東野幸治 2024年映画No.1候補『辰巳』を語る

東野幸治 2024年映画No.1候補『辰巳』を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2024年4月26日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で映画『辰巳』についてトーク。話していました。「今年の中で僕の中でたぶん、おそらくこれがNo.1じゃないかな」と話していました。

(東野幸治)広島市の方。「ダディ、あつむさん、こんばんみ。ダディが大ハマリしている阪元監督作『ベイビーわるきゅーれ』最新作、『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』が9月27日より公開されるそうです」。知ってます! 「今度の敵はたった1人で149人の命を奪い、150人目を手にかけようとしている史上最強の敵だそうです。ポスターには地面に倒れたちさとと、そのちさとを見つめるまひろが映し出されています。人気シリーズ第3弾。キャッチコピーは『この二人、これで最期』。今から楽しみです」。

(東野幸治)いや、俺もめちゃくちゃ楽しみですし。その史上最強の敵というのが誰か、わかりませんけども。ぜひぜひ見たいんですけど。これを読んでいて今、思い出しました。あれ、行ってください。『辰巳』。『辰巳』っていう映画、めちゃくちゃ怖いです。めちゃくちゃ怖い! 東京で見たんですけど、今はたしか渋谷でしかやってないですけど。ちっちゃいところでしかやってませんけど。

『ケンとカズ』っていう作品の監督さん(小路紘史)が何年かぶりに撮ったんですけど。要は、ほんまにヤクザでもない、半グレのような20代ぐらいの悪いやつら。どこどこの組に所属はしていないけど、言うたら違法な薬物を売って金を儲けたりとか。そういうのがうごめいて、ギラギラしてるやつらの殺し合いというか。なんですけど。それに出てくるね、リュウジっていう敵の男がいてるんですけど。めちゃくちゃ怖いんです。

(東野幸治)なんかすごくめちゃくちゃ……銃を乱射とかするわけじゃないけど。なんか、よだれを垂らしながらとか。見たことない悪役な感じなんですよ。悪役ってだいたい、藤竜也さんじゃないけど。かっこよかったり、悪の魅力じゃないですか。全然。あのね、ちょっと太ったネズミ男みたいなんですよ。だから女性が「うわっ、素敵!」とかはならないんですよ。だから『ブラック・レイン』の松田優作さんみたいな。マイケル・ダグラスと松田優作でかっこいいやつと悪役みたいなのは……誰や、今? 「古い話、しやがって」って……。

(渡辺あつむ)たとえが古いぞ!

2024年のNo.1候補

(東野幸治)フハハハハハハハハッ! いや、ほんまに。だからぜひ、『辰巳』を見てほしいんですよ。今年の中で僕の中でたぶん、おそらくこれがNo.1じゃないかな、ぐらい。怖すぎて。「おもろいのは、わかった」ってなって。途中から「もう、ええで。もうそれ、十分です。おもろいの、わかりました。もうそんなに怖くしないでください。震えます!」って。で、見てた映画館の周りがラブホテルとか。昔でいう東電OL殺人事件があったあたりというか。そんな渋谷の映画館なんです。東京電力に勤めながら、何かわからへんけど体を安いお金で売ってた。それで誰かに殺されてっていう事件が実際、あったところなんですよ。

(渡辺あつむ)それ、映画の中の話ですか?

(東野幸治)いや、それはほんまの話。その事件があったあたりの映画館で。

(渡辺あつむ)街の紹介、古いぞ!

(東野幸治)フハハハハハハハハッ! 渋谷言うたら、東電OLさんか、元人気アイドル歌手が逃げていったところとか、そういう紹介で(笑)。

(渡辺あつむ)フハハハハハハハハッ!

(東野幸治)そんなのしか、こっちも浮かべへんよ。そんなん、言うたらSnow Manの渡辺くんとの第二弾、俺はおれへんわ(笑)。「あの人、さっきから何を言っているんだろう? メイクさん、ねえ」「わかんない」って(笑)。

(渡辺あつむ)残念(笑)。

(東野幸治)残念(笑)。ぜひぜひ皆さん、『辰巳』を見てほしいと思います。

『辰巳』予告編

<書き起こしおわり>

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