東野幸治さんが2022年11月25日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で今、また見てみたい昔のバラエティ番組についてトーク。『突然ガバチョ!』『鶴瓶と花の女子大生』『お笑いネットワーク』について話していました。
(東野幸治)あともう1個、鶴瓶師匠の『突然ガバチョ!』。あれも毎日放送の方でやってて。「つるべタクシー」というコーナーで、鶴瓶さんがタクシー運転手の設定で。そこの後にその日のゲストが来るっていう。ほんで、そこで話をする。で、お客さんが何人かいてて、笑い声も聞こえる。あと、なんか鶴瓶さんがお母さんで、長江健次さんがお父さんで。なんかご飯を食べながらトークする。あと、「テレビにらめっこ」っていうので、鶴瓶さんが番組に寄せられた面白い小話みたいなのを読む。で、お客さんは楽しみに来ているけど、笑ったらいけないっていう。
「テレビにらめっこ」
(東野幸治)で、「テレビにらめっこ」って言ったら照明が変わって、みんなが黙る。でも、なんか変な間で。その間で耐えられず、女の子が笑う。それで「退場!」ってなったらなんか亀の格好をした、たぶんですけど『さんまのまんま』のまんまちゃんらしき人が亀の格好でやってきてその笑った子とかを連れて行く。
あと、筋肉ムキムキの人がなんか連れて行く。で、女の子がスカートが短くて。「ちょっと見えたんちゃうか?」みたいな、なんかそのハラハラドキドキもあって。で、終わったら、エンディングやと思ったら急に真っ暗な場所で「生放送」みたいなのが出て。鶴瓶さんが「今、『ガバチョ!』が終わりましたけども。生放送で今、ここに来てます。見てる方、もしこの場所がわかったら来てや」ってしゃべってる段階で「つるべ!」って男の子がブワーッて走ってくるとか。「うわっ、めちゃくちゃおもろいな!」って今、しゃべりながら思い出したけど。
で、それが全国ネットっていうのでやってて。「うわっ、鶴瓶さん、すごいな」っていうのは覚えていて。それはぜひぜひ、再放送とかしてほしいなって思うかな。『突然ガバチョ!』。
(渡辺あつむ)『突然ガバチョ!』は毎週、やってほしいです(笑)。
(東野幸治)毎週、やってほしいですよね。なんか鶴瓶さんって、今は東京で落語家でもあるんですけど。なんか、NHKでその街ブラ的なことももちろんやんねんけど。大阪の頃に『鶴瓶と花の女子大生』っていう番組があって。知ってる? もう今、考えたらやっぱり「あの人、頭おかしいな」と思うんやけど。30分番組なんですけど。
女子大生が「花の」って言われてる時代で。言うたら、高校生でもない。社会人でもない。もう言うたら、大人の女の子みたいな扱いで。なんか知らんけど、その女子大生50人ぐらいとマラソンをするっていう(笑)。「なんや? この変な、いやらしい番組?」って(笑)。でも、それで女の子は楽しそうに鶴瓶さんとマラソンしているっていう番組とか。
笑福亭鶴瓶『お笑いネットワーク』都市伝説
(東野幸治)あと、都市伝説ですけど。鶴瓶さんって、言ったら落語家ですけど、古典落語もせえへんし、落語もせえへんし。なんか『鶴瓶噺』っていうおもろい話をするっていう印象じゃないですか。当時は。で、なんか読売テレビの『お笑いネットワーク』っていう番組があって。それは吉本とか、松竹とか、いろんな言うたら漫才のベテランから中堅が出るっていう番組で。
ほんで、やっぱりでも鶴瓶師匠は落語せえへんし、出なかったけど。なんか『お笑いネットワーク』側が「どうしても出てくれ」みたいになって。これ、噂話やねんけど。その時の返答が『お笑いネットワーク』って、セットがほぼなくて。でっかい提灯があって。あれ、なんて書いてあったかな? そこになんか、書いてあったんですよ。それが象徴なんですよ。『お笑いネットワーク』の。で、『お笑いネットワーク』が鶴瓶師匠に「まんま、お時間を差し上げますんで。ぜひ出てください」って言ったら「条件が1個ある」って言って。「あの提灯、外せ」って。
(渡辺あつむ)えっ?
(東野幸治)その提灯……言うたら、「全く違う番組で俺が30分、しゃべるんやったらええけど」みたいな条件を出したとか、出してないとか。「かっこええな! おおっ、鶴瓶、かっこええ!」って(笑)。というのをちょっと思い出して。結局それもたぶん、しなかったと思う。やっぱり『お笑いネットワーク』側もその提灯というシンボリックな象徴を外すわけにはいかなかったからっていう。俺の記憶では出なかったっていう。これ、あくまで都市伝説ですけど。そのへんのところもちょっと会って聞いてみたいなとは思うんですけど。
そういう意味で言うと、懐かしい昔の番組でたくさんあるんですけど。そうですね。僕の中では『夜はクネクネ』と『ガバチョ!』っていうところで。あ、越前屋俵太さんの「おおきなお世話」みたいな。あれ、紳助さんの番組でやってたんでしたっけ? 最初は、1コーナーで。「田舎もんぶわんざい」と越前屋俵太さんの「おおきなお世話」。で、もう1個が「美人数珠つなぎ」っていうのがあって。
<書き起こしおわり>