マツコ・デラックス コシノジュンコから受けた影響を語る

マツコ・デラックス コシノジュンコから受けた影響を語る TBSラジオ

マツコ・デラックスさんが2022年12月4日放送のTBSラジオ『コシノジュンコ MASAKA』の中でコシノジュンコさんから受けた影響について話していました。

(コシノジュンコ)これ、『MASAKA』っていう番組だから。ご自分で「こんな、まさか!」っていうのは、あったでしょう?

(マツコ・デラックス)突然来るねえ! それはね、こんな、まさかって私にとってはこれ以外にはないんだけども。まさか私、今こんな風になってるとは思ってなかったよ。目指してもなかったし。まさか自分がテレビに出て、こんないっぱい番組やらせてもらうとか。それこそこんな、ジュンコさんに会ってね、ラジオに呼ばれるなんて。そんな人生になるなんて……20年前ぐらいからかな? こういう表に出るようなのをやらせてもらうようになったのは。それまでは、思ってもいなかった。

(コシノジュンコ)でも、どデカくてよかったわね。存在があって。

(マツコ・デラックス)ええと、これ私、デカいだけなのかな? デカいだけ? TBS、どうなんだ?  デカいだけか?

(出水麻衣)違います(笑)。

(マツコ・デラックス)でも、やっぱり変な人間じゃない? 私ってさ。普通ではないじゃない?

(コシノジュンコ)ない。たしかに。

(マツコ・デラックス)だから、意外と普通に生きてることがもう、人様からしたら変なことじゃない?

(コシノジュンコ)もう、いることが変かな?

(マツコ・デラックス)ちょっと!

(出水麻衣)興味をね、そそりますよね(笑)。

(マツコ・デラックス)(収録見学に来ていたコシノジュンコさんのお孫さんに向けて)おい、孫! おばあちゃんがひどいことを言ってるぞ!(笑)。まあでも、そういうことなのよ。私、やっぱり最初にテレビに出た時とか……。

(コシノジュンコ)でもね、みんな好きなの。どういうわけか。

(マツコ・デラックス)だから、たぶんみんな慣れたのよね。最初はびっくりしたと思う。これがテレビに急に映ったら。

(コシノジュンコ)世の中、変わったわねってことね。見る目が変わったっていうことね。

(マツコ・デラックス)変わってくださったのか、もう仕方なく……。

(コシノジュンコ)楽しいのよ。それよりね、楽しいの。「これ野郎!」って言っていても、楽しいのよ(笑)。

(マツコ・デラックス)そんなに「この野郎!」って私、言ってる?

(コシノジュンコ)結構言ってない?

(マツコ・デラックス)本当に? ジュンコもそれに近いことは言っているけどね?

(コシノジュンコ)いえいえ、私はそんなこと、言いません。すいません。

(マツコ・デラックス)言ってるわよ、本当に。岸和田の女だからね?

(コシノジュンコ)そうなのよ。それに慣れちゃったわ、もう。

(マツコ・デラックス)だから本当に……私は本当にまさかだったから。こんなにこの世界に長居しようとも思ってなかったから。だから、好きなこと言ってたんだよね。

(コシノジュンコ)好きなことが言えるから、続けられるのよ。らしくないことを……「ちょっとこれ、お上品に言ってください」ってやっていたら、嫌になっちゃうよ? だけど、原稿もなにもない。生そのままをやってるから。やっぱりあのね、特徴ってすごい大切。オリジナル。

(マツコ・デラックス)でも、それを言うならお言葉を返すようですけど。一番エグいですから……「エグい」って言っちゃったわ。なかなかよ? いないよ?

(コシノジュンコ)いないよ? 真似、できないよ?

(マツコ・デラックス)こんな人、いないよ?

(コシノジュンコ)誰?

(マツコ・デラックス)「誰?」って、ジュンコさんよ!

(コシノジュンコ)私のこと?

(マツコ・デラックス)いないわよ! 人のことばっかり言ってるけど、ジュンコさんもなかなかだからね!

(コシノジュンコ)そうかしら?

(マツコ・デラックス)そうよ!

(出水麻衣)はい。そう思ってました(笑)。

(マツコ・デラックス)本人のことって、よくわかんない。私もだからジュンコさんに言われても「いや、私は別に普通に生きているだけ」って思っているのよ。本人は。

(コシノジュンコ)私、そのへんの人と変わらないよ?

(マツコ・デラックス)いや、日本でもヤバいツートップみたいな感じの部分もあるからね。

(コシノジュンコ)これ、明日の新聞にドドドンと出るわよ。「ヤバいツートップ」って。

(出水麻衣)アハハハハハハハハッ!

(マツコ・デラックス)いや、だから私はそれこそさ、ジュンコさんとか先達のね、切り開いてくれた獣道をなぞって歩けばよかったから、まだ楽だったと思うのよ。もうこの時代にこれって、もう異常だったと思うのよね。それは本当に、だから最初に子供の時にさ、やっぱりジュンコさんを見た時にさ……。

(コシノジュンコ)えっ、どう思った?

(マツコ・デラックス)「おかしな人だな」っていう。

(コシノジュンコ)えっ、おかしな人? そうなの?

(出水麻衣)アハハハハハハハハッ!

「こういう変な人が日本にいるってすごいな」

(マツコ・デラックス)ほら! 子供たち、大ウケ(笑)。でも「おかしな人」っていうのは、いい意味よ? だから「ああ、こういう変な人が日本にいるってすごいな」って思ったの。

(コシノジュンコ)なんか怖さ知らずって、あるよね。お互いにあるでしょう? 怖くないでしょう?

(マツコ・デラックス)私も本当に怖くないのよ。

(コシノジュンコ)怖くないでしょう? 私も怖くないのよ。なんだろう? 無神経になっちゃったのかな?

(マツコ・デラックス)なんかちょっと病気なんだと思う。たぶん。無神経なんじゃなくて、生まれながらに病気なんだと思う。

(コシノジュンコ)じゃあ、私も。

(マツコ・デラックス)そう。人が感じる恐怖心だったりとか、そういうのがちょっとやっぱり薄いんだと思うんだよね。

(コシノジュンコ)マツコさん、何型?

(マツコ・デラックス)血液型? 私、こう見えてAなの。

(コシノジュンコ)「O型(大型)」って言いたいよね。本当に……嘘、嘘(笑)。

(マツコ・デラックス)終始それね! ねえ、考えて? 裏に作家がいる? なんか芸人さんみたいじゃないのよ、本当に(笑)。

(出水麻衣)きれいに落ちましたね(笑)。

(コシノジュンコ)なんでも偶然なの。私、なにも考えてないから。頭になんにも考えてない。

(マツコ・デラックス)いやいや、それがすごい、だから本当にね、何も考えてない……。

(コシノジュンコ)なに? A型っつったの?

(マツコ・デラックス)えっ? ちょっと! 話、途中なんだけども(笑)。A型ですよ! 言ったでしょう? A型だって。それでO型だって言ったんだから。

(コシノジュンコ)一緒!

(マツコ・デラックス)A型なの!?

(コシノジュンコ)だから、ものすごい「ええ人」なのよ。

(出水麻衣)あ、それが言いたかったんですか?

(マツコ・デラックス)いや、ええ人はええ人だけど……私ね、だから「A型は繊細で……」みたいなのって、間違いよ。こんなA型が世の中にはいるんだから。

(コシノジュンコ)よかったわー。本当は「小型」だけどね(笑)。

(マツコ・デラックス)いやいや、これがね、皆さん、言っておくけど。まあ、大きくはないよ? でもこの人、小型には見えないのよ。もう目の前から来ると、恐れ多くてみんな後ずさりするぐらいの……。

(コシノジュンコ)マツコさんを前に行ったら私、半分ぐらいじゃないかな? いや、半分どころじゃないわ。

圧倒的な存在感の大きさ

(マツコ・デラックス)大きさじゃないのよ。その、存在感。これね、結構みんなたぶん……私、出会い頭に会って驚く率で言ったら、私とあんまり変わらないと思うよ? みんな、マルエツから出てきて急に出会い頭でバッて会ったら「うわっ!」ってなる率で言ったら、結構私とどっこいどっこいだと思うよ?

(コシノジュンコ)勝負しようか? これから。

(マツコ・デラックス)やってみる?(笑)。今度。

(出水麻衣)TBSのエレベーターで(笑)。

(コシノジュンコ)今度、2人で渋谷、歩く? ルンルンで。

(マツコ・デラックス)それか今度、モニタリングでやってみる? 「どっちの方が驚かれるだろうか?」って。

(出水麻衣)すぐプロデューサー、連れてきます(笑)。

(マツコ・デラックス)いやいや。やらねえからな(笑)。なに拍手してるんだよ?(笑)。

(コシノジュンコ)おかしい(笑)。今日はもう、最高(笑)。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました