町山智浩 アメリカ・カリフォルニアのハロウィン事情を語る

町山智浩 アメリカ・カリフォルニアのハロウィン事情を語る たまむすび

町山智浩さんが2022年11月1日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でアメリカ・カリフォルニア州バークレーのハロウィン事情について話していました。

(赤江珠緒)この時間は映画評論家・町山智大さんのアメリカ流れ者。今日はご自宅のあるカリフォルニア州バークレーからのご出演です。もしもし町山さん?

(町山智浩)はい、どうも。町山です。よろしくお願いします。こっちはね、ちょうど今日、ハロウィンだったですね。

(赤江珠緒)そうか。今日が10月31日。

(町山智浩)はいはい。もうさっきまで、子供たちが次々と来てましたよ。

(山里亮太)へー! いいなー!

(赤江珠緒)アメリカではどんな感じなんです?

(町山智浩)アメリカではですね、「トリックオアトリート」って言って、日本ではやってないんですか?

(赤江珠緒)昼間とかは幼稚園とかでやってたりしてますね。

(町山智浩)子供たちがね、夜来て。「トントン」って扉を叩いて「トリックオアトリート(お菓子をくれないといたずらするぞ)」って言って。そうすると、この日はみんながお菓子たくさん用意していてね。で、お菓子をあげるっていうのをやってますけどね。

(赤江珠緒)ああ、やっぱりそういう伝統の感じなんですね。日本とか、あとは今回、韓国でちょっと事故がありましたけど。あんな感じで大人が仮装するっていうのはあんまりないんですか?

基本的には子供のもの

(町山智浩)大人は仮装する人もいますけど。そっちはメインじゃないんですね。まあ、基本的には子供のものですよ。で、大人でそういう格好する人たちはパーティーに行って、ちょっと変わったエッチをしたりとか。そういう人たちはいるでしょうけど。

(山里亮太)いたずらしちゃってるんだ(笑)。

(町山智浩)でもやっぱりね、親が子供についてく時に着るもんですね。みんな、一緒に扮装してくるんで。で、僕の方もするんですよ。受け入れる側も。あのね、「お菓子くれないと」って言って行く家はね、ちゃんと飾り付けがしてある家だけなんですよ。

(赤江珠緒)そうですよね。そうしないと怖いもんね。ちょっとね。

(山里亮太)そういう事故もあったもんね。

(町山智浩)何が起こるかわからないから。だから、飾り付けしてると「子供たちが来ても大丈夫ですよ」ってことだから。なのでそういう場合は、自分も扮装をしますよ。僕とか、ハチの格好とかをしてましたけども(笑)。たくさんですよ。何年分ものハロウィンの衣装が。うちは屋根裏にありますよ。だからね、子供メインでやってればね、そんなに大変なことにならないのでね。大人が……子供のためにあるものなのに、大人が横取りしちゃダメだと思いますけどね。

(赤江珠緒)ああ、そうか。

(町山智浩)あのね、大人はハロウィンはね、アメリカでは映画に行くんですよ。

(赤江珠緒)へー!

ハロウィンはホラー映画を見る日

(町山智浩)ホラー映画を見る時です。アメリカでは。本当に。日本って、ホラー映画のシーズンって決まってないのかな?

(山里亮太)夏にちょっと多いかな、みたいな。

(赤江珠緒)怪談っぽいイメージで。

(町山智浩)アメリカは完全にもうハロウィンに集中して公開します。もうホラー映画。映画館は今でも、ホラー映画をやってますよ。たぶん深夜でも。

(赤江珠緒)ああ、それは面白いかも。

(町山智浩)あと、自分の家でホラー映画を見たりっていうね、そういう伝統あるんですが。

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<書き起こしおわり>

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