町山智浩 2022年サッカーワールドカップのアメリカ国内での盛り上がりを語る

町山智浩 2022年サッカーワールドカップのアメリカ国内での盛り上がりを語る たまむすび

町山智浩さんが2022年11月22日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で2022年サッカーワールドカップ・カタール大会のアメリカ国内での盛り上がりについて話していました。
(赤江珠緒)町山さん、世界的にはワールドカップ。カタールで始まったということですけれども。どうなんですか? アメリカでも盛り上がるんですか?

(町山智浩)アメリカ、盛り上がってます。

(赤江珠緒)ああ、そうなんですか。

(町山智浩)僕がね、アメリカに来た頃はアメリカでワールドカップがあったりしたんですよね。その頃は全然盛り上がらなくて。サッカーっていう言葉自体がよくわからないぐらいのレベルだったんです。

(赤江珠緒)ああ、そんなに?

(町山智浩)アメリカ英語だとね、「サッカー」っていうとね、「バカ」っていう意味があるんですよ。「SUCKER」って書くと。あと「1試合に1点とかしか入らないのに、どうしてそれで盛り上がるの?」とか言ってたんですよ。アメリカ人は。

(赤江珠緒)なるほど!

(町山智浩)で、あれからだいぶ経って、特に女の子がサッカーをするようになったりね。プロリーグができたりとか、いろいろして。今はもう、すごい盛り上がってますよ。

(赤江珠緒)ああ、そうですか。

現在ではサッカーは盛り上がっている

(町山智浩)俺もここに20年もいるからね(笑)。

(赤江珠緒)なかなかの歴史をご覧になってますね(笑)。

(町山智浩)2周りしている感じですよね。まあ、いろいろ世の中、変わったなって思うんですけども。僕がアメリカに来た頃はねまだ、お箸とか使える人は都会の人ぐらいしかいなかったりしたんで。日本食屋に行っても、フォークを出したりしてたんですよね。お箸を使えない人が多いだろうっていうことで。でも今はもう、そんなことは全然ないですからね。

(赤江珠緒)ああ、皆さんもう使える?

(町山智浩)まあ使えない人は……お寿司屋さんとかがない、田舎のすごいところに行けばいるでしょうけど。でも基本的に都会はどこでもお箸が黙って出てくる。フォークは出てこないって世界になりましたね。みんな、使えるっていうことになりましたけど。

(赤江珠緒)なんか緑茶にお砂糖を入れているイメージが、アメリカ行った時にありましたね。

(町山智浩)あれはあれで出てるんですけど。今、どっちも選べるし。昔ね、海苔がダメだったんですよね。アメリカ人。黒いから。

(赤江珠緒)ああ、黒いのね。あれは結構、びっくりされるとか言いますね。

海苔でびっくりしていたアメリカ人

(町山智浩)なんかガムテープみたいなもんだと思ったみたいで。僕、お弁当で子供におにぎりを持たせて。それを食べていたらみんながびっくりしてたって言ってたんですけどね。18年ぐらい前かな? そんなもんですよね。だからアメリカのカリフォルニアロールって海苔が外側に巻いてないんですよ。

(赤江珠緒)そうなんですよね。ちょっと黒い食べ物ってね、びっくりされるっていうね。

(町山智浩)「食べるの?」みたいな感じなんですけど。今はもう全然普通になって。だからすごく変わったですよ。食べ物とか、アメリカは。この20年間でね。で、ちょうど今日、食べ物の話をしようと思っていたんで。ちょうどいい振りだったな(笑)。

<書き起こしおわり>

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