ケンドーコバヤシ 奈良の魅力を語る

ケンドーコバヤシ 奈良の魅力を語る ザ・ラジオショー

ケンドーコバヤシさんが2023年11月17日放送のニッポン放送『中川家 ザ・ラジオショー』の中で奈良の魅力について、中川礼二さんと話していました。

(中川礼二)無理やり、東京駅で何年か前、奈良のキャンペーンやってたけどね(笑)。

(ケンドーコバヤシ)やってたね(笑)。

(中川礼二)やってたやろ?(笑)。

(ケンドーコバヤシ)いや、奈良はいいんやけどな。ほんまに奈良、行ってほしいねん。

(中川礼二)ああ、そうそう。うん。思うわ。

(ケンドーコバヤシ)なあ。関西人は気づいているんですけども。奈良って素晴らしい。商売っ気のない京都というかね。

(中川礼二)ああ、ええこと言うな、コバ。さすが、やっぱり全国津々浦々を回ってるだけのことはあるわ。

(ケンドーコバヤシ)なんか、いやらしさがないっていうか。

(中川礼二)ないない。京都はもう今なんか、どのシーズンもちょっとお高めでしょう? 特にこの時期とか、ちょっと前の紅葉とかになると、もうホテルもね、何万、何十万って取る。

(ケンドーコバヤシ)そうです。でも奈良はゆっくり時間が流れて。

(中川礼二)そうや(笑)。

(ケンドーコバヤシ)もう3日目から、行くところない。

(中川礼二)あかんがな! 行くとこがなかったらあかんがな!

(ケンドーコバヤシ)でも、いい。その時間を買いに行くといいますか。

ゆっくり流れる時間を買いに奈良に行く

(中川礼二)ああ、そうね。で、歴史は京都よりも奈良の方が古いしね。

(ケンドーコバヤシ)でもあんまり、歴史自慢せん方がいいみたいよ?

(中川礼二)ああ、その土地土地の? 自分たちの?

(ケンドーコバヤシ)これ、「たしかにな」と思ったのが俺、仕事でエジプト行ったのよ。エジプトの人って、「中国4000年の歴史」とかいうセリフを笑っちゃうねんって。「いや、こっちは2万年、やってますから」って(笑)。

(中川礼二)フハハハハハハハハッ! 「アホか。はあ?」や(笑)。

(ケンドーコバヤシ)「4000年? いや、だいぶ前ですけど……」みたいな。たしかにエジプトがある限り、歴史自慢なんかできへんわ思って。

(中川礼二)たしかにそうやね。だって古代からずっとあるピラミッドやもんね。で、中国も4000年。万里の長城だ、なんだといろいろあって。「語るな」と。

(ケンドーコバヤシ)「語るな」と。「言われてみれば、そうですね」と。

(中川礼二)だから日本が語ってはいけないんや。

(ケンドーコバヤシ)いや、すごいよ。そのエジプトロケの時にもう、カルチャーショックというか。木造建築というのが存在しないわけよ。アジアと違って。建物、全部石。で、重要文化財の入口のもぎりの人、くわえタバコやったからね。絶対に火事、ならないんやって。

(中川礼二)ああ、そうか。燃えへんから。石やから。

(ケンドーコバヤシ)そう! 足元に捨てるのよ。重要文化財の前で。

(中川礼二)そんなもんなんや(笑)。

(ケンドーコバヤシ)そんなもんやねんと。それが自慢ですと。火事が起きないのが。

(中川礼二)ああ、なるほど。そうなんや。

(ケンドーコバヤシ)だから、そんな人らにやっぱり歴史で挑むわけにはいかんなという。

(中川礼二)たしかにね。そのへんを考えると、京都と奈良を比べると、奈良ってそんなに押してないもんね。あんまり言わへん。

(ケンドーコバヤシ)あんまり言わへん。すごいのにね。

(中川礼二)そう。たしかに日本の中では……。

(ケンドーコバヤシ)びっくりすると思いますよ、皆さん。石舞台に行ったら。「ちっちぇ!」って言うと思う(笑)。亀石とね。亀石、草むらの中に……もう草むらをかきわけんと見えへんぐらいの……。

(中川礼二)それで、なんて言うの? それを見て。

(ケンドーコバヤシ)「ちっちぇ!」って(笑)。

(中川礼二)フハハハハハハハハッ!

(ケンドーコバヤシ)でも、素晴らしい。俺、ほんまに奈良が大好きなのよ。

(中川礼二)奈良ね。意外と鹿も……あれ、野生やもんね。

(ケンドーコバヤシ)そうそうそうそう。野生の鹿が夜中になったら商店街とか、行進してるからね。夜行性やから。実は。

(中川礼二)なるほどね。鹿はね。

(ケンドーコバヤシ)礼二って関西の時に彼女、奈良の人いた? いてない?

(中川礼二)奈良の彼女とは付き合ったことはないな。

(ケンドーコバヤシ)俺はおんねんけど。一番ええ子やったな。今、振り返っても。

(中川礼二)いや、それはその子がええ子やったんちゃうん?

(ケンドーコバヤシ)いやいや! 「この子は奈良の水を飲んできたんやな」っていうのがわかるぐらい、清い……京都の女は意地悪だったわ!

(中川礼二)フハハハハハハハハッ! そんなん、怒られるわ(笑)。

(ケンドーコバヤシ)いや、ほんまやもん。意地悪いねん。あれ。

(中川礼二)いや、そんなこと……ええ子おるやん。京都だって。

(ケンドーコバヤシ)京都の子って、かわいいねん。ほんまに。

(中川礼二)ああ、でもイメージはそうやわ。

(ケンドーコバヤシ)たしかに美女が多いけど、意地悪い!

(中川礼二)意地悪ないって! 奈良は?

(ケンドーコバヤシ)ええ子! 「この子、きれいな水を飲んでんねんな」って思う。化粧とかもちょっと迂闊やねん。ちょっと、迂闊(笑)。

(中川礼二)いや、それはその子やって(笑)。たまたまその子がええ子で……。

「奈良の女の子はええ子」(ケンコバ)

(ケンドーコバヤシ)お化粧とかも若干、迂闊やねん。俺、詳しいことはわからへんけど。「これ、ちょっと迂闊っぽいよな?」っていう。でも、ええ子。

(中川礼二)いや、奈良とは限らんけどやね。ほんまに。でも全国ね、いろいろ……宮川大輔さんと一緒にライブやったり。

(ケンドーコバヤシ)ロケも俺、なんでも行く言うてるしね。

(中川礼二)地方、全国。

(ケンドーコバヤシ)地方やったら。「泊まれるんやったらどこでも行く。日帰りやったら俺、どこも行かんぞ」って言うて。

(中川礼二)ほんで、あれをやってるやん? ビジネスホテルの番組もやってるんちゃう?

(ケンドーコバヤシ)ああ、そうそう。今、やっているのよ。

(中川礼二)すごいよね。もう友近がヤキモチを焼くような番組をやっているのよ。もう友近も大好きやねん。ビジネスホテルが。

(ケンドーコバヤシ)ええで。ビジネスホテル(笑)。

(中川礼二)どこがおすすめ? まあ、あんまり言いにくいやろうけども。

(ケンドーコバヤシ)いや、いいよ。全国あるから。そんな、俺が言うても大した宣伝にもならへんやろうし。ドーミーインだけは狙いで泊まった方がいい。

<書き起こしおわり>

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