吉田豪さんが2022年11月8日配信の猫舌SHOWROOM『豪の部屋』で雪下ゆきさんとラジオについてトーク。ずっと聞いているラジオ局の影響でその人が持つ思想が変わってくるという話をしていました。
（吉田豪）絵を書いて、美大に行って。その時点では人生設計とか、あったんですか？
（雪下まゆ）全く……でも、ちっちゃい時からもう絵書きになりたいっていう漠然としたものがあって。でも、それぐらいですね。なんとなく「絵を書く人になるだろうな」みたいな気持ちで生きていました。
（吉田豪）なんとなくなら、僕もそうでしたよ。
（雪下まゆ）ああ、本当ですか？
（吉田豪）僕は小学校・中学校時点ではそういう方向に行くつもりで。
（雪下まゆ）インタビュアー？
（吉田豪）じゃない、じゃない。全然。僕、小学校の卒業アルバムの夢は「日本サンライズのアニメーターになる」ですからね。
（雪下まゆ）ああ、そうなんですか。へー！
（吉田豪）絵が好きで。元々、そういうのをやりたいみたいなのが……だから、実はそうですね。僕、イラストを書いていた時期もあったり、デザインをやってたりとか。でも、早々にやめたんですよ。勝てないって。
（雪下まゆ）デザインも？
（吉田豪）デザインも。なんか、好きなんですけどね。
（雪下まゆ）じゃあ初めは同じかもしれない。
（吉田豪）同じというか、そうですね。専門学校時代は両方やってて。で、文章の方が褒められるから、そっち行こう、ぐらいですね。
（雪下まゆ）でも最近、文章も始めました。
（吉田豪）書いていましたね。
（雪下まゆ）なんかTwitterにたまに思ったことをツイートしちゃったりするんですけど。それよりもちゃんとまとめて。考えをまとめてから発信した方がいいかなって思って。ちょっと始めました。
（吉田豪）TBSラジオを聞くことによって、いろんな社会問題にも目覚めて……（笑）。
（雪下まゆ）そうです（笑）。でも本当、デカいですね。「いろんな人がいるんだ」みたいなのがすごいわかったので。
（吉田豪）これ、本当に最近、よく言ってるんですけどね。好きな放送局が何かによってね、思想が変わりますよ。絶対に。
（雪下まゆ）ええっ？ TBSは？
リベラル寄りのTBSラジオと保守寄りのニッポン放送
（吉田豪）TBSはリベラル側になるだろうけど。ニッポン放送をメインで聞いてると……芸人ラジオってニッポン放送に多いから、なんとなくニッポン放送をつけっぱなしにしてたらニッポン放送はニュースが比較的、ちょっと保守寄りだから。そっちに転がる可能性も大で。
（雪下まゆ）へー！ 面白いですね。
（吉田豪）面白いですよ。芸人さんで、ちょっとそっち側の思想の人が多いのは、ニッポン放送の影響もあるんじゃないか？って正直、思っているぐらいで。
（雪下まゆ）なるほど。でも、あるかもしれないですね。
（吉田豪）そうなんですよ。TBSラジオってどうしても、ヤングJUNKですら中年層だから。そんなに若い芸人好きが聞く放送局っていうイメージはなくて。それこそね、若手の番組もちょこちょこと出てはいるけど。
（雪下まゆ）たしかに。武田砂鉄さんとかもすごい好きで。『アシタノカレッジ』、聞きました。ゲストに出られた時の。
（吉田豪）あの緊張があった時の。
（雪下まゆ）緊張感、ありました？（笑）。
緊張感があった吉田豪×武田砂鉄
（吉田豪）放送でも言いましたけどね。「僕は砂鉄さんのTwitterをフォローしているのに、砂鉄さんは返してくれてないんですよ」っていう（笑）。
（雪下まゆ）してましたね。フォロー、来ました？
（吉田豪）来ました。
（雪下まゆ）砂鉄さん、すごい好きです。
（吉田豪）本当にわかりやすく、TBSラジオにいろんな影響を受けてるわけですね？
（雪下まゆ）そうですね。やっぱりつけっぱなしにしてるので。
＜書き起こしおわり＞