安住紳一郎さんが2025年11月23日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で発光犬(光る犬)の魅力について話していました。
(安住紳一郎)兵庫県西宮市の方、ありがとうございます。21歳。ありがとうございます! 「私の小さな幸せは学校やバイトの時に散歩をしている犬を見かけることです。大型犬を見かけるとテンションが上がりますが、それより嬉しくなるのは夜に光る首輪をつけている子たちがいた時です。心の中で『おっ、光る犬、来た!』とはしゃいでしまいます。動物の癒しパワーは大きいですね」。そう。ねえ。前もお便りをね、1年くらい前にいただきましたよね。光る犬。その人は「発光犬」って呼んでいたけどね。
(中澤有美子)そう。呼んでた!
(安住紳一郎)また、ほら。ワンちゃんたちが散歩するところって少しね、暗がりのようなところが夜、多かったりするん。本当に遠くからね、小さなエレクトリカルパレードが来たみたいな感じでね。うん。そして最初に光る……あれは交通安全のためとかにしてるんだっけ?
(中澤有美子)そうですよね。
(安住紳一郎)そうね。首輪っかとか、リードが光ってるんだけど。本当にUFOが来たかと思って。それがワンちゃんにどういう風についてるのかさえもわかんないんだけど、近くに来るとね、「あっ、ああ、こういうチャウチャウ犬的な人だったんだな」とか。あとは、ものすごい小さいのにね、なんか花魁の傘みたいにしてながら発光している……(笑)。
(中澤有美子)大事に大事に。ビッカビカにして。
(安住紳一郎)そう。大事にしているね。「ああ、そうやってるんだ」とかさ。あるでしょう? ほら、自衛隊のさ、空で監視している背中にパラボラアンテナみたいなのをつけている飛行機、あるけれど。ああいう感じで来る犬とかいたりして。「はーっ!」みたいな。発光犬。ごめんなさい。見るとね、絶対にね、もうはまりますよ。
(中澤有美子)超見ちゃう!
(安住紳一郎)私もね、その人のお便りが来てから……それを読むまではそんなだったのが、言われてから見るようにしたらね、もう発光犬としか……(笑)。
(中澤有美子)大好物ですよね(笑)。「キターッ!」って(笑)。
(安住紳一郎)そう。5頭ぐらい固まってるともう本当にすごいから!
(中略)
(安住紳一郎)さて、先ほど発光犬。光る犬の話をしましたけども。この方は神戸の方。「犬飼い界隈では発光犬のことをパリピ犬と呼ぶことが多いです。パーティーピープルの略ですけどね。ピープルじゃないんですけどね」という。そうか。パリピ犬ね。たしかに。
この方のお便り。「私は昨晩、見ました。娘に続き、夫がインフルに感染し私は半月近く看病の日々。合間にドラッグストアに1人、急いでいったところ、駐輪場に発光犬がいました。小さな柴犬がオレンジの光を放ち、1匹で飼い主さんの帰りを待っていました。どこか切なげな瞳、佇まいにキュンと心を撃ち抜かれてしまい、思わず『発光犬……』と声に出してしまいました。なんともかわいいその姿に後ろ髪を引かれつつ、家路を急ぎました。夫の隔離も今日まで。私は寝不足でボロボロですが、発光犬にかなり元気をもらいました。ありがとうございます」。そうですか。半月、大変ですよね。
(中澤有美子)ねえ。お疲れ様でした。
発光犬を見て救われた気分になる
(安住紳一郎)でも、わかる! なにかね、発光犬を見た時になんだろう? 救われたっていうか。なにか、菩薩のような感じというか、宗教的な救われた感じを一瞬、感じるのは私もそうでした。
(中澤有美子)わかります。なんだか拝みたくなるような。
(安住紳一郎)「ありがたい!」っていう。なんだろうね? いや、たぶん昔の人たちもきっとね、そんなに情報がないなかであまりにもきれいに彫られた彫刻とか、あるいは日光東照宮なんかを見た時にね、すごくありがたいっていう気持ちになって救われると思ったのかどうか、わからないけど。そういう気持ちを見たことがないから。しかも生きてるし、動いているし、生き物だし、でも光っているし……みたいな。
(中澤有美子)「これか!」みたいな(笑)。
(安住紳一郎)そう。だから発光ダイオードとかよりも犬の方に行っちゃうんだよね。なんかね。「はっこうけん……」っていう。
(中澤有美子)本当に尊い。
(安住紳一郎)尊い。ねえ。
発光犬、安住さんのラジオで聞いてからなんとなく注目するようになってしまいました。夜、ぼんやり歩いていると前方から発光犬の光が見えるとちょっとテンション、上がるんですよね。不思議!(笑)。
