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星野源とバカリズム 「女子」呼称問題を語る

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星野源さんとバカリズムさんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でリスナーからの「アラサー、アラフォーになっても「女子」と呼ぶことに違和感がある」という質問に回答していました。


(星野源)この方は東京都の女性の方です。(メールを読む)「先ほど、自分を名前で呼ぶ人の話が出ましたが、私は36才ですが、20代はまだしも、30才を過ぎていて”女子”という呼び方がどうも苦手です。だから同世代のアラフォー女性の集まりを”女子会”。洋服とかの話の時に”オトナ女子”とか言われると寒気がします。同世代のお二人はどう思われますか?」。

(バカリズム)うん。これはもう、結構前から思っていたことなんで。「婦人」って呼ぶべきですよね。

(星野源)なるほど(笑)。

(バカリズム)「婦人会」。

(星野源)婦人会!

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女子会ではなく、婦人会

(バカリズム)婦人会って、素敵じゃないですか。

(星野源)素敵ですね。

(バカリズム)上品で。なんか。うん。素敵な集まりに聞こえません?

(星野源)そうですね。かなり素敵な感じがします。僕。改めて言われると。

(バカリズム)婦人会。婦人会っつったらなんか、地域の集まりみたいに聞こえるけど、でもなんか逆にいいというか。なんかセンスのある感じ、しますよね?

(星野源)じゃあこれ、「女子」っていう呼び方には若干抵抗が?

(バカリズム)そうですね。なんか自分たちでそうやって言ってるのってなんか、アラサー、アラフォーの人たちほどやたら多めに言いたがるなって風に思いますけどね。

(星野源)なるほど(笑)。

(バカリズム)10代、20代ってあんまりたぶん自分でそんなに言わないと思うんですよ。そんなこと宣言しなくても、女子だから。

(星野源)なるほど、なるほど。

(バカリズム)アラサー、アラフォーは自分から宣言しないと女子会にならないから。わざわざ言って、女子会にしてますよね。

(星野源)なるほど。

(バカリズム)しがみついている感はありますよね。

(星野源)僕……僕も実は20代の前半とかは同じように思っていたんですよ。「なんでみんな女子っていうんだろう? なんだか納得がいかないぞ」と思っていたんですけど、僕、いまもう全然違くて。全然いいじゃないっていう感じで。なぜか? というと、僕、女装する機会がありまして。女装をしてお芝居に出たりとか、女装をしてイベントに出たりとか、ただ女装をしたりとか。

(バカリズム)はい。……ん? 3つ目、なんか……?

(星野源)ただ女装してみたりとか。それもなかなかないんですけど(笑)。

(バカリズム)まあ、あんまないっすね。

(星野源)イベントで結構女装して出る機会が多くて。で、その練習っていうか、どうやったら女子にちゃんと見えるか?っていうのを家の中で練習するわけです。カツラとかを手に入れて。で、足の毛とかを剃ってみて。で、そうした時に、女装して人前に出て、褒められたことが何度かあったんですよ。「すごいかわいいね」と。

(バカリズム)はい。似合いそうですね。

(星野源)で、すっごい前ですけど。最近は全然していないんであれなんですけど。写真を撮った時があったんですよ。和服を着て、料亭の女将みたいな。結構ショートカットと言いますか。ボブとかまでいかないぐらいの。

(バカリズム)ああ、和だな。星野さんは和だ。

(星野源)そしたらその、レストランで撮ったんですけど、レストランの従業員のおじさんにすっごく気に入られて。そのおじさんが……レストランの終了後だったんですよ。終了後に借りて撮るっていう。で、おじさんがもう酒を飲んでいて。「ちょっとここに座れ。お酌をしろ」って言われたんですよ。めちゃくちゃうれしかったんですよ。「お前、かわいいな」って言われて。なんかそれ、すっごいうれしくて。

(バカリズム)はい。

女装して「かわいい」と言われると、うれしい

(星野源)で、これ、女の子ってちっちゃい時から……男だったら「かっこいい」とか「強い」とか、まあヒーロー物に憧れたりするわけじゃないですか。それと同じように、「かわいい」って言われることがめちゃくちゃ多いわけです。男の子でも「かわいい」って言われるけど。それを女の子はより「かわいい」とかっていうことがずっと続いて。それを、水を飲むように繰り返すわけじゃないですか。で、かわいい服を着たりとか、スカートを履いたりとか、かわいい文房具を揃えたりとかっていうのが普通になってきて、「女の子」みたいなことがずーっと、もう本当に日常のように積み重なって、「かわいい」って言われることに抵抗がないのと……「かわいい」って言われなくなってくるわけじゃないですか。人によっては。

(バカリズム)うんうんうん。

(星野源)でもやっぱり、あのずーっと補給されていた、あの栄養がなくなったら、そりゃあ欲しくなるよなっていうのがすごく思うわけです。

(バカリズム)乾いているわけですね。彼女たちは。「かわいい」に。

(星野源)うん。だから「女子」とかって言いたくなる気持ちもすごくわかるっていうか。

(バカリズム)(笑)

(星野源)「もっとかわいいって言って!」ってやっぱすごく思う。化粧もがんばりたいし、気を使いたいし。髪の毛だってすごくキレイにしたいし。やっぱりかわいいって言ってほしいってすごく思ったんですよ。僕。女装してみて。

(バカリズム)(笑)。それを思ったのが女装してみてっていうのがすごいですね。

(星野源)(笑)。女の子の気持ちになりたいわけじゃないですか。

(バカリズム)いや、でも僕、それはすごくわかります。たとえば、浴衣って女性、すごく着るじゃないですか。で、女性自身も着ることが好きじゃないですか。でも、男ってそんなにみんながみんな浴衣好きか?って言ったら、そうじゃないと思うんですよ。

(星野源)まあ、たしかにそうですね。

(バカリズム)僕も全然そんなことないんですよ。浴衣、なんにも思わないんですね。露出度も少ないし。でも、たとえば夏とかに花火大会っつって、彼女が着てきた時に、ビジュアルは特にかわいいと思わなくても、その日のために浴衣を用意して、ウキウキして着てきたその女の子の心意気がかわいい。

(星野源)すっげーわかる! 心が。わかる! すっげーわかる!(笑)。

(バカリズム)っていうことと同じことですよね?

(星野源)そうですね。

(バカリズム)だから、アラサー、アラフォーぐらいよりも、むしろ自分よりもっと年上の、本当にもうおばちゃんたちがキャッキャ言いながら「女子」って言ってみてる感じはかわいいと思いますね。

(星野源)とってもかわいいですね。

(バカリズム)リアルにしがみつこうとする感じは……。

(星野源)(笑)。たぶん女装している時の俺は、そっちなんです(笑)。「もう、かわいいって言ってほしい! とにかく、もうちょっとしてどうにかかわいくなる方法はないのか!?」と(笑)。

(バカリズム)へー!(笑)。うれしかったんですね。

(星野源)あれ、すっごい気持ちいいんですよ。

(バカリズム)男の人に言われるのがですか?

(星野源)はい。

(バカリズム)へー!

(星野源)だからなんかすごく……あと、僕、イベントで『チャウ大』っていう奥田民生さんとか斉藤和義さんとか、いろんな方が出られるイベントで、みんな学生服を着るんですよ。で、僕はなぜか女子だったんですよ。その時の格好が。で、ブレザーを着て臨んだんですけど。もちろん、その時は足の毛は剃りまして。で、ちょっとパッツンロングみたいな髪型だったんですけど、それが(Perfumeの)かしゆかさんに似ていると。

(バカリズム)なるほど(笑)。

(星野源)顔面は全く似ていないんですよ。髪型だけ似ていて。で、出ていったら、「かわいい」という風にお客さんが盛り上がって言ってくれて、すごく気をよくして。うれしくなって。で、その次のイベントにPerfumeのみなさんが出ることになったんですよ。「これはやるしかない!」と。で、その時に僕、「ほしゆか」って名乗っていたんですけども。

(バカリズム)あ、もう完全に寄せているじゃないですか(笑)。

(星野源)「ほしゆか、やらせてください」って言ったらみんな優しいからやらせてくれて。まず、登場をあーちゃん、のっち、そしてほしゆかで3人でまず出てきて、「Perfumeです」って言ってやらせてくれえたんですよ。その時のワーッ!っていう感じがやっぱり気持ちよくて。もう、ぜひやってみてください。

ほしゆかとかしゆか

#ほしゆか #星野源ann #星野源 #星野源子 #可愛い可愛い可愛い

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(バカリズム)(笑)

(星野源)でもそれをタモリさんに話したら……タモリさんもそういうの好きなんだっていう話を本で読んだりとか。女装もすごくされているっていう話を聞いたんで。赤塚(不二夫)さん譲りの。で、聞いたら、「まず、パンツだけやってみろ」と。

(バカリズム)パンツ?

(星野源)パンツ。僕がその時までやっていたのって、全部外見でちゃんと周りに見えるものじゃないですか。「女装ですよ」っていうのはみんなわかる。「そうじゃなくて、全部いままで通りの外見で、パンツだけ女子のパンティーにしてみろ。そうすれば、本質がわかる」って言われて、「なんてすごい人なんだ!」って思って。

(バカリズム)(笑)。たしかに。本質ですよね。

(星野源)自分がなんて甘かったんだろう!ってすごく反省しました。

(バカリズム)中から行くってことですね。

(星野源)それは『ミュージックステーション』のリハーサルの時に言っていて(笑)。

(バカリズム)(笑)。それ、いい話ですね。

(星野源)すっごいいい話なんですよ。自分は本当に外見だけだったなっていうのをすごく深く反省して。

(バカリズム)まず自分の心を女装しろと。

(星野源)それをちょっとやろうと思うんですけど、なかなか度胸が……。

(バカリズム)やってないんですね(笑)。

(星野源)まだやれてないです。「やった!」って言いたいんですけど。

(バカリズム)いや、言っちゃダメなんですよ。

(星野源)まあね。そうですよね。たしかに、言わないで、ただ、やる。

(バカリズム)自分の中の覚悟が決まったら、はじめて外見も女装にしていいってことですもんね。

(星野源)そうですよね。それ、ちょっと本当に結構な……たとえば、買うところからまず始めないといけない。ないわけじゃないですか。家の中に、それは。

(バカリズム)そうですよ。だから、自分で買いに行かなきゃダメですよ。ネットとかじゃダメですよ。

(星野源)(爆笑)。いま、大変ですよ。それ。

(バカリズム)だから、どう選ぶんですかね? 男としての目線もあるじゃないですか。自分が女性に履いてほしいパンツと、たぶんほら、女の子ってよく「この下着、可愛くない?」っつって自分が履きたくて買ったかわいいパンツを見せてくるけど、男の好みとはちょっと違うじゃないですか。

(星野源)ああ、まあ得てしてそういう時はありますよね。

(バカリズム)ねえ。だからそこ、どっちに働くのか。

(星野源)ああ、結構難しいですね。

(バカリズム)ほしゆかが……。

(星野源)でも別に、男の人に見せたいわけじゃないですよ(笑)。

(バカリズム)そっか(笑)。

(星野源)あと、まずそこまで行けないっていう話なので。

(バカリズム)じゃあぜひやってみてくださいよ。

(星野源)ちょっとまあ、こっそり報告します。

(バカリズム)こっそりね。

(星野源)こっそり。

(バカリズム)「今日、履いてます」って(笑)。

(星野源)(笑)。あの、メールで。「履きました」ってだけ送るっていう。

(バカリズム)わかりました(笑)。

<書き起こしおわり>

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