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星野源『POP VIRUS』上海公演を振り返る

星野源『POP VIRUS』上海公演を振り返る 星野源のオールナイトニッポン
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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で『星野源 “POP VIRUS” World Tour』の上海公演について話していました。

(星野源)じゃあちょっと、ツアーの話でもしましょうかね。『星野源 “POP VIRUS” World Tour』、開幕しました! 11月23日は上海、25日はニューヨーク。ちょっとね、楽しかったですね。私は感動しました。いやー、すごかった。いわゆるライブハウスだったりホールサイズっていうのをしばらくやってなかった……結構やってないと思うんですけど。4年くらいはやってない気がする。結構やってないはずなんですけど。特にライブハウスサイズなんかはもっとないんですけども。でも、「やりたいな」とは思っていたんですよ。

五大ドームをやりきったから、久しぶりにライブハウスとか、スタンディング。椅子が無いところとかでもやりたいなって思っていて。「ああ、ワールドツアーならできるな」っていうことで。最近ではなかなかやってないキャパシティのところでやらせていただきまして。熱気がすごかった。上海もニューヨークも。もう本当に感動しました。ちょっとメールを読みたいと思います。

北京から送っていただけました。「中国のファンです」という。この方、おそらく僕がもらった中国人のみなさんの僕へのメッセージをも集めた本っていうのをもらって。で、スタッフの人が届けてくれて。たぶん、それを編集してた人だと思うんですけど。なので、日本語がすごい堪能な……翻訳をしてくれた人か、文章を書いてくれた人かどっちかだと思うんですけども。

「中国のファンです。『“POP VIRUS” World Tour』、上海とニューヨークが完璧に終了できておめでとうございます」。これ、ちょっとねなんかこの言い回しがすごくね好きなんですよね。なんかすごく丁寧に書いてくれてる感じがして。「……今回初となるツアーを上海で開催していただいて、とても嬉しかったです。私たちにとって中国でライブを開催する話は想像もしなかったことでした。

ですから、8月30日。ワールドツアー開催決定の話を聞くと、中国のファンたちは沸き立っていました。初めての中国ライブだから、源さんに最高に楽しく体験をさせるために何をすべきか、何度も何度も検討をし、計画をやり直して、焦りながら2ヶ月を過ごしてライブを迎えました。いよいよ上海公演日。さすが源さん、上海ライブ最高! 源さんの中国語はいいし、発音もきれいです。中国のファンとして源さんと中国語で会話できて、すごく嬉しかったです。舞台、ライト、源さんのパフォーマンス、バンドメンバーたちとのコラボレーションで最高なステージになりました。

新曲が始まると心から湧き出す感動さ。みんなと一緒に拍手したり踊ったりして、汗だくで燃えて『Same Thing』を歌って喉を枯らして『Wabi Sabi』を叫んだ景色はきっと一生忘れられないでしょう。源さんと上海で会えて本当に嬉しかったです。源さんも上海ライブを楽しんだら何よりです。今度、上海でも日本でも、世界どこでもいいですが、ぜひまた笑顔で会いましょう」という。ありがとうございます! ありがとうございます。これね、ねぶり棒をあげたいんだけども、住所が書いてないんで送れないんですけども(笑)。ありがとうございます!

ねえ。嬉しいですね。それと……「先日、源さんのワールドツアー上海に参加しました。嬉しいことがあったのでご報告したいと思いメールをお送りします。ライブの際、私の隣には中国人の男の子が1人で座っていました。源さんが登場し、ライブが始まると私はもちろんですが、その男の子も立ち上がって終始ノリノリ。どの曲も声には出しませんが歌っている様子だったので、『すごいなあ。日本語、ちゃんと勉強してるんだな』と感心。

途中で源さんが中国語で挨拶された時、私は中国語は全くできないのでどんな内容の話なのかわからず。すると、隣の男の子が全部日本語に訳して教えてくれたのです。源さんが最後の方で『また上海に来ます』と言った時、男の子はめちゃくちゃ嬉しそうに満面の笑みで私に『また上海に来るって!』と。その嬉しそうな笑顔が深く印象に残っています。ライブが終わって席を離れる際に男の子に『ありがとう! 日本語、とても上手ですね』と少しだけ話をしました。源さんのことが好きで、ドラマを見たり、日本語を勉強したそうです。そして彼は『日本での源さんのライブはチケットが取れない』と話していました。『また日本か上海か、どこかの源さんのライブ会場で会いましょうね』と言って別れました。

始まる前に会場外でラバーバンドとチケットホルダーをいただいた中国のファンの方々にもたくさん感謝を伝えたいですが、隣にいた男の子とのささやかな会話を通して、とても心があたたかくなりました。中国の源さんファンとの交流を持てたという貴重な機会をいただき、ありがとうございました。ワールドツアーまだ横浜、台北と続きますが、体調を崩されることのないようにしつつ、最後まで楽しんでくださいね」という。ありがとうございます!

いやー、上海のライブはですね、9割ぐらいが中国の方で、1割ぐらいが日本から来てくれたお客さんで。もうね、熱気がすごくて。で、上海でのライブって本当は立ってはいけないんです。公安の方々が横でずっと見ていて、お客さんが立つと「立つな!」って怒られちゃう。それで座らせられちゃうんです。ですから、ちょっといいですか、みなさん。聞いてください。めちゃくちゃ立ってくださっていて。めちゃくちゃ立ってくださって、ずっと立っていました。

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立ってはいけない上海のライブで総立ち

ずっと立って、めちゃくちゃ踊ってめちゃくちゃ歌ってくれました。で、話を聞くと、ライブ……最初はガーッて立ったりするんですけど、日本から来た人でも最後はやっぱり怒られて座っちゃったりとかするらしいんですけど。「最初から最後までずっと立って、あんなに盛り上がったライブなどはない」という風に現地の方に言ってもらいました。だから公安の方々も止めるんだけど。途中で止めるくだりがあったらしいんですけど、またすぐに立つから。「もういいや」っていう(笑)。「一応、止めたから」っていうことだったらしいんですよね。

まあ、そこらへんの塩梅は僕、見れていないんでわからないんですけども。でも本当に総立ちで。いやー、なんかね、もちろん僕も全然慣れない中国語だったんですけど。ご挨拶したり、ちょっとメッセージを言ったりしたんですけど。もうその熱狂というか……もちろん日本語で。みなさん、本当に日本語をすごい勉強されてて。で、その上海公演とかを経験した人とかに聞いたら、「日本語でしゃべってもらった方が喜ぶ人たちが多いですよ。日本でライブをやっている、そのままをやってもらった方が喜ぶ人も多いですよ」という風にも聞いたんで。「じゃあ、そのままでやろう」っていう。で、挨拶だけちょっと中国語でさせてもらって。あとはMCとかは日本語だったんですけど。

もう、なんていうか自分のやろうとしてることとか、自分が言ってることとか、自分の思想とかも含めて。あとは、うーん。活動をしている上で大事にしているものみたいなのが全部、伝わってる感じがしたんですよね。何ですかね? やっぱり伝わっているって嬉しいですね。自分の思いみたいなものが相手にこんなに伝わってるんだっていうのが、もうこんなに嬉しいことはないっていう。コミュニケーション。僕はその今回、海外でライブをやりたいって思ったりとか、あとはInstagramを始めたり、微博を始めたりっていうきっかけは「コミュニケーションしたい」という。だから、SNSって本当に大変……難しいし、本当めんどくさい部分もあるし、嫌な面も多いけど。それでもなんか、やれる範囲でのコミュニケーションみたいなものは取れるんじゃないかなと。

あとは、いままで会ったことない人に会いたいとか、発信したりとか。サブスクリプションの音楽を自分もやり始めたってのもそういう理由だったんですけど、それが本当に見事に伝わっていたり、受け取ってもらってるっていうのがなんか本当にあたたかい気持ちになったし。もうね、だから、立って踊ってはいけないわけですよ。そんな人たちが僕の『Week End』っていう曲で踊りまくっていて。もう泣きそうになってしまって。「感動だな!」っていう。で、スタッフは号泣みたいな(笑)。一緒に行っていたスタッフは号泣しているみたいな。

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中国のファンからの冊子とメッセージ

なんかもう、いやー、本当に感動しました。で、微博の方では上げたんですけども、その中国の方がくれたメッセージっていうのの中に、その序文があって。僕が言っていることとか、文章で書いたりしたこととか。なんかそういうものをすごく受け取って書いてくれているというメッセージがほとんどだったんですよ。だからエッセイで書いたりとか、Instagramで言ったこととか、あとはラジオで言ったこととかテレビで言ったこととか。そういうものを全部受け取ってくれてて、すごくね、感動したんです。それで「中国のファン一同より」ということで、その序文があったんですけども。

ちょっと読みたいんですけども。「新曲で『この輝きは僕のじゃなくて世の光、映してるだけで』と(源さんは)歌いました。それでも源さんからの光は世界中の人々の瞳に映っていて、その光から勇気をもらって、その輝きで自分の光を育んでいます」という。すごくないですか? この表現。で、「……数百の微小な光が集まったこの小さな一冊は」。これ、いろんな人からのメッセージが入ってるんですけど。「……私たちが感謝の気持ちをいっぱい込めたささやかなお返しになると思います。このように輝きを引き続いて渡して、世の光はますます輝けるようになると思います」っていう。なんかね、こんなに受け取ってくれるっていうのは……それでまた、こう返してくれる。なんかそれがね、嬉しくてね。

「……源さんは『どんな遠い世界も近所だと思います』と言いました。だから最後は同じ意味の中国の詩で心よりお祈り申し上げます」っていうことで。僕がその「どんな遠い世界も近所だと思う」っていうのは、Instagramを始めた時とか、ワールドツアー開催を決定した時に言った言葉なんですよね。僕は「初回だからワールドツアーって言いたいわ」ってことで『星野源 “POP VIRUS” World Tour』ってしたんだけども、気持ちとしてはネイバーフッドツアーっていうか、近所ツアーなんですよ。世界を近所にする。で、「いまは日本はSo Far、極東ではない。すごい遠い場所でもない」っていう音楽に関しても、心の距離も含めて。だから、地方公演として上海にもニューヨークにも行く。そういうことがしたいと思ったんです。

そこで、こんなに心のつながっている人たちがいるっていうのはすごく、ライブでも感動したし、こういう風にメッセージをもらって本当に感動したんですよね。で、そのことわざ……僕がどんどんと遠い世界も近所だと思いますって言っていたことと似たことわざを贈りますっていうのが書いてあって。「海内在知己、天涯若比隣(かいだい ちきを そんすれば、てんがいも ひりんの ごとし)」っていう。その意味が、「世界に理解しあっている友がいる。天の果ても隣のようだ」っていう詩なんですよ。それってもう、なんていうか、本当にその本を読みながら僕が中国のみんなに対して思っていること。中国のみんなが僕に対して思ってること。それで僕が世の中に投げた思想。それをまた彼らが彼らの文化の中で返してくれたっていうことがあまりにも美しすぎて。

もう……これをニューヨークへ向かう飛行機で中で読んで、1人で泣くっていう(笑)。あまりにも感動して。だから、それですごく思ったのは、やっぱりどうしてもいままでね、日本でいろいろとライブをして。メールとか、あとはInstagramへのコメントとかをいろいろともらって。で、やっぱりその数がすごく多いわけじゃないですか。だから、こういう感覚……どうしても言葉を通してこういう風につながるって難しいと思うんだけど。やっぱりいまの日本で活動をする時には。どうしても数が多すぎて。でも、僕はいつもその「見えない人に向かってやっていたい」っていう気持ちがあって。

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中国のファンを通して、日本のファンを感じる

日本のファンのみんな、あなたたちにはこういう風に思ってくれている人が絶対にいるんだっていう確信がここで持てたっていうか。自分の思いをしっかり受け取ってくれて、しかも表現する・しないは置いておいて、それを受け止めてくれる人。なんかそれを中国のみんなを通して、日本のファンのみんなっていうのをすごく感じたんですよね。だからこれは中国の人だから通じているとかじゃなくて、どの場所でも……それはもちろんニューヨークでも。この後、話そうと思うけども。ニューヨークのお客さんにも思ったことなんですけども。

だから本当にね……本当にやってよかった。行ってよかったし、行く意味がこんなにあるんだ!っていう。「行く意味はある」と思って行ったけども。上海でもニューヨークでも思いました。なのでまたぜひ、上海にも行きたいですね。

星野源『POP VIRUS』ニューヨーク公演を振り返る
星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で『星野源 “POP VIRUS” World Tour』のニューヨーク公演について話していました。

<書き起こしおわり>

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