安住紳一郎さんが2023年10月8日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で大沢悠里さんの言葉「人情、愛情、みな情報」について話していました。
(安住紳一郎)そして、ここでもう一通、お便りを紹介します。東京都大田区の方。ありがとうございます。
(中澤有美子)ありがとうございます。
(安住紳一郎)「先週、私のルールというテーマでお便りがありました。家族に夕飯のメニューを伝えないという話でした」。ありましたね。なんだかんだと言ったって、結局家族のリアクションが悪いからもう夕飯のメニューを言わないことにしているっていうね。言っても結局「へー」とか言われちゃうからっていう。
(中澤有美子)そうそう。いいアイディアでした。
(安住紳一郎)「その話を受けて、私は非常に共感して、子供の習い事のお迎えに行った際、その話をママ友達と話しました。するとみんな『そうそう! 本当、よくわかる!』と本当に盛り上がりました。ただ、別のところにいたうちの子はその話がうっすら聞こえていたらしく、その日以来、家で『ねえ、今日夕飯は何?』と聞いてきては、普段は『ふーん。そうなんだ』という反応だったのですが、それ以来『えっ、マジ? やった!』『カレー? カレー!? 本当に!」とか『おにぎりと豚汁? 本当! 信じられない!?』と小さな小躍り付きでえらく喜んでくれるようになりました。どうやら気を遣ってくれているみたいです。優しい気持ちに感謝感謝です。私もあれから食事内容を考えるたびに、同じように頑張っておられる仲間が全国にいることに力をいただきました。お便り、ありがとうございました」っていう。あらー、ねえ。そう。優しい娘さんだね。「これはまずい!」と思ったんだろうね。
(中澤有美子)そうですね。考えたことがなかったんでしょうね(笑)。
わかりやすい子供の反応
(安住紳一郎)そうね。「ああ、陰であんな深刻そうに母親同士が打ち合わせをしている!」なんてね。「ああっ! 私にできることといえば……」ってね。かわいらしいよね。全く気づかれないと思ってやってるんでしょう?
(中澤有美子)本当、かわいい(笑)。
(安住紳一郎)「ええっ?」なんて。「嘘!」なんて。
(中澤有美子)「それ、大好き!」ってね(笑)。
(安住紳一郎)いいですねー。「苦情、愛情、みな情報」なんてね、大沢悠里さんが言ってました。よくわかんないけど、そんなことを言いたくなってしまいました(笑)。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)ちょっと、ごめんなさい。なんか、引っ張ってきたけど違った。申し訳ない(笑)。
(中略)
(安住紳一郎)さて、先ほど番組冒頭で大沢悠里さん。パーソナリティ大先輩ですけれども。「苦情、愛情、みな情報」って私、ちょっとうろ覚えの中でお話をしてしまったんですが。正しくは「人情、愛情、みな情報」がオリジナルだそうです(笑)。
(中澤有美子)ああ、そうなんですね(笑)。
「苦情、愛情、みな情報」ではない
(安住紳一郎)勝手に私が変えちゃってましたよね。ええ。「人情、愛情、みな情報」。大沢悠里さんね。そうそうそう。「人を想う気持ち、いい話っていうのは、ニュースのように人に伝えるべき有益な情報だ」っていうね、そういうことですよね。「人情、愛情、みな情報」っていう。私、それを「苦情、愛情、みな情報」って言っちゃった(笑)。申し訳ない。本当にね、恥ずかしい。やっぱりね……本当に恥ずかしい。先輩に申し訳ない。本当に。大沢悠さんね、若い方はもしかしたら知らないかもしれませんけれども。TBSラジオと言いますと、平日月曜から金曜までね、午前中30年かな? 『大沢悠里のゆうゆうワイド』っていうね、もう本当に立志伝中のパーソナリティですよ。
(中澤有美子)そうですね。
(安住紳一郎)ねえ。面白い方で。浅草生まれ。(ものまねで)「人情、愛情、みな情報」ってね。大沢さんは浅草で戦中生まれかな? なので、これは明るくする話じゃないのかもしれないけれど。当時はほら、戦争中だから。軍管区発表……いわゆる大本営発表のラジオの放送なんかを小さい時に真似していたっていうね、本当にそういう時代の人ですけどもね。はい。大沢さん、また会いたいですよね。
(中澤有美子)そうですね。
(安住紳一郎)きっとね、確実に怒られると思いますが(笑)。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
<書き起こしおわり>