東野幸治さんが2022年9月16日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で『RED Chair+』でのアンジャッシュ渡部さんとの対談の反響について話していました。
(東野幸治)まず『RED Chair+』、アンジャッシュの渡部くんと対談して。それがすこぶる好評で。ありがたいことに。なんかネット記事のタイトルを見てね、思わずメモ書きしました。「おそるべき懐の深さ」。
(渡辺あつむ)え、ええと……?
(東野幸治)俺のこと(笑)。「おそるべき懐の深さ」って。だから2年前にいろいろあったアンジャッシュの渡部くんと2年ぶりに会って。で、いろいろ話を聞きながらも、なんか決して暗い雰囲気がせず、後輩の悩んでる芸人の道しるべ。明かりを灯すようにしていたっていう意味で。「もはや進むべき道は、しくじった芸能人の救済かもしれない」っていう風になっていて。さすがにこんなこと言われたら、嬉しいじゃないですか。嬉しいでしょう? で、コメント欄を見たんですよ。久しぶりに……2件でした。
(渡辺あつむ)あれ?(笑)。
コメントが2件だけ
(東野幸治)フハハハハハハハハッ! 「ええっ、2件!?」って。俺、声を出したもん。「えっ、2件!?」って。Wコージ、ゴシップ兄弟の今田のお兄さんが『今ちゃんの「実は…」』が終わるってなって。そのコメント欄が800件(笑)。東野幸治、「おそるべき懐の深さ」って。「もはや進むべき道はしくじった芸人の救済」って、コメント欄、2つ(笑)。いや、さすがにちょっと引いたよ。っていうか、逆にやめてくれって。これ、ウエンツくんも言っていたんですけど。何かの番組でしゃべって、それをネットニュースにするのは俺、全然いいんですよ。
タレントさんによってはね、「なんでもかんでも切り取って記事にするな!」みたいな。すごい怒ってらっしゃる。特に松本さんとか、スーパースターの人はみんな怒るんですよ。でもこちとら別に、そんなんはいいんすよ。ただ、書くんやったら、反響のある書き方してくれ! 俺の場合は、嘘もええ(笑)。賛否で「あいつ、何を言ってんねや!」って、喧々諤々してほしい。「懐深い」って言われて2件って(笑)。1億6000万人……だから8000万人に1人しか書いてないって(笑)。いや、めっちゃくちゃ……あれ、もう大至急削除してほしかった。
最近、コメント欄を消してるやつ、あるんですよ。書くとこないやつね。たぶん、そういう風な、言うたら読んでる人とか気分悪くなったりとか。そのタレントさんへの配慮みたいなのもトータルであるんでしょうね。いや、本当に……俺もそれやったらもう、コメント欄、いらんみたいな(笑)。たぶん、俺もようわからんけど。上の方からよう見られてるんでしょう? その記事って、なんとなく。なんか、みんなが読むやつが上に上に行くじゃないですか。だから下の方に下がっていって、コメント欄少ないのはまだわかるんですよ。まだ。
「ああ、まだ興味ないねんな」って。でも、そこそこ上やのにコメント欄がないってことは、書き手の力不足ですよ! もっと俺のことを褒めるなり、けなすなり。とにかく、読み手が思わず文章を書きたくなるような記事を書いてくれ! 2件だけはほんまに……だから、記事が読まれたくないんじゃなくて、コメント2件がバレたくないねん(笑)。わかるでしょう? 世の中的に。いや、もうこんなこと、あるんやって。もう絶対、つまりそのライターと……言うたら渡部と俺の『RED Chair+』を見たけど、その記事を見てコメントを書こうという気にならんっていうのはライター、あなたの責任ですからね。いや、本当に……。
(渡辺あつむ)なすりつけや(笑)。
(東野幸治)いやいや、ライターですよ。俺はもう、特別ですから。嘘もいいんですよ(笑)。感じ悪い記事でも俺はOK。他の人はダメですよ? とにかく……いや、2件はあかんやろ(笑)。
(渡辺あつむ)恥ずかしいです(笑)。
(東野幸治)恥ずかしいやろ? その人のラジオの聞き役と思ったら、恥ずかしいやろ?(笑)。滋賀から急いで毎週来て、俺の聞き役をしてる。「兄さん、楽しいわ。愉快やわ。この兄さんからいろいろ学ぼう」ってね、思ってるかもわからんけど。ネットの世界に行ったら、反響もないんですよ(笑)。
(渡辺あつむ)カリスマがない……(笑)。
(東野幸治)いや、もう全くない。カリスマも全くないし。で、、娘……娘が2人おって。下の娘がたまたま渡部くんと俺の『RED Chair+』を見てくれて。すごいなんか、「珍しくいいインタビューだ」みたいな感じで。で、電話でしゃべってたら、「いや、これはもうあかん。ものすごいイメージが良くなってる。だから芸能人のイメージが良くなるっていうのは、これはもう黄色信号だ。だからイメージを下げないといけない」って逆に言われたんですよ。「イメージが良すぎる」って。
だから、要は、土下座を3回させさとか、そんなのカットしてるから。なんかいい感じに編集してくれたんですよ。編集の方が上手やから。インタビューする僕も損になれへんように。渡部くんもええ感じになるような上手な編集で納品してくれたから、うちの下の娘が見て「うわっ、すごい。ダディのイメージが良くなりすぎる。危険だ。芸能界、イメージが良すぎると何かした時、反動でダメージがデカくなりすぎるから。ダディ、大至急イメージが悪いことをしなさい」って言われて。
「なんや、そのイメージが悪いことをするって? なにをしたらええねん?」って。24歳なんですけど、なんかいろいろ考えた結果、「テレビ番組の収録で横に出る女性タレントに月に1回、鼻くそつけなさい」って(笑)。
(渡辺あつむ)24歳が(笑)。
月に1回、共演の女性タレントに鼻くそをつける
(東野幸治)24歳(笑)。「えっ、嘘やん? 中1の娘のアイディアかな?」と思ったら、一応24歳の社会人の娘が真剣に考えたんが月に1回だけ。これ、毎週したら嫌われるから。月に1回だけ、しゃべりながら鼻くそほじくって、なんか鼻くそがついてるところできれいな衣装にべっとりつけたら、ええ感じでタレント活動を過ごせるっていう風にアドバイスいただいたんで。もしかしたらそれも参考にして……(笑)。
(渡辺あつむ)1人目、誰なんやろう?(笑)。
(東野幸治)1人目ですか? うーん、ヒコロヒーかな?(笑)。
(渡辺あつむ)ああ、なるほど(笑)。
(東野幸治)ヒコロヒーぐらいやったら、すごい上から冷めた感じでボロカス言ってくれるからいいのかな、みたいな感じで。ぜひぜひヒコロヒーさん、一緒に番組したいと思ってますんで、お待ちしております。
<書き起こしおわり>