安住紳一郎 2023年4月から変わる暮らしのルール9個を語る

安住紳一郎 人生で唯一のスピリチュアル体験を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2023年4月2日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で新年度を迎える2023年4月から変わる暮らしのルール9個を紹介していました。

(安住紳一郎)新年度ということで。月曜日からね、お仕事でいろいろルールが変わるっていう方もいると思いますが。私がピックアップしたところ、この新年度、4月から変わる暮らしのルール、9個ありましたね。

(中澤有美子)ああ、そうですか。

(安住紳一郎)いくつまで、知りたいですか? なかなかね、全部知りたいとは思いませんもんね。自分の関係のするところ、面白いところをひとつ、見繕ってちょうだいっていう感じですよね? どうですか? ねえ。全部知ったら本当にもう、政府のスポークスマンみたいになっちゃうもんねなんかね。いろいろね。9個、行ってみますか?

(中澤有美子)そうですね。9個も厳選した9個ですもんね?

(安住紳一郎)厳選ですね。皆さんは何個ぐらい、想像がつきますか? いろいろね、ニュースでやってますもんね。私も2、3はわかっていましたけれども。さすがにここにある9は知りませんでしたが。1、ヘルメット着用が努力義務化。これね、自転車に乗る人のヘルメットの着用が努力義務にということで、ルールが変わりましたね。

自転車に乗る際のヘルメットの着用が努力義務化

(安住紳一郎)パトロール中のお巡りさんがヘルメットをかぶって自転車をこいでいる姿を見て……まあ、率先してもちろん、ルールを守るということで。驚きましたけれども。結構なんか、スポーティーな白い、レーサータイプのヘルメットをかぶっていて、びっくりしました。統一ではないんだと思いますけれどもね。なんとなく、昔のね、白いパクッていう感じのヘルメットかなと思ったんですけども。

(中澤有美子)安全第一的な?

(安住紳一郎)いわゆる、なんだろう? 3億円事件犯人モンタージュ写真みたいな、白い、桜の紋章がヘルメットの中央に書かれているっていう、ああいうものかなと思ったら、ものすごくスポーティータイプな感じのものでしたけれども。これから、どうなるんでしょうか? 罰則義務がないということですけれどもね。事故に遭ったりした時にですね、もし自転車に乗っていて自分が倒れて。

そして、少し怪我をして。そんな時に出る保険のお金とかがですね、ヘルメットをかぶっていない時は満額、出なかったりするとか、そういうようなことになるらしいですから。努力義務ということで、罰則はありませんが、自転車に乗る時はヘルメットをかぶりましょうということになりました。なかなかね、すぐに100%できるっていう話じゃないですよね。どうでしょうか?

それから2番目。こども家庭庁ができました。厚生労働省や内閣府にまたがっていた業務を新省庁に一本化。こども家庭庁。「こども」がひらがなで「家庭」が漢字ですもんね。詳しく知りません。3番目、東京23区、高校生以下の医療費が無料に。これまでは中学生まで東京23区、一部の東京の市町村、医療費が無料でしたが。この4月から高校生、病院でお金がかからないということですね。いいですよね。まあね、お医者さんにかかること自体、あんまりラッキーなことではありませんが。お金がかからないということですね。

もちろん、中学校を卒業して働いている人や、高校を中退している人にも適用されるということで。15歳から18歳の人が対象にということですね。どうでしょうか? 年齢をごまかして病院で怒られるかな? どうでしょうか?

(中澤有美子)なんでしょうか、それは?(笑)。

(安住紳一郎)うん? わからないけども。ごまかせないか? いや、ほら、19歳になっちゃっているんだけど、「18歳だ」って言ったら無料になるんだったら、無料にしてほしいなとかさ。いろいろ考えたりするじゃない?

(中澤有美子)医療証みたいなものをもらって、それを見せなければ適用されないので。ごまかしは難しいかと思われます。

(安住紳一郎)ああ、そうか。でも友達から借りちゃったりしたら? こんなこと、ラジオで言ったらダメだね。犯罪だよね。犯罪だけど。でもほら、別に保険証とかって、別に顔写真はなかったりするから。「どうなんだろう?」なんてね。どうだろう? わかんない。ダメです。そういうことは、ダメです。そして4番目。出産一時金、8万円アップということで、原則1人42万円から8万円増額で最大50万円支給に。

5番目、デジタル給与解禁。労働基準法の一部が改正ということで、スマホ決済を使い、従業員にデジタル給与で賃金を支払うことができるようになるという。給料のデジタル払いを希望する人は約1割。これ、結構多いなと思いましたけども。そうね。一応、法律的には「現金で払う」っていうことになってるんですね。これも知りませんでしたけども。まあ、たしかに現金以外で……なんだろうね? 物で払われても困るってことかな。ちょっとありそうだもんね。

(中澤有美子)現物支給とか。

(安住紳一郎)特にね、会社の売れ残った在庫を従業員に押し付けたりして。「これで」なんて。それでは困るから、現金と決まっていたんだけれども。デジタル給与が解禁という。あれだよね。いわゆる、その自分の電子決済の口座にものすごい額のお金が入るっていうことでしょう? じゃあ、ちょっとしたスーパーとかでお買い物した時に残額がね、パッと出た時に「残額 87万円」とか出たりすることがあるわけでしょう?

(中澤有美子)そうですよね。毎月、積み重なればね。

(安住紳一郎)積み重なっていってさ。きっと「えっ?」っていう感じにならない? 「うわっ!」って思うよね。「へー!」って思う。6番目、マイナ保険証を持っていない人は受信料を上乗せ。これはずっと言われてましたね。7番目、電話番号案内(104)が値上がり。これまでは1件につき275円だったものが、5月以降440円に。これは5月からですけれどもね。104。

(中澤有美子)お高い!

(安住紳一郎)いや、もう今はね、なかなか使わないでしょうし。若い人は「104」って言ったら「何ですか?」って思うよね。きっとね。よそ様の電話番号がわかんない時に、電話するとオペレーターの人が調べてくれるんですよね。電話番号をね。104、いや、そうですか。

(中澤有美子)なんかちょっと曖昧な情報だと、いろいろ工夫して調べ直してくれたりして。ありがたかった思い出ですよ。

電話番号案内「104」

(安住紳一郎)そうですよね。オペレーターの方がね、テキパキしていらっしゃってね。世界一、テキパキしているオペレーターの方ですよね。いや、思いますよ。やっぱりあれを基準に考えるとね、なかなか前に進まないっていう電話案内があったりしますもんね。「はい!」なんてね。で、オペレーター基地が沖縄とか九州とかにあったりするからね、意外に東京の104の案内がね、「担当、我那覇がお送りしました」みたいな。

「我那覇さんだったんだ!」みたいな感じするもんね。ありました。あとね、「すいません。安住商事の電話番号、お願いします。東京港区です」なんて。「東京港区の安住商事。はい、はい。安住はどんなかんじですか?」なんていう時に「ふーん。まあ、ちょっと小太りですけど、いい感じです」なんて言っちゃって。「えっ、小太り? 違います」なんて言われた経験、ありませんか?

(中澤有美子)どういうこと?

(安住紳一郎)「漢字でどういう表記をしますか?」っていうことなのに「どういう感じですか?」って言われていると思って。「すごく人のいい感じです」って私、答えたことが1回だけありますよ。

(中澤有美子)フフフ(笑)。困らせたんですね?

(安住紳一郎)あまりにも流暢で。「どういうかんじですか?」って。「どういう漢字でお書きになりますか?」っていう風に聞いてくれればよかったんだけども。「どんなかんじですか?」って言われたから「うーん、そうですね。まあ結構……一次下請けですけどね。なかなかいい仕事しますよ」なんて言った記憶があります。高校生ぐらいで。

(中澤有美子)ああ、そうですか。ちょっといたずらを? えっ、本気で?

(安住紳一郎)本気で調べていて。本当に動揺して。「どういうかんじですか?」って言われて……やっぱり初体験だったのかな? 「どういうかんじって言われても……」って。あんまりほら、漢字表記で人に伝えるっていう経験がなかったから。残念。たぶん通じないのかな? こういう感じも。いやー、もう最近は本当に、世代ギャップという名を超えた以上の悲しみが広がっておりますね。

(中澤有美子)本当にね、日々ありますよ。

(安住紳一郎)いや、これはね、コロナ明けてから……いや、コロナはまだ明けてないかもしれませんが。どうでしょうね? 20代のスタッフと話していたら、やっぱり104とかはわからないけれども。117も当然、わからないもんね。時報ね。177も知りませんもんね。電報も知らなかったし。「電報ってなんですか?」ってことになったり。

(中澤有美子)そうね。

(安住紳一郎)「電話で天気予報を聞くって、どういうことですか?」とかね。今、当然いろいろ、パソコンとかスマートフォンで調べられるんでね。「時報? 電話で時間を聞いて、どうするんですか?」っていう。「そういう時代だったんだよね」っていうことなんだよね。

(中澤有美子)たしかに(笑)。寂しい時とか、かけたりしていましたよ(笑)。

(安住紳一郎)そうですよね。わかる! 故障調べとかね。いろいろとね、ありますよね。

(中澤有美子)留守番している1人の時とか、かけてみたり。

(安住紳一郎)そうですよね。そしてすごく大きな時間ちょうどなると、四重奏みたいになるよね。どんどんとね。あの淡白な「ポン、ポン、ポーン」っていうのが30秒とか、00秒とか。さらには10時00分00秒とかになるともう「ヴォッ、ヴォッ、ヴォッ、ビャーン!」ってなるんだよね。

(中澤有美子)そうだったかも(笑)。

(安住紳一郎)なんか参加している効果音が多くなるっていう。

(中澤有美子)そうそう。重層的にね。

(安住紳一郎)重層的に。そうですよね。この4月から関東にお越しになった皆さんで初めて今日、ダイヤルを合わせたという方、驚いてますか? 内容のない話を延々としてますけれども。8番目、NHKの受信料未払い者は2倍請求。ねえ。正当な理由なくNHKの受信料を支払わない世帯に対する割増金制度が始まり、割増金は未払い額の2倍。現在の支払率は8割。未払い世帯が2割あるということです。ねえ。あ、また細かい話。ちょっと枝わかれして申し訳ないんですけども。これまで「未払い」は「みばらい」じゃなくて「みはらい」って読めって、当局から指導を受けてたんですけども。去年ぐらいから「みばらいでも可」ってなりましたね。

(中澤有美子)ああ、そうですか。

(安住紳一郎)なので今、両方使えることになりました。なので、アナウンス関係各所にお知らせ申し上げます。

(中澤有美子)ありがとうございます。

(安住紳一郎)ねえ。意外にフリーランスで活躍してる方、あんまり情報が届かないから。ずっとね、「みばらいはダメ」って言われてましたよね?

(中澤有美子)そうでした。メモいたしました。

(安住紳一郎)メモしておいてください。遠藤泰子さんにもお伝えください。

(中澤有美子)フフフ(笑)。大先輩。

「未払い」の読み方問題

(安住紳一郎)大先輩。ずっと私たちはさ、ねえ。「みばらい」って言うと「みばらいではありません。みはらいです!」って当局は、総務省の放送事業なんとか監督省からバーッと来たわけじゃないですか。いや、来やしませんよ。ごめんなさい(笑)。すっごい怒られたんですよ。「みばらいではありません。みはらいです!」って。「みはらい以外は認められてません!」なんて言われて。「ああ、そうですか。失礼しました」って言っていたんですけども、去年ぐらいから「みばらい」でもマルとなりました。

(中澤有美子)そうですか!

(安住紳一郎)こうやってね、改正される時には広くあまねくお知らせしていただければいいんですけど。意外にこういう、解釈が広くなった時っていうのはね、知らないもんですからね。で、「えっ、みばらいじゃなくてみはらいって言わないと、怒られるよ」なんて言って、20代の同僚に指導すると「えっ、安住さん、知らないんですか? 去年からみばらいもマルになりました」「ああ、ありがとうございます」って。ありがたい。若い人からの指摘、ありがたい。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)お待たせしました。ようやく最後ですね。9つ目。配達ロボの公道解禁ということで。改正道路交通法施行。宅配ロボが歩道など公道での走行が可能に。最高速度は人の早歩き程度の時速6キロ以下。歩道を通り、信号に従うなど歩行者と同じルールが義務付けられていますが、配達ロボットの歩道の通行が解禁になりました。そういう時代ですね。

(中澤有美子)そうですね。へー!

(安住紳一郎)頼もしい。

(中澤有美子)早く会ってみたいな。

(安住紳一郎)そうですね。たしかに。ここにある写真では、そうですね。ちょっと大きめの、なんだろう? 四角いかごが動いてるって感じですか? 小型洗濯機ぐらいの大きさのものが4輪ついて動いてるっていうようなイメージでしょうかね。

(中澤有美子)ライトが目のように見えて。ちょっとかわいらしいですね。

(安住紳一郎)よくね、もう空港のロビーとかでは、そういったものを運ぶロボットなんか、動いてたりしますけども。あんな感じでしょうかね。新年度、いろいろ新しくスタートするということです。皆さんの生活はどう変わるでしょうか? ぜひ、新年度もラジオをつけて。ラジオとともに皆さんが生活してくれることを願っています。

<書き起こしおわり>

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