レイザーラモンRG 反町隆史楽曲の魅力を語る

レイザーラモンRG 反町隆史楽曲の魅力を語る SBSラジオ

レイザーラモンRGさんが2023年1月26日放送のSBSラジオ『ふくわうち』で反町隆史さんの楽曲を特集。その魅力を紹介していました。

(レイザーラモンRG)やっぱさー、自分の海、探しに行った方がいいんじゃない? 反町隆史です!

(内山絵里加)うーん?

(レイザーラモンRG)さあ、今のは『ビーチボーイズ』のちょっと名言「自分の海を探す」っていう。

(内山絵里加)ああ、でもたしかに、そうだ。真琴ちゃんとかが……。

(レイザーラモンRG)そう。真琴ちゃんは広末涼子さん。

(内山絵里加)そうそう。「ここが私の海」って言ってた気がする。

(レイザーラモンRG)そうなの! 「自分の海を探す」っていうことで。「自分の海」っていうのは、その場所とか、自分の青春とか、いろんな意味を込めてるんだけど。「自分の海をした方がいい」ってマイク真木さん。社長が言っていて。で、俺もいろいろ俺も考えて。本当に、たまたまTVerで『ビーチボーイズ』の最終回をやっててね。それをただ、ダラッとつけていたの。そしたら、もう吸い込まれるように……。

(内山絵里加)わかります!

(レイザーラモンRG)「えっ、ええっ? かっこいい! 全員かっこいい! 全員かわいい!」って。「しゃべり方、全員面白い!」っていう。俺の「面白い」の基準っていうのは「すごすぎて笑っちゃう」みたいな。俺が面白いって感じることって、それなの。「すごすぎて」なの。いろいろすごすぎて、もう笑っちゃう。笑っちゃいながら、感動した。最終回を見て。で、最後に反町さんの曲がかかるんだけど。「はー! なんて素晴らしい時期だったんだ!」って。俺の海って『ビーチボーイズ』だったのかもしれない……って。

(内山絵里加)それ、私もそうなんですよ!

(レイザーラモンRG)うっちーも?(笑)。

(内山絵里加)そういう方、いらっしゃると思う。

(レイザーラモンRG)うっちーも私の海だった?

(内山絵里加)静岡地区だけなのかな? 夏休みに何度も再放送してたんですよね。『ビーチボーイズ』。だから、めちゃくちゃ見てて。私、中学校とか高校生だったかな? 何回も見てるんですけど。だから夏になると見たくなるし。なんか別に、どんなストーリーだったか?って言われても、思い出せないんですけど。なんかすっと入ってきて、すっと去ってくっていう。私のひと夏の思い出みたいな感じで(笑)。

(レイザーラモンRG)それが再放送されていたのって、いつだったんですか?

(内山絵里加)中学とか高校の時。夏に。

(レイザーラモンRG)反町、言っていますよ? 「ガキの頃さー、夏休みって楽しかったよねー! なんであんな楽しかったんだろうな? 夏休み、楽しい! ワクワク楽しくて、あれしよう、これしようって。でも結局、大したことできないんだけどさ。こういうの、大人にはなんでないんだろうね?」って。反町は言ってんの。

(内山絵里加)なんでないんだろう?

(レイザーラモンRG)『ビーチボーイズ』のすごさって、あれ、何があったっていうわけじゃないじゃん?(笑)。

(内山絵里加)そうなんですよ! なんか悲劇的なドラマでもないし。なんかね、印象に残ってるシーンとか、あんまりないんですよ(笑)。

(レイザーラモンRG)まあ、最後の方で社長が亡くなったりするんだけど。それまでさ、ただただかっこいい男の人たちがキャッキャキャッキャ、喧嘩したりして。それを見て広末が「ちょっとー!」とか。で、稲森いずみさんがそれを遠くで見るとか。何があったっていうわけじゃないんだけど、ただただ浸りたいみたいな、そういう気持ち。

(内山絵里加)なんか青春っていう感じですよね。

(レイザーラモンRG)そう。俺は反町隆史……竹野内豊さんももちろんかっこいいんだけども。でもやっぱり、反町さんのあの感じは……ごめんなさい。世界一です!

(内山絵里加)世界一。

(レイザーラモンRG)今、ごめんなさい。これも、あくまで僕調べ。僕の中では今、全ての若手俳優、ジャニーズ、K-POPアーティストなど、全部をひっくるめても、あの時の反町さんには敵いません!

(内山絵里加)あの時、反町さん23歳ですって。

(レイザーラモンRG)あの時の、23歳の反町隆史に勝てるやつ、おる?

(内山絵里加)おるか! (ツイートを読む)「学生の時に、ワイシャツの上のボタン3個ぐらい空けて反町っぽくしてました。でも間違えて『心にダムはあるのかい』とか言ってた気もします。今の反町さんもかっこいいですね」。

(レイザーラモンRG)ダムじゃないんだよ。海ね、海(笑)。

(内山絵里加)でも反町さんを意識してた人は、いると思いますよ。

(レイザーラモンRG)そう。で、反町さんのいいところは歌。その歌をみんな、ちょっといじってるのよ。

(内山絵里加)ポイズンとか?

(レイザーラモンRG)で、どうしても今の若手たちは歌も上手いわけ。みんな、そつなくこなすわけですよ。で、そこそこの普通の歌手っぽく歌えるわけ。

(内山絵里加)菅田将暉さんとかね。

(レイザーラモンRG)菅田将暉くんとか、普通に歌も上手いわけ。でも反町さんは「上手い」とかじゃない。唯一無二なわけ。オンリーワン。そこを、いじられるんだけども。でも、その歌い方をいじられるっていうのが本当の歌手なんだよね。それはもう、大友康平さんにしろ、桑田佳祐さんにしろ。やっぱり唯一無二だったんだなって。で、その人が、しかもおしゃれな音楽じゃないわけよ。「骨太なロックをしたい!」ってしなってるわけ。で、相方に選んだのはなんと当時、世界的に大人気。ボン・ジョヴィのギタリスト、リッチー・サンボラ!

ボン・ジョヴィのギタリストと組んで、曲を出すっていう。もうとんでもないこと。それでデビューしたわけですから。でもいきなりこれをかけるの、悔しいんだけど。まずは聞いてもらいましょう。デビュー作。これで紅白も出ました。反町隆史 with リッチー・サンボラで『Forever』。

反町隆史 with Richie Sambora『Forever』

(レイザーラモンRG)最高だったね!

(内山絵里加)最高。もう夏だ!

(レイザーラモンRG)で、ごめんなさい。俺、『ビーチボーイズ』は後追いなわけ。後追いの夏なわけ。俺は。当時はなんかちょっととんがって。「そうな人気者のドラマなんか、見るかよ?」って見てなかったんだけど、後でかっこよさがわかってきたっていう感じなんだけども。当時、紅白に竹野内豊さん、応援に来たんだって!

(内山絵里加)へー! 素敵!

(レイザーラモンRG)それも素敵じゃない? 2人がさ、なんかもうしょうもないことで喧嘩するのがもう最高でさ!

(内山絵里加)たしかに!

(レイザーラモンRG)枕で殴り合ったりしているのよ。

(内山絵里加)ちょっと子供っぽいんですよね。

(レイザーラモンRG)それを見て広末さん、真琴は「なにやってんの!」って。

(内山絵里加)真琴になりたかったよ。あの2人と住んでさ。ねえ。マイク真木さんもいてさ。

(レイザーラモンRG)そう。で、好きなんだけど「好き」って言わないんだよね。だいぶ離れたお兄ちゃんっていうか。

(内山絵里加)プチキュン。

(レイザーラモンRG)プチキュンなんだよな。はい。反町隆史さんの歌を聞かせると、赤ちゃんが泣き止むっていう都市伝説もありますからね。(ツイートを読む)「我が家は息子に『Forever』を毎日聞かせました」っていう。おっ、こっちは「『ビーチボーイズ』の当時の帽子です。フジテレビで買いました」だって。いいなー!

(内山絵里加)へー!

(レイザーラモンRG)いいなー! めっちゃこれ、ほしい!

(レイザーラモンRG)で、反町隆史さん、音楽活動はぱったりとやめられたんです。急に。でも、やっぱりみんながいじりすぎたからだと思うの。反省しろよ、反町さんをいじった人たち! めちゃくちゃ今、考えたらとんでもないことをしてるんですよ。で、反町さんのシングルは結局、5、6枚しか残っていなくて。

(内山絵里加)もう幻ですね。

(レイザーラモンRG)それがまた、かっこいいんですけど。その中で、名曲を聞いてもらいましょうか。なんと、氷室京介さんが作曲。1998年のJAL沖縄キャンペーンCMソング。作詞を反町隆史さんですよ。かっこいいですよ。では、聞いてもらいましょう! 反町隆史で『One』。

反町隆史『One』

(レイザーラモンRG)かっけー! もう、反町隆史でしかない声でしょう?

(内山絵里加)そうですね。

(レイザーラモンRG)これなのよ! 結局。加山雄三さんだって、そうよ。ねえ。もうこのトップ俳優が太い声で歌う。これよ! これが反町隆史! (サビを聞いて)この不安定さもいい! 好き! 反町隆史の音楽作品、再評価! で、本当にシングルで言うと6曲しか出してません。で、『ラブコンプレックス』っていうドラマの主題歌になってますが。この曲を聞いてもらいましょうか。反町隆史で『Free』。

反町隆史『Free』

(レイザーラモンRG)これ、めっちゃいいやん?

(内山絵里加)かっこいいですね。ロック。

(レイザーラモンRG)この「○×△※……♪」って。この路線で行けばもっと声、渋くなっていって。今、すごいことになっていたんじゃないか?って思うんですけども。1997年の歌手デビューから2001年の歌手活動休止まで……2001年3月の香港公演が最後ライブ。香港が最後だったんだって。それもかっこいいな!

(内山絵里加)じゃあ、世界でも有名になっていたっていう?

(レイザーラモンRG)だってリッチー・サンボラとやっているんだから。ねえ。再びなにか、やってほしいなという気はありますが。このきっぱりやめてるのもかっこいいっていうことですね。さあ、もう時間の方も迫ってまいりましたんで。最後はもちろん、あの曲をかけてるんですけども。

(内山絵里加)やった!

(レイザーラモンRG)やっぱり反町さんってバスフィッシングが趣味で。噂なのかな? 琵琶湖にバスフィッシング専用の別荘を持っているっていう噂もありますし。子供の頃はサッカーに熱中して、ヴェルディ川崎のジュニアユーステストを受けて合格してるということで。バスフィッシングにサッカーということで。なんかね、今うちの吉本の後輩たち、みんなバスフィッシングしている。ミキの亜生とかね、あのへんはバスフィッシング、大好きだし。サッカー好きな見取り図の盛山とか。だからあのちょっと下の子らのスターなわけよ。ちょっと俺らの下のお笑い芸人のやつにしたら、もう反町隆史になりたいわけですよ。

(内山絵里加)そりゃそうだ。みんな、なりたい。

(レイザーラモンRG)なりたい! でもそう言って、なんていうか反町さんに憧れるっていうことがボケに聞こえてしまっていた時代は今日、1月26日で終わります! 今日から「反町隆史になりたい!」って言っていい。今までは「反町隆史なりたい」って、そんな言いたいことも言えない、そんな世の中だったんです……。

(内山絵里加)そう来たか(笑)w。

(レイザーラモンRG)聞いてください。反町隆史で『POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~』。

反町隆史『POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~』

(レイザーラモンRG)どうだ? 絵里加? 自分の海、見つかった?

(内山絵里加)フフフ(笑)。見つかりました(笑)。

(レイザーラモンRG)見つかった? 今日さ、すげーさみーけど、夏、来たんじゃない?

(内山絵里加)来ました。

(レイザーラモンRG)でも、最後に言っとくぞ? これ、本当に『ビーチボーイズ』で言っていた言葉。「自分で夏が終わりだと思ったら、その時が終わりなんじゃないかな?」。

(内山絵里加)まだ終わんない!

(レイザーラモンRG)ずっと夏でいようぜ!

(内山絵里加)アハハハハハハハハッ!

(レイザーラモンRG)反町隆史特集でした。ポイズン!

<書き起こしおわり>

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