オードリー若林 テレビ局の番組制作費が減っていることを実感する瞬間を語る

オードリー若林 テレビ局の番組制作費が減っていることを実感する瞬間を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2022年11月19日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でテレビ局の番組制作費が減っていることを実感する瞬間についてトーク。バラエティ番組の演出にかかる費用などを話していました。

(若林正恭)これ、でもすごい思うんだけどさ。本当にテレビ局の制作費が俺たちがテレビ出たての時よりもないんだろうなって思うこと増えたじゃん?

(春日俊彰)はいはいはい。増えた。

(若林正恭)なんか、Netflixとかアマプラとかのさ、番組のお金のかかり方って「これ、すごいな!」って思うじゃん? あんなの、どうなってくのかな? だって今、10代の男の子とか女の子が「芸人になりたい」と思った時にNetflixとかアマプラとかを見て「こういうのに出たい!」って思って目指したら、なんていうんだろう? メジャーリーグに行く前に日本のプロ野球があるみたいな感じになっちゃわないのかな?

(春日俊彰)はいはい。そのスケールというかね。

(若林正恭)それで、いよいよ真剣にそそれが始まりつつあるじゃん? なんか、地上波で人気の人たちが冠的なのをアマプラとかNetflixでやったりしてるじゃん? とかさ、思わない? 自分が中学生だったら、どう思うんだろうな?って。YouTubeとかじゃなくてさ。

(春日俊彰)そっちに出たい。そっちを目指したくなるだろうね。

(若林正恭)ねえ。お金かかっていてさ。すごいもんな、あれ。

(春日俊彰)いや、すごいよ。全然違うよ。1回で終わるような仕掛けがとんでもない額、かかっていたりするからね。

(若林正恭)これはもう、テレビを本当応援しなきゃいけないターンに入ってますからね。これね。本当に。

(春日俊彰)いやいや、そうよ。

パネルがなかなか作れない

(若林正恭)だからちょっと真剣な話になるけど。本当に。「パネルを作れない」とかね、聞くもんね。で、あのパネルってやっぱり1回こっきりで、オリジナルのものだから。作るのはあれ、意外と大変なんだよね。「第6位!」ってなってパーンと叩いてクルンって回るやつとか。絵を書く人。プリントアウト。そのためだけの板に貼る人。美術さん。全体のデザイン……ってなると。

(春日俊彰)なるへそ。

(若林正恭)いや、そうよ。

(春日俊彰)だから何回か使うものだったらまだ、あれだけど。言ったらもう、1回こっきりで使い捨てみたいなものだもんね。大変だなー。

(若林正恭)だから「これはできないだろうな」とか思いながら企画の話とかする時もあるもんね。

(春日俊彰)まあ、そうね。

(若林正恭)「体、張ります」ってなって。「ベタなやつだとこのぐらい、やることあるよね」ってなってきた時に「これってすごいお金かかるって聞いたことあるな」みたいな。あの、粉まみれになるやつとか。あれ、めっちゃお金かかるんだってね。粉をひくのって。

(春日俊彰)ああ、そう?

(若林正恭)そう。あの棒で叩き合って落とすやつとか。だから日向坂ん時に俺、すごい思うよ。「これ、お金あるんだな。すごいな!」って。電気を流すやつのコードレスのやつとか。あれ、結構高いらしいよ。

(春日俊彰)ああ、ボタンで、こっちにも操作ボタンを持ってて……みたいな? ああ、そう?

(若林正恭)そう。あとトータライザー。お客さんに……もう今はコロナであんまりないけど。100人のお客さんに配って、ボタンを全員押してもらうっていう。

(春日俊彰)ああ、バーンって数字が出るやつ?

(若林正恭)あれ、高いんだって。

(春日俊彰)あれ、高いの?

(若林正恭)高いらしいよ。俺、聞いたら。

(春日俊彰)だってあれ、コンセント繋げて数字のやつをドンッと置いて……とかじゃないんだ?

(若林正恭)あれ、結構するらしいね。それでさ、生クリームがバーン!って出てくるやつでそれが一発いくらとか聞いちゃうとさ、なんかプレッシャーになるよな(笑)。

(春日俊彰)いや、そうだね(笑)。下手こけないっていうか(笑)。

(若林正恭)「あれ、高いんすよ」とか打ち合わせ中に言われたりするから。「えっ、あれ、高いんすね? じゃあ、できないっすね」って(笑)。

(春日俊彰)ああ、やられる側としては、あんまり聞きたくないかもな(笑)。

(若林正恭)やっぱり洗濯ばさみで引っ張るとか、カラーバットでケツを叩かれるとかは結構大丈夫なのよ(笑)。わかるでしょう? 自分たちで。カラーバット1本いくらっていうのは。

(春日俊彰)まあ、そうだね(笑)。それだったらノープレッシャーでこっちもできるけど。

(若林正恭)でも今、物の値段が……ペットボトルだってさ、値段が上がったりしたじゃん? カラーバットってさ、今いくらになってるんだろうね? カラーバットで物価がわかるんじゃないか? 昔、350円じゃなかった? 小学生的。

(春日俊彰)ああ、でもそれぐらいか? それぐらいかもね。500円しなかったぐらいだね。今、でもどうだろうな?

(若林正恭)今、カラーバットっていくらぐらい?

(春日俊彰)100円ショップには売ってないか?

(若林正恭)ああ、100円ショップで売ってるのか?

(春日俊彰)意外と100円ショップができたから。我々がチビッ子の頃よりも安く買えるのはあるんだよね。

(若林正恭)たしかに、たしかに。

(春日俊彰)でもカラーバットって見たことない気がするな。100円で。あったとしても、細いとか短いとかさ、いわゆる標準な、あのザ・カラーバットみたいな。だから素材も薄いとかじゃなくて、しっかりしたカラーバットは結構7、800円ぐらいするんじゃないかな? あ、アマゾンでは400円? 400円なんだ。

(若林正恭)7、800円じゃない?(笑)。

(春日俊彰)そこまではしていないんだね。

(若林正恭)そんなに物価、上がってないんだね、やっぱり(笑)。オードリーの物価指数はカラーバットだね(笑)。

オードリーの物価指数はカラーバット

(春日俊彰)カラーバットだ(笑)。カラーバットが7、800円なっちゃったら、もうおしまいだね。

(若林正恭)そうそう(笑)。

(春日俊彰)まだ大丈夫だ。

(若林正恭)大丈夫だね(笑)。

<書き起こしおわり>

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