東野幸治 とんねるずを語る

石橋貴明 とんねるず29年ぶりの武道館公演チケット1枚5万円での転売する計画を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2024年7月12日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でとんねるずについて話していました。

(東野幸治)こちらのメール。「ダディ、あつむさん、こんばんは。ダディは興味があるのかわかりませんが、とんねるずさんの武道館ライブの先行予約が明日から始まります。業界内での話題も高いようで、タカさんはいろいろな現場でチケットをせがまれているそうです。私は先行抽選予約に申し込む予定ですが、当選する可能性はかなり低いんじゃないかと思っています。ダディがとんねるずのお二人と絡んでるところを私は今まで見たことないような気がします。なにか接点やエピソードはあったりするんでしょうか?」。

いや、ありますよ。食わず嫌いにも出たりとか。一時、だから吉本の当時のチームマネージャーかな? と、『とんねるずのみなさんのおかげでした』のプロデューサーの方がなんかよく知ってる関係性で。ゲストで吉本の人が何組か行ってる中で行ったりもしてましたし。その後ぐらいに、バナナマンさんとか、有吉さんとか、おぎやはぎさんとか、関東芸人がドドドドドッと行く時ですけども。ちょうど食わず嫌いとかの前半コーナーとか、後半コーナーとかがあったような時代に。

それはもうめちゃくちゃ……とんねるずさんはタカ&ノリで『お笑いスター誕生!!』で勝ち抜いて。それが途中で終わって。ほんで何ヶ月ぐらいして、とんねるずっていう名前に変えて。で、またさらに途中から……10週勝ち抜きでチャンピオンですから。途中から行って、勝ち上がっていって。その辺りぐらいで、俺の記憶やったら関西が『お笑いスター誕生!!』をオンエアーしなくなったんですよ。

『お笑いスター誕生!!』を関西ではオンエアーしなくなる

(東野幸治)で、終わったんです。だから俺、あご&きんぞうとか、ギャグ・シンセサイザーとか、初期の初期。ミスター梅介とか。九十九一さんとかを見ていて。で、途中で終わって。その後、テレビ好きやから、『オールナイトフジ』でタカ&ノリ。とんねるずさんがそこでなんかコントみたいなんをやってるって聞いたりとか。あと『一気!』っていう歌が流行って。『ザ・ベストテン』で……あれ、ベストテンって生放送で10位から1まで売上発表して。生放送で来れる方は歌う。あとは中継を繋いだりとかもしてっていうやつで。

で、もうすぐベストテンのコーナーで話題の曲を歌うコーナーがあるけど。そこの20位から10位を紹介する時に、たとえば19位、とんねるず『一気!』みたいなんで。学生服の長ランを着た2人がなんか応援団みたいな振り付けで歌ってて。「ああ、タカ&ノリ、とんねるずが関東ローカルの『オールナイトフジ』やってるのはチラッと噂で聞いていたけど。歌も歌うし、歌ってヒットしてんねや。スターになんねや」ってなって。そこからおニャン子クラブが東京で流行ってる。で、ABCの朝日放送は『Youごはんまだ?』っていう番組でICHIGOちゃんっていうのをおニャン子に対抗して作って。

(渡辺あつむ)あった!

(東野幸治)ICHIGOちゃんって、関西圏で女の子を集めるんですよ。おニャン子クラブに対抗してICHIGOちゃんっていうのを。で、対抗できなかったんですよ。そら、しょうがないよね(笑)。

(渡辺あつむ)はい(笑)。

(東野幸治)で、おニャン子クラブがすごい噂になって。途中から関西で見れるんですよ。たぶんその頃はあつむくんも滋賀で見てるはずやけど。

(渡辺あつむ)見てました。

(東野幸治)最初、びっくりせえへんかった? びっくり。生放送で。意味がわからんのよ。なんか、とにかくスタジオにおニャン子クラブの出席番号何番とか。「新田恵利」とか「工藤静香」とか、やんねんけど。それのオーディションも同時並行でやるけど。オープニングのコーナーでとんねるずさんが司会やねんけどもね。で、後ろはおニャン子クラブのファンと、とんねるずのファンの高校生が陣取っていて。男子高校生が。で、なんかノリさんがMCなのかな? で、「ボブに挑戦」みたいな。とんねるずのマネージャーのボブっていう、ちょっと大柄な人がおって。腕相撲が強いんかな? それに勝てる人が夕方の生放送で挑戦するコーナーがあって。それのマネージャー、極悪マネージャーみたいな立ち位置で石橋さんが登場して。不穏な感じで煽って。

ほんで、高校生も「ウワーッ!」ってハンディのカメラに行って。で、びっくりしてんねんけど、普通に石橋さん、高校生を蹴ってるのよ。で、俺らからすると、信じられへんやん? 関西の……さっきの「令和ロマンさーん!」って下から下から行くみたいな。ほんで、蹴ったりとかしてて。ほんで座らして。ほんで、ボブっていうマネージャーの方と腕相撲をする。睨み合って、お互いになんか言って。で、腕相撲みたいなんをすんねんけども。ルールがわからへんけど。始まった瞬間に全員が立ち上がって、暴れだすんですよ。

(渡辺あつむ)「ボブ」って言って。

(東野幸治)ああ、「ボブ」って言うのか。言ったら全員が「うおーっ!」ってなって。で、おニャン子の全員が逃げるのよ。で、石橋さんとかがワーッ!って。「てめえ!」とか言って。その石橋さんを高校生たちが蹴ってくる。「石橋を蹴りたい」っていう高校生たち。そこを逆に肘、エルボーとか、蹴ったりとかして。で、2分ぐらいよね? 画面がただ、騒乱状態を映してるのよ(笑)。

(渡辺あつむ)はい。めっちゃ好きでしたね(笑)。

腕相撲で騒乱状態の中、高校生を蹴りまくる

(東野幸治)いや、お前は頭やらわかいよ。俺、おじさんやわ。「なんや、これ? 振りとかボケとかツッコミとか、ないやん?」って。俺らが知っているのはやすしきよし師匠が「ベーン! ベーン! 時計と思うたら時計じゃない」とか。大喜利。ちゃんと決まった大喜利みたいなのとか。箱の中身はなんでしょうっていうゲームとかやけども。そういう、言うたらきん枝師匠を蹴る高校生とか(笑)。文珍師匠を蹴る高校生。で、蹴り返す文珍師匠とか、そんなん俺、見たことないからびっくりして。衝撃やったよね?

(渡辺あつむ)いや、もうほんまたまらなかったっす。

(東野幸治)ほんで、印象としてはもうその漫才ブームがあったりとか、弟子がいてとか。その漫才ブームからNSCができて、とかいうイメージよりももう本当に素人の学校のおもろいやつがとんねるずさんで。そこからおニャン子クラブ、『夕やけニャンニャン』がヒットになって。で、『とんねるずのみなさんのおかげです』っていうフジテレビの特番。火曜ワイドスペシャル、ワイスペ。7時・9時の夜の番組を1回だけ、石橋さんが社長に言って、直談判してやって。そしたら20%を超えるんでしょう? 『仮面ノリダー』で。それ、見たんですよ。1回目。めちゃくちゃおもろかって。『仮面ノリダー』とか。

「なんや、これ?」ってなって。なんか、最高な素人がプロになって。で、独自路線で結局最後まで……別に今はテレビのレギュラーとかいうよりも。おかげでしたが終わったからあれですけど。最後までそれを貫き通して行った奇跡の……お笑い芸人というより、スーパースターよね? 完全に。という印象。で、なおかつ5年に1回、10年に1回、日本中がみんなが知っているヒット曲を作っていくっていう。「なんなの、この人ら?」っていう感じよね。ほんで、そういう人らが往年のヒット曲をひたすら歌う武道館ライブをするっていうところですから。

その、河田町にあったフジテレビでね、石橋貴明さんを蹴ってた高校生もおそらく今、60歳ぐらい(笑)。それはみんな、行くでしょう? なんか60歳ぐらいに全員、なってっていうところでございますから。ちょっと……俺も岡村とその話をしてて。「やっぱり行きたい」とか。なんかど真ん中、おニャン子ととんねるずのど真ん中の世代やから、みんな行きたいと思うんですけど。俺もちょっと、できれば行きたいけど。もうそういう、業界関係者の席もないし。見たかったら自分らで頑張って取るということでございますから。皆さんもどう思うんでしょうか?

<書き起こしおわり>

石橋貴明 とんねるず29年ぶりの武道館公演チケット1枚5万円での転売する計画を語る
石橋貴明さんが2024年3月31日放送のTBSラジオ『石橋貴明のGATE7』の中でとんねるずの29年ぶりの武道館公演2Daysが発表されたことについてトーク。大きな反響を呼ぶ中で「チケットがほしい」という知人からの問い合わせに対して「1枚5万円ね」と価格提示していることについて話していました。
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