石田ゆり子『もののけ姫』サン役の声優体験を語る

石田ゆり子『もののけ姫』サン役の声優体験を語る 星野源のオールナイトニッポン

石田ゆり子さんが2022年8月23日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で声優という仕事のすごさについて種崎敦美さんと話す中で、映画『もののけ姫』でサン役を演じたことについて話していました。

(星野源)じゃあ、(種崎さんと石田さんの)2人でちょっと会話をしてみていただいてもいいですか?

(石田ゆり子)ええと、会話……そうですね。声優さんって、絶対に耳がすごくいいと思うんですね。

(種崎敦美)どう……ですかね? いや、ちょっと……(笑)。

(安元洋貴)ガチガチやないか!(笑)。

(星野源)フハハハハハハハハッ!

(石田ゆり子)私はその、本当に下手で。自分で「声優」って言えないんですけど。たとえば、『もののけ姫』とか。

(星野源)そうですよね。

(石田ゆり子)だけど、あれはもう本当に……本当にいつも、放送されるたびに私、穴があったら入りたいっていう。

(種崎敦美)ええーっ?

(安元洋貴)いやいやいや。

(星野源)大好きですよ。

(石田ゆり子)本当に……あれ、27歳の時なんですね。だから、すごい前なわけです。もう25年ぐらい前? もっと前? ぐらいになるんですけど。「なんて下手なんだろう」と思うんだけど、そう思うことが役に対して失礼っていう風になるから。自分のものじゃないから。だから自分に対して、あまり何も言わないようにしてるんですけど。ネット上で「石田ゆり子、下手! 下手!」ってなるので。すごい、毎年つらいんです……。

(星野源)ああ、そうなんですか。

(安元洋貴)そんなことは全然ないですよ。

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(石田ゆり子)いやいや。だから声優さんって……あの時も、たとえば島本須美さんとか、すごい皆さんと一緒だったんですけど。「すごい技術だな」と思って。

(星野源)そうですね。もう、敦美さんが全然しゃべらない(笑)。

(種崎敦美)だって……大好きなんですもの……。

(星野源)フフフ(笑)。いや、僕も全然違うんですけど、気持ちは非常にわかります。やっぱり、声優ではないけど。役者だけど、声のお仕事をやらせてもらう時に、やっぱりどうしても「下手、下手」ってなるので、切ない気持ちにはなるんですけど。

(安元洋貴)絶対に気にしなくていいですよ。

(星野源)それこそ本当に役に失礼だから、もちろんそう思わないようにしようって思うんですけど。

(安元洋貴)あと、選ばれたわけだし。監督とかディレクターが「OK」って言ってるんだから、僕は絶対にそこを信じて。たとえ自分が「しくじっているかも」と思っても「OK」って言ってくださった人を信じて胸を張るようにしています。絶対に大丈夫だと思います。

監督やディレクターが「OK」と言っていることを信じる

(星野源)うんうん。そうですね。まず、オファーをしてくださってるんだから……っていうのがね。そうですね。本当にそういう経験……でも、やっぱり現場で声優の皆さんも含めて、声が吹き込まれていく様を見るのって、すごい体験ですよね。素晴らしい……本当に「すげえ!」っていつも思うし。

(石田ゆり子)すごい技術職だと思っています。

(星野源)見てて楽しいですね。

<書き起こしおわり>

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