東野幸治さんが2022年8月19日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』でテレビ東京の特番『無人島』で佐藤栞里さんと久しぶりに共演した際の模様を紹介。佐藤さんにしたアドバイスについて話していました。
(東野幸治)今週はいつも通り、あつむくんに座っていただいて。あれやこれやと僕の愚痴とか、僕の失敗とか、そういうのを聞いていただくだけですが。大して深い考えじゃない……あのね、それなんで渡辺あつむに聞いてほしいか?っていうのは、この時期、特番とかなんか呼ばれたりするんです。ありがたいことにね。で、この間、まだ発表になってないと思いますけど。テレビ東京の特番で『無人島』っていう特番に行ったんですよ。
で、『無人島』って聞いたらすぐにナイナイの岡村がやってた「脱出島」を思い出したんです。今、思い出したでしょう? だからテレ東さんがなんか「脱出島」っぽいやつ。東野さん、スタジオで言うたらMCして、Vを見て。「頑張って脱出したな!」みたいなののテレ東バージョンかな?って今、思ったでしょう?
そうじゃなくて。この特番、3回目で。今まではもうスタジオもなく、要は日本に5000ぐらい。大小あわせて5000から6000ぐらい、無人島があるんですって。で、無人島を芸能人とか、その言うたらドローン飛ばす得意な芸人とかスタッフとか。5人か6人ぐらいがグループになって、そこ乗り込んでいって、何があるかを調べるっていう。ざっくり言うたら、ホワイトボードの企画の時には「片っ端から無人島に上陸して。そこには何があるかとか、特徴とか、人が昔住んでいたのか。住んでいたとしたら今、なんで住んでいないのかすんでいいのかとかいうのを、ただ調べるっていう企画なんです」って言われて。「ああ、面白そうやん」と思ったんですよ。まあ、おもしろそうじゃないですか。
(渡辺あつむ)はい。
(東野幸治)どうなるか、わからへんけどね。3回目でスタジオで僕と佐藤栞里ちゃん。言うたら『笑ってコラえて!』。所さんの番組で、「朝までハシゴ酒」で性格がいいだけでのし上がってきたっていう。「こんなやつ、おんねん!」って。実はあいつ、めちゃくちゃええやつなんですよ。最初はだからモデルさんで。言うたらのぼりを持って。で、居酒屋を点々とハシゴ酒したら、そこの居酒屋さんの初見の言うたら若い人と絡んだり、おっちゃんと酒を飲んだりとかして。それがめちゃくちゃ評判が良くて。最終的に所っちの横に立つっていう。
(渡辺あつむ)サクセス!
(東野幸治)いや、本当にサクセス。で、『旅猿』という番組にも出てくれたことがあって。ほんまに僕と岡村と同じで。その日、泊まる宿を決めるから、1部屋で3人で雑魚寝ですよ?
(渡辺あつむ)へー!
(東野幸治)声、出るでしょう? それに2回、ゲストで来てくれて。それのもう1回はテントを張って、3人で寝るんですよ。だから横向いたらもう佐藤栞里ちゃんも寝てるんですよ。で、それがOKなんですよ。なおかつ、あんまり今、公にしてないけど。『笑ってコラえて!』。人気番組のMC、アシスタントじゃないですか。電車とバスで日テレに通っているんですよ? こんなええ子、います? ほんで、それは本人がそうしたいねん。だから別に文句を言って……「事務所が車を用意してくれないんです」じゃなくて。本人がそうしたいんですよ。
自ら望んで電車・バス移動
(東野幸治)ほんで「いや、それはすごいな!」って盛り上がったけど。でも俺、一応「それはあんまり言わん方がええで」ってアドバイスして。「えっ、なんでですか?」「いや、スタジオに女性タレントがいてる中で『私、こうなんです』って言ったら、事務所が車を用意して。言うたら家とテレビ局の往復してる女性タレントがあなたのことをすごい嫌いになるから」って(笑)。
(渡辺あつむ)それはちょっと、社会の縮図とも似ているところが……。
(東野幸治)そうそう。「なんだ、あの子?」ってなるから。ほんで「電車、バス通勤……私はなんなん? クソ腹立つわ、あいつ!」ってなる恐れがある。で、本人もやっぱり勘がいいから。で、『旅猿』でパッと見たら、BABY-Gを時計してたんですよ。ほら、これね。
(渡辺あつむ)ベストのチョイス(笑)。
(東野幸治)ベストのチョイスですよ。BABY-Gしてる芸能人の女性で悪いやつ、おるはずないで!
(渡辺あつむ)フハハハハハハハハッ!
(東野幸治)ねえ。言うたら、俺らわからんけども。流行の最先端のハイブランドを身にまとって。まあ、しゃべってんのはダレノガレ明美やけど(笑)。だから逆にダレノガレ明美ぐらい行けばええけど。表だって言うてない、プライベートがダレノガレ明美的な女性タレントからしたら憎き佐藤栞里っていう(笑)。ああ、そんな話はどうでもええんですよ。そうじゃなくて。ほんで、あつむくん、放送作家もされてたじゃないですか。だからなんとなく、番組の匂いとかやる気とか、そういうのって嗅ぎわけれるじゃないですか。で、その『無人島』っていう番組の楽屋に行ったら……だから第1回目と2回目はVだけなんでよ。今回から、言うたら僕と佐藤栞里ちゃんがブルーバックで見るんですよ。
2Hスペシャルで。で、3人の芸能人が無人島に行くっていうところで。ほんで、言うたら今ってそのノートみたいな台本って、ほぼないんですよ。『行列』ぐらいかな? 俺がやってる番組で台本がノートみたいになっているのって。あとはもう、言うたら白い紙に何か印刷して。1枚目に番組タイトルロゴ。で、収録日、オンエアー日、それでテレビ局とか制作会社の名前があって、ホッチキスで隅が留まっていて。開けたらなんとなく台本が……って。そうじゃないですか。で、その『無人島』って番組に初めて行くから。で、その『無人島』というタイトルがあって、ロゴがあるんですけど……すごく印刷が薄いの。俺、ほんまに最初、IPPONグランプリの大喜利の答えかなと思って(笑)。「この番組はダメだぞ。どういうところでわかった?」っていう(笑)。
あの、ロゴが薄すぎてわかんないんすよ(笑)。ほんで、嘘みたいな話ですけど。収録日が8月17日だったんですよ。それをパッと見たら「5月17日」って間違ってるのよ。いや、この二つでもう「ヤバい、ヤバい、ヤバい……」思うよね? いや、俺も思ってたんですよ。どう考えても。ほんで、いざ始まって行ったらこれ、VはVで面白い。なんかいろんな方が無人島に上陸して、そこの昔、人が住んでたところの物語みたいなのがあって。よくできてるんやけど。結局、それは僕の言うたら考えすぎやってんけど。そんなこと、あかんやん?
「これ、オープニングで言うたろう」って思ってね。「ちょっとこれ、ダメですよ!」とか思ったけど……スタッフが全員ニコニコしてるから、よう言わんかってん(笑)。すごい、初めてスタジオに芸能人を招いてVを見てもらうから、すごいみんなニコニコ前のめりで見てるから。「ロゴの印刷、薄すぎるわ!」とか「収録日、5月って……8月やぞ! 頭おかしいんか?」みたいなことを言っても、たぶんその『無人島』という番組は普段、バラエティをしないスタッフがみんなで集まって。なんか学園祭のノリじゃないけど。一生懸命手作りで作った感じやから。なんかよくわかってないみたいな(笑)。これ、フォローになってるかな?
(渡辺あつむ)いや、全然(笑)。
番組自体は面白い
(東野幸治)フハハハハハハハハッ! いや、内容は面白いけど、それにほんまにびっくりして。こんな、日にちを間違るって……いや、日を間違えるのはいい。月を間違えたらあかんよね?(笑)。「あれ、これって……5と8、間違える?」って。まあ、でも内容の方は面白くて。2時間スペシャルで。たぶん9月の頭ぐらいに流れると思うんで見てほしいんですけど。っていう話。で、佐藤栞里ちゃんと楽しく久しぶりにしゃべったっていう話なんですけど(笑)。
<書き起こしおわり>