Ado BLACKPINK東京ドーム公演を語る

Ado BLACKPINK東京ドーム公演を語る Adoのオールナイトニッポン

Adoさんが2023年4月10日放送のニッポン放送『Adoのオールナイトニッポン』の中でBLACKPINKの東京ドーム公演を見に行った際の模様を紹介していました。

(Ado)私はもう、自分が生み出す全てのものが嫌いなんで。本当にもう、苦しいものがあるんですよね(笑)。まあでも私は、そうは言いますが、他のアーティストさんのライブ映像だったり、実際にライブに行くのも好きで。それこそ最近、東京ドームで行われたあの大人気K-POPアイドルグループのBLACKPINKのライブに行きまして。もう大スターですよね。本当に。画面越しでもあの輝きが伝わるというのに、生で見たらどうなっちゃうのかしら?っていう。もう、BLACKPINK様。BLACKPINKたちですよ。なんて言ったらいいか、わかんないけど。

BLACKPINKのライブに初めて行く……生で初めて彼女たちを見るというわけで、あたしゃあもう、家を出る前も気合入れてね。やっぱりライブの日って、本当にそのアーティストさんの好きなものとか、モチーフとか……私で言ったらバラを身に付けてくださる方とか、いらっしゃるじゃないですか。私はそれもね、その日はお客さんとしてBLACKPINKのライブに行くということで。もう黒とね、ピンクの靴下を身につけて行くわけですよ。もう、本当にそれで、ルンルンで会場に着きました。もう、わかりやすい。周りにはピンクと黒の女たちしかいないっていうことで(笑)。

ピンクと黒の女たちが集結

(Ado)ピンクと黒の女たちであふれていて。もう、わかりやすいわけですよ。やっぱり初めて行く会場とかって、迷ったりするじゃないですか。それが東京ドームっていう大きい会場であっても、それまでの道とか。なんかちょっと……何回も行き慣れてても、やっぱりたどり着くまでにちょっと「えっ、この道で合ってたっけ?」みたいな経験をされた方とか、いらっしゃると思うんですけど。

だいたいね、もうライブがある日はその「これ!」っていう人たちについて行けば、だいたいたどり着くんですよ。適当なんですけど。本当にもう、だからわかりやすかったですよね。東京ドームより目立ってますよ。ピンクと黒の女たちが。本当に(笑)。もう、だからすごい助かりましたね。で、BLACKPINKのね、ライブに行くということで。東京ドーム、広いじゃないですか。もう何個も入場ゲートがあって。「どれやねん?」ってなって。何番とかって、決められてるわけですよ。円だしね。適当なところから入っちゃいけないんですよ。

円だから、どこかから入ってもたどり着けるでしょうって思ったんですけど。それだとね、ぐちゃぐちゃになってしまうんで。それでチケットを確認して、何番に行くべきか? 見たら、真反対だ。「おいおい!」って。「もう、今すぐ私のためにね、動く歩道を作ってくれ! スクーターとか、くれよ! もう、その真反対に行くまで何分かかるの? 10分? 15分? なにそれ?」みたいな。それでまあ、文句を言っていても仕方ないんで、ピンクと黒の女たちをね、かき分けていくわけですよ。本当に。

皆さん、自撮りをされているんで。たぶん、私もどこかのインスタのストーリーに写っているんでしょうけど(笑)。まあ、私もそうなんですけど。私も黒とピンクの靴下の女なんですけど(笑)。まあ、自撮りの海をかき分け、かき分けて行くわけなんですけど。で、やっと自分の入場ゲートに着いたと。で、普通のチケットで紙のチケットが主流だと思うんですけど、その日は電子チケットで。いわゆるQRコードを見せて入るシステムだったんですよ。

で、QRコードっていうわけですから、やっぱりなくさなくて済むんですよね。メリットとしては。やっぱり私はね、もう家が散らかってるんで、なくすわけですよ。チケットはなくしたことないですけど、いろんなものをね、もうね、なんですか? 自分の家の樹海でなくすわけですよ。だからQRコード、ありがたいと思ってね。もう本当にルンルンで。「よし、入るぞ!」って意気込んで入ったら、QRコードが開かない。「ああ、現代の悪いところ! そうか。こんなに人がいたらたしかにね、電波入らないよね」ってなって。

で、一緒に行った人も全然QRコードが表示されなくて。「なに、これ? 全然入らないんだけど?」みたいな。「全然表示されないな」ってなって。私も「えっ、どうしよう、どうしよう?」って。なんか、そういう人たちだろうなっていう人たちがゲートの周りにめちゃくちゃいるんですよ。まあね、「ああ、だから逆に紙の方がいいのかな」って思ったりしてる中、やっと私のQRコードがついて。先に入ることになったんですけど。

入ると、やっぱり広いですね。東京ドームはこのBLACKPINKのライブで3回目だったんですけど。もう、なんですか。圧巻。やっぱり広さもですけど、人が入るだけでも全然ライブ感が……あれ、最大で何万人ですか? 4万人とか、そのぐらいですよね? だからもう、すごい数のペンライトだし。で、待ち時間のその開演前の時間でMVが流れてるんですけども。それも割と大きな音量で彼女たちのMVが流れたりして。もう気分はルンルン。で、周りの人たちもきっとそうだろうなと思って。みんなざわざわざわって、してるわけですよ。

で、もう本当に開演までどうしよう、どうしようってなっていて。で、そういう人たちってね、なにかしらアクションがあるとすぐに騒いでしまうので。ただMVの音量が大きくなっただけでみんな「キャーッ!」って言うんですよ。「待って? まだだよ?」ってなって。まあ、ライブあるあるなんですけど(笑)。「キャーッ!」が始まるんですよ。で、その後にまた電気が暗くなったら「キャーッ!」って。2回目の「キャーッ!」。で、開演BGMが鳴って「キャーッ!」。これで3回目。何回「キャーッ!」っていうの? もうなんでもいいじゃん。スタッフが出てきただけでもみんな「キャーッ!」って言うだろうなっていうぐらいの(笑)。なんでも「キャーッ!」なんですよ。

で、もちろん出てきたら、「キャーーーーッ!」ですよ。一番の「キャーッ!」。当たり前だ(笑)。影だけでも「キャーッ!」ですよ。で、私も「うわぁー!」って言いました。「そこはキャーだろう?」っていう感じですが。いや、でも生のBLACKPINKは本当にもう、オーラがすごいといいますか。なんですか? こういう言い方も変ですけど、MVのまんま。画面で見ていたもの、スマホの鉄板で見ていたもののまんまが出てきて。「なんじゃ、こりゃ!」っていう感じです。なんか、そういったことができる方って本当に、なんか同じ舞台に立つ人間として尊敬しますし。なにより、皆さん細い! ちょっと心配になるというか。心配しても仕方ないんですけど。

でも本当にスリムな体型で。「日本で美味しいもの、食べてくださいよ!」って思ったりして、ライブを楽しんでいたわけですよ。いろんな曲、ありましたし。ソロパートとかもあったりしてね。最近、メンバーのジスのソロ曲も公開されて。やっと4人のソロ曲が揃ったということで。ソロの時間とかもあったりして、もうめちゃくちゃライブを満喫したわけなんですけれどもね。行った皆さん、わかると思いますが。

もうたっぷりとBLACKPINK色に染まり。そして終演を迎えて。「ああ、楽しかったねー」っていう声がざわざわと聞こえてくる中……ライブの面倒くさいところ。特に大きな会場で言う面倒くさいところは、出れないっていう。閉じ込められちゃったっていう。まあ、別に帰れるんですけどね。帰るまでにめちゃくちゃ時間がかかるっていうので、もうトボトボトボトボとね、みんな歩くわけですよ。余韻に浸りつつ。「ちょっとこれ、早く出たいな」っていう気持ちもにじみ出てる中、トコトコトコトコと出口に向かって。「ああ、やっと出れた」ってなって。

もう、なんか外がめっちゃ涼しい。なんか心も気持ちいい。ライブの余韻だからかな?っていう感じで。もう、なんかやっぱりライブの余韻っていうのはすごいわけで。もう心が満たされつつあるんですよ。「ああ、いい気持ちで帰って、いい気持ちでお風呂に入って、いい気持ちで寝れそう」って思った時に、会場出口でですよ。なんか急に「キャーッ!」って声が聞こえてきて。

会場出口から「キャーッ!」

(Ado)「ええっ? なんのキャー? ええっ、リサ? ジェニ? えっ、いる? どうしよう? 色紙、持ってきてない! おでことかに、書いてもらおうかな? えっ、握手とか、してもらいたい!」って。もう、明らかにそういう「キャーッ!」で。「えっ、どこ?」って探すんですよ。

「えっ、出てきちゃったの? やだ、どうしよう!」って思って騒いで見たら……ジェットコースターなんですよ!(笑)。ただの東京ドームシティだった! 東京ドームシティのジェットコースターだった! 夜8時過ぎまでやってた、ただの。そりゃそうですよね? 正面玄関から出ないし。そりゃ「キャーッ!」ですよ。あまりにも一緒の「キャーッ!」だったから。かれこれその会場内で5回ぐらい「キャーッ!」を聞いてるわけですから。まんま一緒の「キャーッ!」が聞こえたと思ったから。「えっ、ジェニたちが出てきた?」って思ったら、ただのジェットコースター。ビルの中を駆け巡ってるジェットコースターだったわけで。

「ふざけるな! いや、面白そうだな! 面白そうで、よかったな、お前たち! お前たちはBLACKPINKを知らないだろうが、今の私もジェットコースターの恐怖を知らない。くそっ!」って。まあ、全部勝手に期待した私が悪いんですけど。そりゃ、こんな「キャーッ!」を聞いて。BLACKPINKがそばにいるって考えたら、意識しちゃいますよね? 「あーあ、あたしがバカでした!」っていう1日でしたー(笑)。

<書き起こしおわり>

オードリー若林 BLACKPINK東京ドーム公演を語る
オードリー若林さんが2023年4月15日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でBLACKPINKの東京ドーム公演を見に行った際の模様を話していました。
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