つの話になったよ。

(赤江・瀧)(笑)

(大沢悠里)だから精神的にさ。だから僕、本当夢は見るんだ。見ない日、ないんだよね。でもなんか、嫌な夢なんだよね。珠ちゃんとデートするとか、そんなのはないんだよね。

(赤江珠緒)出てきませんか?(笑)。

(大沢悠里)なんか、瀧さんとケンカしてるとかよ。なんかね、『凶悪』の映画の中に俺が入っちゃったみたいな。

(ピエール瀧)ぶっ込まれちゃうな!みたいな感じの?

(赤江珠緒)(笑)

(大沢悠里)そういうね、強迫感があるんだな。だからこれはちょっと開放してやらないと。自分自身がな。

(赤江珠緒)そうですね。

(ピエール瀧)やっぱ、そうでしょうね。

(大沢悠里)毎日来ると。それはね、鈍感だけどやっぱりちょっと、疲れるわね。

(赤江珠緒)うん。

(大沢悠里)だからみなさんもちょっと寂しいかもわかんないけど、慣れるもんですよ。人間ね、『俺がいなきゃダメだ』って思うことはないよ。代わりは出てくるもんなんですよ。だから『俺がいなきゃ困るだろ!?』っていうこと自体がおかしいんだ。

(赤江珠緒)はー!

(ピエール瀧)もっとそのへんはゆるくやっていけと。

(大沢悠里)ゆるくやればいいの。また出てくるの。新しい番組も出てくるしさ。ねえ。

(ピエール瀧)重みがありますね。

(赤江珠緒)ねえ。いや、本当。

(ピエール瀧)7800回ぐらいやる方になると。

(大沢悠里)体、重みあるよ(笑)。

(ピエール瀧)はい。体の重みしかないんです。僕(笑)。

(赤江・大沢)(笑)

(ピエール瀧)どうしましょう、悠里さん?なんっつって(笑)。

<書き起こしおわり>

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