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吉田豪が語る インタビューの極意

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プロインタビュアー吉田豪さんがニッポン放送『プチ鹿島と長野美郷 Good Jobニッポン』で、インタビューで話を聞き出す極意を語っていました。

(吉田豪)僕、タクシー乗るとそういう話聞くの大好きなんですよ。

(長野美郷)あ、運転手さんにもインタビューされるんですか?

(吉田豪)よくしてましたね。

(プチ鹿島)やっぱり運転手さんって、それこそ美味しいラーメン屋だってみんな知ってますから。

(長野美郷)私、いつも聞きます。いろんなところ行った時に。タクシー乗ったら、おすすめのお店、どこかありますか?って。

(プチ鹿島)ハズレ、ないでしょ?

(長野美郷)やっぱり地元を走ってらっしゃるから、いちばん現場に近い声が聞けるっていうか。

(吉田豪)僕、それですごいマズいところ連れてかれたことがあって。僕、食べ物は聞いちゃダメだなと思って。僕はだから、いままで乗せた有名人の話とかどんどん聞いたりして。1回面白かったのが、前職が印刷会社の人がいたの。某大手印刷会社に勤務で、出版史上に残るミスがあったんですよ。90年ぐらいかな?やっちゃいけないミスがあって。それでいなくなった人がタクシーの運転手になってて(笑)。

(プチ鹿島)ええー!?

(吉田豪)僕の部下がやって、僕が尻拭いして・・・みたいな話をして。うわー、すげーいい話聞いた!っていうことは、よくありますよ。そしたらそういう話しているうちにスイッチが入っちゃって、タクシー降ろしてくれなくなるんですよ。着いてもまだ話している。もう、僕の家なんですけど・・・みたいな状態で(笑)。

(長野美郷)でも豪さん、いろんな場所でいろんな方に。芸能人じゃなくても、インタビューされるんですね。

(吉田豪)その結果が、僕の専門学校時代の暴露本出版に至るわけですよ。掃除のおばちゃんと仲良くなって、毎回タバコ吸いながら話とかしてるうちに愚痴とかこぼすようになってきて。『聞いてよ!』って言ってくる愚痴が最終的には、『この前学長の愛人の家に掃除行かされた』って言ってて。本当ですか!?って言って、いろいろ根掘り葉掘り聞いて、これは記事にしなければ!っていう(笑)。

(プチ鹿島)豪さんって自分では自覚があるんですか?人が自分に対して言いやすいっていう。

(吉田豪)しかも僕は自分の秘密とか言わないですからね。普通だったらフィフティーフィフティーで、僕が言うかわりにあなたも言ってください、じゃないですか。僕、それがないんですよ。あなたの話を一方的に聞きましょう、なんで。

(プチ鹿島)そっかそっか。見返りとか、自分の話を聞いて、みたいなのは求めないから。

(吉田豪)僕のいい話を教えるかわりに・・・ではないんですよ。

(プチ鹿島)でもそういうことを言ってくれるってことは、なんかツボとかを的確に押しているわけでしょ?

(長野美郷)それをね、教えていただきたいなと思うんです。インタビューとかさせていただくこともあるし。

(吉田豪)基本、みんな話したいことってあるじゃないですか?話したいことを聞く分には大丈夫だと思うんですよ。話したくない話ばっかり聞かれると、心閉ざすっていうか。結局プロモーション期間の人がたぶん・・・同じ質問ばっかりされて向こうは飽きているわけで、さらにテレビ向けのそういう伝わりやすい話を聞いたら、乗り気にはまずならないっていう。それはもう、ポジションがこうだから、僕はそういうことをやらないでいい場所にうまく行ちゃったんで。映画関係の取材でも映画の話なるべく聞かないとかやって、スタッフに怒られるみたいな。

(プチ鹿島)でもそれが読み手からすれば、それがいちばん聞きたかったんだよみたいな本質を捉えてるっていうことでしょう。

(吉田豪)面白くなったほうがいいんで。僕はそんな宣伝はやる気はないっていう(笑)。

(プチ鹿島)いままで聞きづらかった人とかって、あえて言うといます?どんなジャンルでもいいですけど。

(吉田豪)最近で言うと前田敦子さんが新曲を出してたんで、宣伝のインタビューに行った時に、無邪気にAKB時代の話とか聞いてたら、2-3回怒られましたね。スタッフの人から。『新曲の話を聞いてください!』って(笑)。『AKBの話はもう止めてください!』みたいな。だって聞きたいんだもん・・・っていう。

[参考リンク]吉田豪が語る 前田敦子インタビュー裏話

(プチ鹿島)前田さん自身はそれこそ映画もそうだけど、いろんなものに興味を・・・

(吉田豪)映画にすごい興味がある人で。音楽は、本人曰く『AKBを本気で音楽がやりたいと思って辞めた人に申し訳がないから、そこまでの力を入れていない』っていう感じなんですよ。ちょっと違うやり方をしたいっていうことで。だからそういう人に音楽の話だけを聞く取材を組むっていう時点で、過酷なわけじゃないですか。それは。

(プチ鹿島)昨日ほら、長澤まさみと会った時の記事をあげてましたけど。長澤まさみと楽屋で一緒だったわけじゃないですか。どんな感じだったんですか?すごく礼儀正しかったんですって。びっくりしましたよ。

(吉田豪)いつも僕らが出ている新宿ロフトプラスワンっていう非常にアンダーグラウンドな、有名芸能人は来ない箱があるんですよ。そこにいる時点で異常なんですよ。そこがロケ場所なんで来るしかないんですけど。

(プチ鹿島)あの、『モテキ』っていう映画でね。

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(吉田豪)『モテキ』、僕も出てるんですよ。映画では2秒しか使われてないんですけど、実は30分話してるんですよ。そこで。長澤まさみの前で。実はその時に、『モテキ』の監督の大根仁さんから言われたのは、ちょうどももクロが流行りだすところだったんで、ももクロの話をしてほしいって言われたんですよ。サブカル的な要素でって。それを僕、蹴って。一緒に出る杉作J太郎っていう人とかは別に全然好きじゃないから、無理に話して変な空気になるよりは、いつもの話をさせてくれって戦ったんです。いつもの話っていうのは、ラジオで言うのは非常に・・・

(プチ鹿島)まあまあ、シモの方の。

(吉田豪)ゴリゴリの下ネタなんですけど。それを長澤まさみの前で話すっていう戦いをしたんですよ。で、非常にドキドキしながら見て。長澤まさみは役柄上そういうのが好きで笑っているっていう設定なんですよ。だから本気で笑っているかはわかんないんですよ。でも、気になるなーって思いながら見てて、終わった後に『あれは演技だったんですか?』って聞いたら、『私、ああいう話大好きなんですよー!』って。

(長野美郷)すごい!

(吉田豪)ノリノリで言ってきて。ああよかったっていう。

(長野美郷)またイメージとのギャップが素敵ですね。

(プチ鹿島)なんか結構カラッとしてる人なんですね。下ネタが特に好きっていうよりは、そういうのも全然受け入れるっていう人なんですって。

(吉田豪)『おもしろーい!』って言って。

(プチ鹿島)俺の知り合いが演劇見に行ったら、結構下ネタをやるところで、ケラケラ笑ってたって。それはやっぱりね、ポイント。男も油断するでしょう。

(長野美郷)女性側からも、結構いい感じ・・・

(吉田豪)ちなみにその『モテキ』だと麻生久美子さんも並んでて。麻生久美子さんはそういうのが苦手だから、苦々しい顔で見てるっていう設定だったんですよ。後で聞いたら、笑いをこらえるのが必死だったって。麻生さんも、ゴリゴリそっち好きなんで。嫌々見てる風を演じなければいけなかったって。

(プチ鹿島)あと、沢尻エリカも取材してましたよね。数年前ね。今日、東スポ見てたら沢尻エリカが大井競馬場の脱出ゲームのイベントに、キャーキャー言いながら参加してたっていうナイスな記事があったんですけど。まだ、いまはちょっと丸くなった感じなんですかね?豪さんが取材した時は、いちばん結構・・・『別に・・・』の頃ですよね。

(吉田豪)『別に・・・』の直前。直前に会ったせいで大変な状況を味わって。その結果、全部でマスコミ5社ぐらいから僕、コメントを求められるような時期だったんで。

(プチ鹿島)実際会った人みたいな。

(吉田豪)会った人として。僕は全然面白がってっていうか、『噂を聞いて、その噂をたしかめに行って最高でした!』って言ってるんですけど。被害者の証言みたいな感じで雑誌に載っちゃって、僕としてはすごい不本意で。ぜんぜんそういうんじゃないんですよっていう。面白かったのにっていう。

(プチ鹿島)だからね、すごいですよ。いま、仕事とかオファーとか関係なく聞いてみたいなっていう人はいるんですか?

(吉田豪)それはもう、言うまでもなくASUKA(飛鳥)さん、行きたいですよ。話を聞きたくてしょうがない。僕は週刊文春じゃないですからっていう。ちゃんと原稿チェックも出しますしっていう。

(プチ鹿島)ありがとうございます。じゃあまた是非!面白かったでしょ?

(長野美郷)知らない情報盛りだくさんで、ちょっとね・・・

(プチ鹿島)長野美郷をいかにこっち側に引きずり込むかっていうのがこのコーナーですから。よろしくお願いします。

(長野美郷)(笑)。わかりました。来週も楽しみにしてますので。この時間のゲストは吉田豪さんでした。ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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