安住紳一郎 航空会社オーバーブッキングで時代が追いついてきた話

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安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中でユナイテッド航空のオーバーブッキング問題によって9年前のオーバーブッキングラジオトークが最注目されたことについてトーク。「時代が俺に追いついた」と話していました。あわせて、かつて『日曜天国』で起きた覚え歌ブームについても話しています。



(安住紳一郎)川越市の34才、男性の方。ありがとうございます。(メールを読む)「中学生の時、歴史の授業の先生が中国の王朝、”殷・周・漢・隋・唐・元・明・清”の覚え方をいつも超早口で生徒に覚えさせていました。授業が始まったらすぐに、『それでは中国の王朝を覚えるぞ』と言って突然、『殷・周・漢・隋・唐・元・明・清、はい!』と言って何度も繰り返し、中国の王朝の名前を早口で言っていました。1秒ぐらいで『殷・周・漢・隋・唐・元・明・清』と言っていました。何度も何度も繰り返すので途中で笑ってしまうのですが、これが不思議なもので3年間歴史の思い出はほとんどないのですが、いまでも中国の王朝だけは覚えています。覚えるというか、記憶とともに中国の王朝が焼き付いてしまった。早口言葉で中国の王朝を覚えさせる教え方をした中学の歴史の先生のやり方はすごいなと改めて思っています」。

(中澤有美子)ふーん!

(安住紳一郎)そうですか。いまは世界史、暗記するんですか? 中国の王朝。中学生? 高校生? 中学生ですよね。

(中澤有美子)中学なんですか?

(安住紳一郎)中学生じゃないですか?

(中澤有美子)高校なイメージ、ありました。

(安住紳一郎)そうですか。中学生の時にやりましたよね。「殷・周・漢……」。中国の王朝の名前が年代によって変わるんで……というね。「中華民国・中華人民共和国」って最後ね、続きますもんね。これ、私たちも番組でやりましたね。もう10年ぐらい前ですよ。

(中澤有美子)ありましたね!

(安住紳一郎)中国王朝覚え歌。あの当時はなにか『日曜天国』という番組自体が覚え歌に異常にやる気を見せていた時期で。あのブームは何だったんでしょうね。

(中澤有美子)いろいろありましたね(笑)。

日曜天国 覚え歌ブーム

(安住紳一郎)ええ。アメリカ50州覚え歌っていうのがありましたよね。その後、私が独自に制作した47都道府県覚え歌。

(中澤有美子)ありましたね(笑)。

(安住紳一郎)で、竹島と北方領土を入れた挙句、四国を入れ忘れていたということで大変なお叱りを受けるという。あれもちょっと……あの、いいですか? ゴーマン釜していいですか? 10年前に、あの時に北方領土と竹島を入れるってかなりエッジの効いたリスキーな発言だったんですけど、10年たってみると別になんとも思わないですよね。

(中澤有美子)本当ですね。

(安住紳一郎)もうむしろ、ねえ。ごくごく普通みたいな。「へー、ふーん」みたいな。当時ちょっとね、放送で「えっ!?」って感じでしたよね。

(中澤有美子)そう。「言っちゃった。言っちゃった」っていう感じが。

(安住紳一郎)「言っちゃった。言っちゃった」っていう感じで、そのドキドキ感が当時はね、あったんですけど。いまは別にね、なんのことはないということで。ずいぶん先を行っていたなということで。まあ、時代が俺に追いついたかな? みたいな感じはやっぱりありますね。

(中澤有美子)あります(笑)。

(安住紳一郎)ないですか? あとね、先週ですか。アメリカの航空会社でオーバーブッキングして。で、そのネットニュースなんかが流れて。そしたら、誰か私が10年前? 9年前にこの番組を話した内容の書き起こしをしてくださる人のページにたどり着く人たちがたくさんいたみたいで。なんかずいぶんと連絡がありましたよ。

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(中澤有美子)へー。

(安住紳一郎)あれ、9年前ですからね。言っちゃっていいですか?

(中澤有美子)言ってください。

(安住紳一郎)時代がようやく追いついたね。9年前に言ってるんですよ、だって!

(中澤有美子)オーバーブッキング問題ですね。

(安住紳一郎)オーバーブッキング問題。あの時ね、みんなポカーンとしてましたけどね。はい。うん。

(中澤有美子)ええ、ええ。

(安住紳一郎)往々にしてありますから。中国の王朝数え歌。これももう10年前にやっていますから。私、昨日録音テープを探しに探してまいりました。10年前にきちんと「中国の王朝を覚える時はこの覚え方!」っていうものを完成形で出していますから。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)『アルプス一万尺』に乗せた中国の王朝の覚え方ですね。お聞きください。

中国の王朝覚え歌

<安住紳一郎 中国の王朝覚え歌が流れる>

殷・周・東周・春秋戦国(アルプス一万尺)
秦・前漢・新・後漢(小槍の上で)
魏蜀呉・西晋・東晋(アルペン踊りを)
宋・斉・梁・陳・隋(踊りましょ)
五胡十六・北魏・東魏(ランラランランランランランラン)
西魏・北斉・北周(ランラランランランランランラン)
隋・唐・五代十国・宋・金(ランラランランランランランラン)
南宋・元・明・清(ランラランランランランランラン)

(安住紳一郎)はい。他にも『どこかで春が』『花』『荒城の月』『快傑ハリマオ』『蛍の光』『もしもしカメよ』などで覚える中国王朝などもご紹介しておりました。10年前。ようやくね、時代が追いついたなという感じですよね。当時は相当変わったことをしていたんですけどね。

(中澤有美子)そうでしたね。

(安住紳一郎)ちなみに、『アルプス一万尺』で覚える中国王朝輪唱っていうのも収録しております。お蔵入りになっておりましたが、ついに日の目を見ます。お聞きください。

<安住紳一郎 中国の王朝覚え歌・輪唱が流れる>

(輪唱おわり)

(中澤有美子)(笑)。こ、これは……?

(安住紳一郎)ちょっとね、いま聞くと違和感があるかもしれませんが、かならず時代が追いつきますから!

(中澤有美子)(笑)。この声……あれですよね?

(安住紳一郎)ええ。プレゼンテッド・バイ・俺っていうことだよね。(※安住さんが声色を変えて4人分の輪唱を録音していました)

(中澤有美子)全部俺ですよね?(笑)。

(安住紳一郎)全部俺ですね。

(中澤有美子)く、狂ってる……(笑)。

(安住紳一郎)そうですよね。ちょっと山下達郎さんをイメージして、息を吸う音からやってみたんだよね。「スーッ」ってやっていたんですけど。

(中澤有美子)そうでしたね(笑)。入ってましたね(笑)。

(安住紳一郎)やってましたね。

(中澤有美子)細かい(笑)。

(安住紳一郎)怒られるっていう(笑)。ねえ。ダメダメ。変わった人に時間を与えたらダメっていうことですよ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)当時ね、でも覚え歌、ずいぶんとブームになりましてね。アメリカ50州覚え歌(オクラホマミキサーのリズムで)って、誰も日本人で訳したことがなかったんですけども。私がいちばん先に訳したんですよ。

アメリカ50州覚え歌

アラバマ、アリゾナ、アラスカ、アーカンソー
カリフォルニア、コロラド、コネチカット、アンドモア
デラウェア、フロリダ、ジョージア、ハワイ、アイダホ
イリノイ、インディアナ、アイオワ
カンザス、ケンタッキー、ルイジアナ、メイン
メリーランド、マサチューセッツ、グッドオールミシガン♪ ですね。



(中澤有美子)うんうん。

(安住紳一郎)やったんですけどもね。懐かしいですよね。

(中澤有美子)ええ、見事でしたよね。

(安住紳一郎)あとは福岡の世界史の先生が、戦前の総理大臣の名前を覚える『赤いスイートピー』覚え歌っていうのも教えて下さいましたね。

(中澤有美子)ああー。

(安住紳一郎)ちょっと聞いてみますか?

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)危険ですよ。

<戦前の総理大臣『赤いスイートピー』覚え歌が流れる>

伊藤・黒田・山県・松方(春色の汽車に乗って)
伊藤・松方・伊藤(海に連れて行ってよ)
大隈・山県・伊藤(タバコの匂いのシャツに)
桂・西園寺・桂(そっと寄り添うから)
西園寺・桂・山本・大隈・寺内(なぜ 知り合った日から半年すぎても)
原・高橋・加藤(友)(あなたって手も握らない)
山本・清浦・加藤(高)(I will follow you あなたに)
若槻・田中・浜口(ついてゆきたい)
若槻・犬養・斎藤(I will follow you ちょっぴり)
岡田・広田(気が弱いけど)
林・近衛(素敵な人だから)
平沼・阿部・米内・近衛(心の岸辺に咲いた)
東條・小磯・鈴木(赤いスイートピー)

(安住紳一郎)ねえ。戦前で終わるんですよ。鈴木善幸じゃない。鈴木貫太郎で終わってますからね(笑)。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)懐かしいですね。10年くらい前ですって。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)いろんなことがありましたね。『日曜天国』は2005年4月スタートで、この春で13年目を迎えております。長らくのお付き合い、どうもありがとうございました。そして今日からという方も長いお付き合いをどうぞよろしくお願いします。

<書き起こしおわり>

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