町山智浩 シカゴのウクライナ移民たちの村に行った話

町山智浩 シカゴのウクライナ移民たちの村に行った話 たまむすび

町山智浩さんが2022年6月21日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でシカゴに取材に訪れた際にウクライナ移民の方々が多く住む村にも行った話をしていました。

(赤江珠緒)先週はね、町山さんはブルースのフェスティバルでシカゴに行かれてましたね。

(町山智浩)シカゴに行ってたんですよ。シカゴにね、ウクライナの人たちがいっぱいいる、ウクライナ移民のなんていうか、村があるんですよね。ウクライナ・ヴィレッジっていうね。せっかくなんでそこにも行ってきたんですけども。その一角に行くと、もうポスターとかがすごいんですよ。「ロシア、ウクライナから出ていけ!」とか。

(赤江珠緒)そうかー。まあ、そうなりますわな。

(町山智浩)そうなんですね。ロシア系の移民の人たちの教会もすぐ近くにあって。なんていうか、それまでは結構仲良く暮らしてたみたいですけど。やっぱりね、戦争で分断されちゃってるようですね。はい。で、やっぱりね、そういうところに行くと本場の料理を食べようということで、ウクライナのレストランに行ったんですよ。で、ウクライナ料理とロシア料理って非常に似てるんですけど。メニューを見て「ボルシチ」って書いてあるから「あ、ボルシアください」みたいな感じで言ったら「ボルシチっていうのはロシア語だ!」って言われましたね。

(山里亮太)やっぱりそういう風にピリピリするんだ?

(町山智浩)そう。ウクライナ語では「ボルシュツ」っていうんですよ。ちょっと違うんですよ。

(赤江珠緒)ああ、本当だ!

(町山智浩)「『シチ』っていうのはロシア語だから違う」って怒られて。あとね、「おすすめのお酒をください」って言ったら「新しいカクテルがある。ジャベリンだ!」って言うんですよ。ジャベリンって、ウクライナが使っている対戦車ロケットミサイルなんですよ。

(赤江珠緒)ああーっ!

新しいカクテル、ジャベリン

(町山智浩)そう。それでロシアのタンクをやっつけているんですけども。それを記念して、新しいカクテルを作っていたりとかね。

(赤江珠緒)なかなか戦争の色が……。

(町山智浩)ねえ。アメリカでもね。まあ、そんな感じなんですけども。でもまあ、ボルシチおいしかったですけども。ウクライナのボルシチは真っ赤なんですね。ビーツが入っていて、おいしかったですね。あと、餃子も食べましたね。

(赤江珠緒)餃子も? へー!

(町山智浩)あのね、餃子がある国……だからロシア、ウクライナとかあとイタリアとか、トルコの方にもあるのかな? 基本的にはみんな、モンゴルに占領された国です。

(赤江珠緒)はー!

ウクライナ風餃子

(町山智浩)イタリアにはね、マルコ・ポーロかなんかが持っていったかなんかなんですけども。モンゴルはずっと、ほら。ヨーロッパを攻めていったから。行った先に残したものがね、餃子とハンバーグなんですよ。

(山里亮太)へー!

(町山智浩)ハンバーグは元々はタルタルステーキっていって。包丁で肉を細かくして……元は馬肉らしいんですけども。それを刻んで生で食べるっていう、まあユッケですね。あれがハンバーグの元ですよ。

(赤江珠緒)ああ、ユッケが? へー!

(町山智浩)そう。だからハンバーグもモンゴル起源なんですね。で、それがグーッと回って、ロシアでは今、ハンバーガーがマクドナルドで売られていて。そのマクドナルド、閉鎖になりましたけども。だから、面白いですよ。ハンバーグ、あれ地球1周してるんですね。という料理の話なんで、ちょうどいい枕でしたけどもね(笑)。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました