中川家『アメトーーク!』NSC11期生芸人で話せなかったことを語る

中川家『アメトーーク!』NSC11期生芸人で話せなかったことを語る ザ・ラジオショー

中川家のお二人が2023年1月27日放送のニッポン放送『中川家 ザ・ラジオショー』の中で『アメトーーク!』のNSC11期生芸人を振り返り。そこで話せなかったエピソードを紹介していました。

(中川剛)それはそうと、この間、さんまさんがね、「ごめんな、剛」って言うから。「えっ、なにがですか?」って聞いたら「なんか、犬とかやらして。ごめんな」って言って。

(中川礼二)なんで?

(中川剛)「はあ……」「怒られたんや。吉本の社員に。『あの、中川家さんもNGKでトリを取っていらっしゃるので。あんまりああいうのは……」って怒られたんや」って(笑)。

(中川礼二)フハハハハハハハハッ!

(中川剛)「怒られたんや」って言うから、「いや、全然そんなの、いいですよ。どんどんお願いします」「考えたらお前、もう52やねんな。ごめんな。52にもなって『犬、やれ』とか。あんなんやらして、ごめんな」って言うてました。僕ら、まだイメージでは30らしいですわ。

(中川礼二)ああ、知り合った当初から。

(中川剛)当初から変わってないっていう。「そんなん、どうでもいいんですけど」って言いましたけどもね。珍しいですよね。

(中川礼二)ねえ。さんまさんが謝るって、あんまりないもんね。

(中川剛)そうですね。だからそう考えたら、もう52なんですよ。

(中川礼二)52です。

(中川剛)それでまた考え出したらね、昨日『アメトーーク!』を見たんすけど。なんかNSC11期生、落ち着いてたなと思って。

(中川礼二)たしかにね。

(中川剛)だからね、みんなあんまりキャッキャ言わないんですよ。もう。

(中川礼二)ああ、そうか。

みんな、あまりキャッキャ言わない

(中川剛)だからあの当時な、女の子をナンパしてとか、そんな話もあんまりできないんですよ。みんな、家庭を持ってるし。陣内くんも結婚して。ザコシショウなんてね、家を建てて。子供も生まれて。で、野々村友紀子も出てましたけどね。もう主婦代表みたいな感じでテレビに出てるわけですからね。天六ソルジャー、暴走族のリーダーとは言われへんわけや。

(中川礼二)今、言うてるけどな(笑)。

(中川剛)「そんなん、あんま言うな」みたいな顔、してるわけ。で、「松口が失恋してて落ち込んでた」とかね、そんな話もそんなね、あんまりできないんですよ。

(中川礼二)たしかにね。

(中川剛)若い時、陣内くんと「ナンパ行こう」言うてね。でも2人とも、ナンパできないんですよ。まだ23とか4やから。できひんのにえらそうに「ナンパ行こう」って2人で行って。で、結局ハーゲンダッツ食べて帰るみたいな、そんな話もね、なかなか……「陣内、おらへんな」思ったらハーゲンダッツでアイス食べてたから。

(中川礼二)フハハハハハハハハッ!

(中川剛)「なにしてんねん!」いうて。その陣内くんのね天然エピソードもなかなかね、今はもう家庭を持って、しっかりした地位についてるわけですから。陣内くんの話はもっとあったんですけどね。本当はね、いじり倒してね。

(中川礼二)天然話っていうやつですね。

(中川剛)顔が前から見たら自転車みたいな女の子と付き合ってたという話をしたかったんですけどね。

(中川礼二)フフフ(笑)。

(中川剛)ガリガリの、自転車みたいな女の子と付き合ってたとか。俺、どうしようかな?って思ったけども、陣内の顔を見たら、言われへんなとか。あとケンコバくんがね、阪神百貨店の下の階段で女の子と野菜ジュースを飲んでたとか、なんかそんな地味なデートしてたなとかね、できないですよ。

(中川礼二)そうね(笑)。

(中川剛)女性関係の話がね、なかなか今ってね、そんなにね。

(中川礼二)しゃべりにくいわね。

(中川剛)なにをされたとか、これをされたみたいなことは、できないわけですよ。

(中川礼二)たしかにそうやわ。10年前ぐらいやったらね。

(中川剛)ファンの子を集めてツアーに行くみたいなの、昔やってたんですけど。陣内くんのコンビとG☆MENSが来たら、お客さんが来えへんとかね。そんな話もしたかったんですけどね。なかなかね、みんなもう落ち着いたおっさん、おばさんになってしまってますからね。もう、落ち着いた感じですよ。

(中川礼二)まあ、でもこんなメールが来てますよ。「『アメトーーク!』、拝見しました。若手ばっかりで大盛り上がりする回もいいですが、さほど席から立ち上がらない中年の皆様の昔話もいいなと思いました。また見たいです」っていうね。

(中川剛)そんなんさ、50近くの「やめろよ、その話!」みたいなのはもう、見てられへんやん。

(中川礼二)たしかに(笑)。それは嫌やな。

(中川剛)みんな、落ち着いた感じになってますよ。ま、ああんな感じでよかったんじゃないでしょうか。もっといっぱいあったんですけどね。本当はね。

(中川礼二)本当はね、そのギリギリのところもね、結構あったりなんかしましたけどね。

(中川剛)だから、居酒屋で隣の人が残したから揚げを「それ、ちょっともらっていいですか?」とかね。そういうのもあんまりね、ええ歳こいたおっさんが「いや、そんなん食うてへんわ!」とか、なにがおもろいねん?っていう。まあ、しっとりした感じでよかったんじゃないかなと思いますけども。

(中川礼二)だってザコシだけはワチャワチャすると思ってたらしいよ? ザコシだけは。

ザコシショウだけはワチャワチャすると思っていた

(中川剛)だけね。だからもう、かかってましたけどね。最初から。「おいっ!」とか言っていましたけども、そんなん誰も反応せえへん。もう、おっさんやし。野々村もね、確たる地位にいるわけですから。

(中川礼二)そうね。今、一番忙しいんじゃない?

(中川剛)あんまりね……昔、男芸人のケツを蹴り上げたとか。そんなん、あんまり言われへんやん? 野々村の顔もあるしやね。ケツを蹴り上げとったからね。男に負けじと。そんな話とか、いっぱいあったんですけどね。

(中川礼二)なかなかね、もう30年経っているとね。10数年前までは、まだ言えてんねんね。11期生もね。

(中川剛)まだ30後半ぐらいやから、キャッキャできましたけども。もう落ち着いたもんで。たむけんも来ませんよ。もうたむけんも、アメリカで起業しようとしている男ですから。こんなところでね、変な昔話を暴露されても困りますもんね。

(中川礼二)ほじくり返されるよりね、先に向かった方がええね(笑)。

(中川剛)彼は社長ですから。

(中川礼二)そらそうやわな。

(中川剛)まだまだ、そんなんいっぱいあったんすけどね。まあ、でも言えませんね。あんまりね。

(中川礼二)言われへんね。イベントとかしか、言われへんかな? イベントでも言われへんか?

(中川剛)あんまし、言われへんね。その分、お客さんももっとタチが悪かった感じですからね。当時は。まあ、そんな感じです。昔のVもそんな出るわけでもなくね。

(中川礼二)そうそうそう(笑)。残ってへんのやろうな。

(中川剛)もうキャッキャ、言われへんもんね。あんまりね。

(中川礼二)資料も残らん。これから、もっと残らへんから。

(中川剛)だからみんな、落ち着いたおじいちゃんなったなと思いながら。キョロキョロしながらね、本番に臨んでましたけどね。だから、追っつかないんですよね。いろいろ、思い出せへんしね。思い出さないんですよ、とにかく。

(中川礼二)エピソードが?(笑)。

(中川剛)誰かに言われんとやね。で、ゲストがサバンナの高橋くんやけど、高橋くんもね、そんなキャッキャ言える歳でもなくなりましたね。

(中川礼二)そうね。2年ぐらいしか、変わらへんしね。結婚もしたし。それもあんねんな。事情が。

(中川剛)言えないですよね。濃い話、あったんですけどね。川に自転車投げたとか、いっぱいあったんですけどね(笑)。

(中川礼二)フフフ(笑)。喧嘩とかね。いっぱいあったですけどね。

(中川剛)ご時世がご時世なだけにね。でも25、6、7年前の話でも、やっぱり無理なんですね。できないもんは、できないんですね。

(中川礼二)余計あかんのやろうね。その話は。昔の話になればなるほど。今と比べて想像してしまうと「なんちゅう話や!」いう人も。

(中川剛)だからさんまさんに「そんな、犬のものまねをやらせてごめんな」とかね、言われるってこともそれぐらい歳が行ってしまってるんですよ。我々は。自分ではまだまだ俺、25ぐらいの感覚なんですよ。まだ中学生ぐらいの感覚なんですけど。結構歳が行っていて。全然、いいんですけどね。全然、なんでもやるんですけどね。

<書き起こしおわり>

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