中川家のお二人が2024年11月8日放送のニッポン放送『中川家 ザ・ラジオショー』の中でとある芸人が学園祭営業で手を抜いていたのではないかと言われている件についてトーク。そのように見えてしまった理由などを考えていました。
番組冒頭、「僕らがSNSでちょっとバズっていたみたいで……」と話し始めた中川剛さん。パンクブーブーの学園祭のステージでの振る舞いから「手を抜いているのではないか?」という話が広がり、逆に営業で手を抜いていない芸人の代表格として中川家の名前が出てバズったことに言及します。
(中川剛)ほんだら、「手を抜いてないのは誰だ?」みたいなことから……だから、怖いんですよ、SNSって。ただ、僕ら的には手を抜いてないっていうことになってるんで、それはそれでありがたいんですけど。ただ、今度俺らが手を抜いた時にこれ、倍になって返ってくるからな。「手を抜いてたぞ!」ってなるから。だから、怖いんですよ。
こんな風に話しながらも剛さんは「でも手を抜いたこと、ありますけどね。若手の時、あまりにも受けなくて」とかつて、手を抜いたことはあると告白。礼二さんも「これは正直に言います。そうです」と同意します。
さらにパンクブーブーが営業でした振る舞いについても漫才師として考察していく剛さん。
パンクブーブーの振る舞いの考察
(中川剛)だから、パンクブーブーもたぶん迷ってたんですよ。ネタに入るのか、これはうだうだ言った方がいいのかとか、客層を見ながら。ネタに入った時に「シーン……」ってなる時、たまにあるやん? 「えっ、ネタやんのかい?」みたいな。あるんですよ。
お客さん側にはわかんないですけど。やってる方としては、顔色がわかるんですよ。ネタに入った時に。「チッ、ああこれはちゃうな」って。ペラペラしゃべってるだけの方がいい時もあるんですよ。
子供が多い時なんかはね、ものまねで乗り切ったりとか。そうして終わる時もありますし。いろんな状況状況があるんで。だからパンクブーブーも手は抜いてないと思いますよ。たぶん、そっちのうだうだしゃべる方を取ったと思うんですよ。それか、思いっきり滑っているだけかやな。
(中川礼二)それが一番恥ずかしいっちゃ恥ずかしいけど(笑)。
(中川剛)難しいところですけど。あるんですよ。芸人もお客さんに負ける時が。もう散々負けましたけどね。
そして雨の中、野外でトラックの荷台の上で漫才する現場や、天井の高いショッピングモールでマイクの性能が悪くて聞こえない現場など、自身も様々な状況でやってきたことを紹介する剛さん。同じような体験をしてきた中川家だからこそ、パンクブーブーが陥った状況が想像できるようでした。