東野幸治と渡辺あつむ『サンクチュアリ -聖域-』を語る

東野幸治『サンクチュアリ -聖域-』を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんと渡辺あつむさんが2023年5月12日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でNetflix『サンクチュアリ -聖域-』について話していました。

(東野幸治)『サンクチュアリ』、見ました?

(渡辺あつむ)Netflix。お相撲さんの。見ました。

(東野幸治)あれ、吉本芸人いたらしいですね。俺が聞いたんは、あれですよ。あの部屋の力士の中の1人の、あの白い枠の眼鏡かけてた、白ぶちの眼鏡をかけてた人は元相撲取りの方で芸人をされてる方で。その方、吉本の芸人さんなんですって。

(渡辺あつむ)高橋とかいう役の?

(東野幸治)役名、ちょっと俺は忘れましたけど。いたずらしたりとか、先輩の肛門とか金玉のあたりにいたずらをされたのを、接着剤を剥がすみたいな。ちょっとコメディシーンもあったりとか。最後、頑張って。「強くなりたいんだ!」ってトレーニングする姿があったりしたんですけども。らしくて。僕はそれをなぜ聞いたっていうと、シャンプーハットから聞いて。「ええっ!」ってなって。

聞いたら、もう2年ぐらい前にこの話があって。で、肉体改造を1年、やって。ほんでまた1年、撮影だっていうのを聞いて「すごいな!」と思って。だから全員役者であんな体で。だから、やっぱり面白いっちゃ面白いですし。

(渡辺あつむ)髪の毛伸ばす期間もありますしね。

岸谷五朗さんの名演技

(東野幸治)そう。あるし。で、岸谷五朗さんの名演技。よかったよね!(笑)。いや、面白いよね。岸谷五朗さん、俺、笑ってもうて。「あれ? 岸谷五朗さんって、もうちょっと普通の芝居、してなかったかな?」っていうぐらい(笑)。

(渡辺あつむ)めっちゃ威圧感のある役ですよ。

(東野幸治)あと、写真も面白かったよね。親方の岸谷五朗さんの現役時代の、首から下の合成具合が。やっぱりええ具合で面白いよね。

(渡辺あつむ)「合成技術ってすごいな」って僕は思いました。すごかったですね。

(東野幸治)厳しいな(笑)。ピエール瀧さんも親方で。過去の力士の先輩のね、親方の当時の映像みたいなのも、なんか上手に……合成、おもろない?(笑)。

(渡辺あつむ)首から下が力士で。すごい繋ぎ目がわからんなって。

(東野幸治)わからん。でも、ちょっとなんか、わかる感じ。あれ、わざとちょっとしてるのかな?

(渡辺あつむ)うーん。東野さん。いや、それは僕も面白かったですわ。でも、言わんでいいじゃないですか?(笑)。

(東野幸治)いやいやいや。俺、優秀な監督やからちょっとそこの要素も何ミリか、残してるのかな?って俺は思ってるんや。

(渡辺あつむ)「ここも面白がって」って?

(東野幸治)そう。だから写真もそんなアップになれへんけども。メシを食うてるのも、フォークとナイフでみんながメシを食ってるじゃないですか。俺、あれもちょっと笑かす気やと思って。そんな親方、おれへんやん? ワインを飲んで。ほんで、「おおぉーい!」って。それ絶対……「もう、監督! ちょっとそれ、ほしがりすぎ! 十分面白いです!」って俺も言いたなって(笑)。「おおぉーい!」って(笑)。で、フォークとナイフで食べてるし。

で、後ろの写真も現役時代のやつ。これもちょっと、笑かそうとしてて、みたいな(笑)。でも、海外の方が見て相撲文化とかっていうのもわかるし。いいよね。だから日本の人もおもろいし、海外の人が見ても、大相撲っていうのはこういう面倒くさいというか、そういうしきたりもあるし。なるほど、たしかにお辞儀とか礼儀って大事やなとも思うから。いいバランスのやつで。シーズン2はあるのかな? とか。

(渡辺あつむ)あるでしょう?

(東野幸治)いや、でも俺の中ではちょっと……めちゃくちゃ悪い北九州のやつがやってきて。めちゃくちゃ悪いやん? 前半、ずっと。で、その行儀の悪い人のお母さんもさ、もうどんだけおっぱいを揉まれるねん?っていうぐらい(笑)。

(渡辺あつむ)はい、そうです……。

(東野幸治)もう、めちゃくちゃやん!っていう。で、それがちょっと話、変わってくるやん? 事情が変わってきて。で、なんか『ロッキー』やないけども。ネタばらしせんように言うと、そういう感じになってるから。シーズン2があったらさ、その初期の最初のおもろい感じのところがさ、ちょっとなくなるというか。俺の好きなところが、みたいな。あの第6話のなんか、ライバルっていうか。今回の物語シーズン1の中の、言うたら2人の戦いの第1回戦、あるやん? あれ、もうめちゃくちゃおもろいやん!

(渡辺あつむ)はい!

(東野幸治)あれの映像って、やっぱりすごいよね。お金、すごいかかってるんでしょう?

(渡辺あつむ)そりゃ、スーパースローも多用されて。

(東野幸治)で、言うたら結局、国技館ぽい感じのところで。座布団が舞ったりとか。あのへんもどう撮ってんやろなとか。で、相撲協会もたぶんあれ渋い顔をしながらも。でもなんとなく、相撲協会も認めざるを得ない感じになっているとは思うんですけども。ちょっと見てない方がいたらね、ぜひぜひ『サンクチュアリ』を。今、1位ちゃいますの? ランキングで。

(渡辺あつむ)いや、面白いですもん。

(東野幸治)ねえ。いろんなところで聞くし。もうなんか俺、ちょっとこんなんも言うたら嫌味みたいになるかもわからないですけど。「おもろいんです!」って日本テレビのね、よく知ってる人に言って「本当ですか?」「これ、面白いですよ」って言って。で、その人が見たみたいで。連絡が来て。「いや、めちゃくちゃ面白かったですよ」っつって。

「どうですか、東野さん? 次の大相撲の千秋楽、行きませんか?」って言われて。なんか、ほんまに俺も芸能人やなと思って。「行かせていただきまーす!」って言うて(笑)。行ったことないから。その、生でどんな音が……ぶつかる音とか、どんな感じなのか、みたいなのもちょっと興味もありますし。そちらの方も行ってみたいなとは思います。

<書き起こしおわり>

東野幸治『サンクチュアリ -聖域-』を語る
東野幸治さんが2023年5月5日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でNetflixで配信中のドラマ『サンクチュアリ -聖域-』について話していました。
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