星野源 Chara『Junior Sweet』を語る

星野源 Chara『Junior Sweet』を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2022年10月11日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でChara『Junior Sweet』について話していました。

(星野源)で、今日もこの後、1曲かけたいんですけど。最近ね、「ああ、この曲、最高だな!」って思ったことがあって。最近、もうやっと秋になりましてね。まだちょっと、なんか暑い日とか急に寒い日とかがあって。「ちょっと、やめて……」って思ってるんですけど。窓を開けて、ちょっとご飯作ったりとかして。そこでYouTubeでね、前は楽曲を勝手に上げるのとかダメだったけど。今は「ダメだよ」って言ってる人以外は、たとえばDJミックスとかに入れて、いろんな曲をどんどん出していいということになってるんですよ。

それで僕の曲も、DJミックスとかに入れてもらってるやつもあるんですよ。で、そういう、「秋に聞きたい○○」みたいな。あとは「こういうムードの曲たち」みたいな、そういうプレイリストっぽいYouTubeのミックスみたいなのがあって。それをかけたりしてるんですよ。そんな中で、急に自分の曲が来たりすると、すごい嬉しくて。あれ、なんだろうね。あの嬉しさみたいな。

ふとした瞬間に自分の曲が流れてくると嬉しい

(星野源)なんかそれって、ラジオで普通に自分が聞いてて。全然関係ないラジオでリクエストとか、なんかそういうのとか。あとはパーソナリティーの人が急に僕の曲をかけてくれるみたいな。なんかそういう嬉しさにちょっと近いっていうか。なんか唐突に、自分だけが見てると思ったら、見られてたみたいな。その境界線が急にグワーッと変わる感じが非常に楽しくてですね。なんかそういうのも嬉しいので。ぜひ、そういうので僕の曲をどんどんやってもらって大丈夫なんですけど。

そこで「うわっ、この曲あったわ!」と思って流れてきた曲があって。「めちゃくちゃめちゃくちゃいい曲だな!」と思って。これ、97年とかなんですよ。僕が高校生の時で。なんか10代の、すごく思春期だったりとか。多感な時期に聞く音楽って、いろいろ左右すると思うんですよ。その後の……音楽をやるんだったら、なおさらですけど。自分の趣味の価値観とか。

その音楽に出会う環境って、たとえば僕の場合は親がずっとジャズを聞いてたんで。それはすごく今、音楽をやってる中でものすごくありがたい部分なんですけど。それって、人によって全然違うじゃないですか。家で、家庭では音楽が全く流れなかったって人もいるし。でも、なんとなくですけど、割と共通してヒットチャートに上がってる曲とかって、テレビでもよく流れるし。ラジオでもよく流れるし。街でも流れるから。そういうのって本当に大事じゃないですか。

その中で、この曲がヒットチャートの……調べたらオリコンのアルバムチャートで1位だったんですけど。なんか街でよく流れてたなっていう思い出もあるし。それをすごい多感な時期に、本当に無意識に「いい曲だな」って思って聞けたのって、とってもすごいいいことだったんだなっていうのを思ったので。その曲をちょっとぜひみんなと。今、ラジオを聞いているあなたと一緒に聞きたいと思います。それでは今日の1曲目です。Charaで『Junior Sweet』。

Chara『Junior Sweet』

(星野源)お送りしたのはChara『Junior Sweet』でした。最高でしょう?

<書き起こしおわり>

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