パンサー向井『RRR』を語る

パンサー向井『RRR』を語る パンサー向井の#ふらっと

パンサー向井さんが2022年11月3日放送のTBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』の中で映画『RRR』について話していました。

(向井慧)文化の日ですから、いろんな文化、ありますよね。芸術みたいなこととか、ありますけど。ひかるちゃん、最近ハマっている、何か作品みたいなのってあったりしますか? 

(髙橋ひかる)私、『チェンソーマン』にはまり始めてますね。

(向井慧)アニメですね。

(髙橋ひかる)先ほど向井さんにもちょっと熱い思いを……。

(向井慧)本番前、熱くぶつけていただきましたけれども。まあ話題のアニメ。

(髙橋ひかる)そうですね。向井さんはあるんですか?

(向井慧)僕はね、映画なんですけど『RRR』っていう……。

(髙橋ひかる)ああっ! Twitterに書いてましたね!

(向井慧)これね、今週の月曜日ぐらいから「ああ、気になるな。見に行きたいな」と思っていたんですけど。その上時間がね、3時間10分ぐらいあるんですよ。それって見に行く時に「結構あるな」と思うじゃないですか。

(髙橋ひかる)お尻、破裂しそう(笑)。

(向井慧)「なかなか長いな」ってちょっと二の足を踏んでたんですけど。まあ、時間が空いたので「ちょっと見に行ってみよう」って思って。インド映画ね。最高でした!

(髙橋ひかる)なんか見る感じ、アクション映画? SFっぽい感じですかね?

(向井慧)あのね、インド人の方が「『トップガン』みたいなの、作ってみようぜ!」っていうので作った感じっていうか。『トップガン』って僕、見に行ったんすけども。戦闘機のシーンがすごい。そのアクション見るだけでも価値があるっていうような映画で。もちろんストーリーもね、面白いすけど。それぐらい、この『RRR』も……やっぱりね、戦いのシーンっていうのがいっぱい出てくるんですよ。

そもそもお話はインドがイギリスの植民地下にあった時代、差別がかなり色濃い時代のお話で。インドの森の奥の部族のところにイギリスの貴族の人が来て。そのままその部族のちっちゃい女の子をさらっていっちゃうんですね。それで部族の一番強い男が取り返しに立ち上がるんですよ。で、この男がまず森でトラと戦うシーンがあるんですけど……。

(髙橋ひかる)なぜ?

(向井慧)わからない(笑)。

(髙橋ひかる)アハハハハハハハハッ! 「わからない」(笑)。

(向井慧)まず、このトラとの格闘シーンを見ただけで「うわっ、これはとんでもない映画だ!」ってなって。さらに、イギリスのその貴族側の警備の人がいっぱいいるんですけど。その中に1人、インド人の警備の男がいるんですけども。こいつも最強の男で。で、この部族の最強の男と警備の最強の男が、あることをきっかけに仲良くなるんですよ。

(髙橋ひかる)なぜ!?(笑)。

(向井慧)お互いの素性を全く知らない状態で仲良くなってしまうんですけど。これも、子供を助けるために……たまたま子供がちょっと川で溺れていて。「あっ、助けなきゃ!」って2人が同時に思った時、パッと遠くを見たらお互いに目が合うんすよ。その時、まだ全然知り合いじゃないですよ?

(髙橋ひかる)早く助けてよ(笑)。

(向井慧)フフフ、そんな言い方しないでください(笑)。目が合った瞬間にお互いが無言で「コクッ」ってうなずいて。「いや、そんな助け方しかないのか?」っていうぐらいのスペクタクルな助け方をして(笑)。

(髙橋ひかる)気になる!(笑)。

(向井慧)それで友情が芽生えるんですけど。でも後に、2人は立場で言うと敵同士なんですよ。ということがわかり、どうなっていくのか? みたいな映画なんですけど。

(髙橋ひかる)それ、男性と女性とかで恋に落ちるパターンじゃないですか?

(向井慧)違う。男同士。で、これがまた、やっぱり総製作費が97億円とかなんです。だから規模がとんでもなくデカい。で、その映画のキャッチコピーみたいなのを見たらね、「見ると2日間の休日に匹敵する回復力」って書いてあって。そのストレスとか疲労がなくなるっていう、何の根拠もないデータを打ち出してたりするんですけど(笑)。

(髙橋ひかる)すごい(笑)。

「見ると2日間の休日に匹敵する回復力」

(向井慧)でも、たしかになんか爽快で。見たら本当に楽しい気持ちと、「すごいスケールのものを見たな!」っていう、鑑賞後の感じになって。

(髙橋ひかる)3時間のお尻はもう、吹き飛ばされました?

(向井慧)気にならない(笑)。マジですごい!

(髙橋ひかる)それ、舞台でも休憩が入りますよ? 3時間とかだったら。

(向井慧)ないの。で、『RRR』の意味もわかんないじゃないですか? なんでそのタイトルなんだろう?って思うじゃないですか。でも、見てもわかんない(笑)。

(髙橋ひかる)わかんないんだ(笑)。

(向井慧)途中で一応ドーン!って文字が出てくるんですよ。「FIRE」とか「WATER」とか。「FIREのR!」とか「WATERのR!」とか出てくるんすけど。いや、別に頭文字でもないし。「なんでこれなの?」とか、本当に突っ込みどころは満載だけど。その細かい、そのストーリーの「これってどういう……ちょっとつじつま、合ってなくない?」とか。そんなことはもう一切、考える必要はない。

(髙橋ひかる)素直にもう? あ、踊らないですか?

(向井慧)踊るんです! インド映画って、やっぱりあるじゃないすか。もう、キレッキレ! ダンスバトルみたいなのも途中であるんですけど、これももう私、腹抱えて笑いました(笑)。これをぜひ皆さん、今日は文化の日でね、祝日で。ちょっとやることないっていう方がいたら、ぜひちょっと『RRR』、見ていただきたいなと思います。

(髙橋ひかる)気になるーっ!

『RRR』予告編

<書き起こしおわり>

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