安住紳一郎 炊きたてのごはんの魅力を語る

安住紳一郎 炊きたてのごはんの魅力を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2022年11月13日放送のTBSラジオ『日曜天国』で炊きたてのごはんの魅力について話していました。

(安住紳一郎)新潟県の女性の方、ありがとうございます。「ごはんが炊き上がったばかりの炊飯器の蓋を開ける時です。蓋を開け、熱々の立ち上る湯気と、お米のホワンとした香りを感じるとそれだけでうっとりとし、何とも言えない幸せを感じます。『ああ、仕事に行きたくないな』と思う日も、炊きたてのごはんを食べると『まあ、今日もがんばるべ』と思えてくるのです。炊きたてのごはんは私の気分を上げてくれる欠かせないものです」。ねえ。本当にその通り。炊きたてのごはんに勝る美味しさはないよね。もう本当に幸せな気持ちになっちゃう。

(中澤有美子)開けた時、キラキラしてね。ああ、いいですね。

(安住紳一郎)白米ブーム、炊きたてごはんブームは絶対に来るはずなんだけども。縄文時代以来、日本人はもう炊きたてごはんブームだからね!

(中澤有美子)そうでしょうね。途切れることなく、ですよね。

ずっと炊きたてごはんブーム

(安住紳一郎)そりゃ、そうでしょうよ。炊きたてのごはんの美味しさっていうのは、たぶん縄文時代から変わらないよね。きっとね。なので、さほど今のように娯楽や他のお砂糖やら、美味しい果物……当然マンゴーなんか、ないわけでしょう? 縄文時代には。バナナとかも、ないでしょう? そこにあって……まあ、玄米を食べてたのかもしれませんけどね。今の現代人と同じ興奮を味わってたかと思うと、お米の収穫祭の異様な盛り上がり方は理解できるよね。うん。「うわーっ!」ってなるよね。

(中澤有美子)「取れたぞー!」。

(安住紳一郎)「取れたぞー!」っていう気持ちになるんじゃないかなと。むしろ、現代人は美味しく炊き上がる炊飯器を買ってしまうと、たくさんお米を食べてしまって、少し糖尿とか、太りがちになっちゃうんで。美味しく炊ける炊飯器をあえて買わないっていう人がいるもんね。

(中澤有美子)あえて面倒な土鍋を取り入れるですとか?

(安住紳一郎)あえて美味しく炊けない炊飯器みたいなものをね。

(中澤有美子)糖質オフみたいな?

(安住紳一郎)糖質オフじゃなくて、さほど品質が高くない炊飯器をあえて買うっていう人がいるっていう、もう現代人の深い闇ですよね。だから、あるでしょう? 本当に20万円ぐらいするような、ものすごく美味しく炊き上がるような炊飯器とかね。そういうのも買えるけども、それを買うと、本当に毎回毎回美味しく炊けてしまうので。これまで通り……むしろこれまで以下に、さほど美味しく炊き上がらない安い炊飯器を買うっていうね。それでお米の食べる量をコントロールするっていう人がいるぐらい。一周回っちゃったね。もう、なんかね。

(中澤有美子)うわーっ、そうなんですね……。

(安住紳一郎)そう。ねえ。魅力的な異性と付き合うと、毎日興奮して心臓に悪いから。さほど魅力を感じない異性と付き合うみたいな、そういう……一周しちゃってね。

(中澤有美子)なんてことを言うの?

(安住紳一郎)「ああ、そこまで健康を考えて?」なんて。わかる? うん。足るを知りすぎるっていうね(笑)。

(中澤有美子)身の丈に合った……そうですね。

足るを知りすぎる

(安住紳一郎)身の丈以下みたいな。「そこまで謙虚にお過ごしになる? 偉い!」なんてね。どうなんでしょう? わかんないけど。

(中澤有美子)ゆっくり考えてみる(笑)。

(安住紳一郎)どうですか? 自分には合わない……まあ、「あんな魅力的な人は自分には合わない」っていう考え方の人はいますけども。それよりも「あんなに魅力的な人と結婚したら心臓が持たないから、さほど魅力的でないあなたを選びました」みたいな。

(中澤有美子)失礼すぎる(笑)。もう、本当に無理。

(安住紳一郎)そう? うん。でも結果、私の健康をすごく留意して。長く長く、あなたと共にということになるのかな?

(中澤有美子)「だから好きですよ」っていう?

(安住紳一郎)「だから好きですよ」っていうことなのかな? うん。まあ、断るかな?

(中澤有美子)自分のことばっかり考えてるね(笑)。

(安住紳一郎)でもね、健康は大事だから。大変だ。

(中澤有美子)そうだ。

(安住紳一郎)大変な時代になってきた……。

(中略)

(安住紳一郎)さて、今日番組冒頭で私が「日本は縄文時代からお米ブームだ」という話をしましたけども。「縄文人はまだお米を食べていませんよ」という指摘がありました。また一方で「縄文時代の後期から稲作が行われていたので、そのへんのニュアンスとしては合っています」と少し思いもよらぬところで日本史論争的なものが行われておりますけども。私は底まで意図したものではございませんので、ご了承いただきたいと思います。ありがとうございます。

(中澤有美子)ありがとうございます。

<書き起こしおわり>

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