東野幸治と永野 Red Hot Chili Peppers『These Are The Ways』を語る

東野幸治と永野 Red Hot Chili Peppers『These Are The Ways』を語る 東野幸治のホンモノラジオ

永野さんが2022年8月12日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』に出演。「俺たちの洋楽紅白歌合戦 2022夏」でRed Hot Chili Peppers『These Are The Ways』を選曲し、東野幸治さんと語り合っていました。

(東野幸治)さあ、永野くん。もう時間がないです。ラスト1曲ずつの紹介になりました。永野くん、お願いします。

(永野)これは前回、出させていただいた時にレッチリを流させていただいたんですけど。

(東野幸治)うん。レッチリ。

(永野)そのレッチリが今年4月に出したアルバムからの曲なんですよ。これ、なんでかっつったら、しばらく帰ってなかった地元・宮崎に僕、仕事で帰る機会があって。それで地元、南国なんで。海岸線をちょっと実家の車で走るっていう時に、なんていうか、車にサブスクがなんとかってついてないだろうなって思って。CDを持って帰ったわけですよ。

(東野幸治)なるほど。

(永野)それで、普段はザ・スミスとかレディオ・ヘッドみたいな感じで。そういうのを聞いて外を歩いてるんですけども。僕、レッチリと『稲村ジェーン』のCDだけを持って帰って(笑)。

(東野幸治)フハハハハハハハハッ! 『稲村ジェーン』とレッチリ?

(永野)はい。本当、正直になって。地元で……っていうので。それで、そのレッチリのアルバムを聞いたんですよ。で、東京とかで聞いてるとなんかまったりしていて。「ちょっと今回のレッチリ、元気ないな」ぐらいに思ってたんですけど。やっぱり南国の海とかで聞くと……。

(東野幸治)日南海岸。

(永野)はい。ありがとうございます!

(東野幸治)めちゃくちゃ合うんや。日南海岸に。

(永野)合うんですよ。なんかね、都会で聞くともっと激しいのが聞きたくないんですよ。都会ってやっぱりストレスが多いから。でもやっぱりね、地元南国だったらこのぐらい。チルアウトっていうか。そういうのがいいなと思って。「なんか俺、無理して生きてたな」と思って。

(東野幸治)だから逆に言うとこの曲を家で聞くと、南国にトリップできるわけですから。レッチリでトリップしてほしいと。その曲は一体なんですか?

(永野)はい。レッド・ホット・チリ・ペッパーズで『These Are the Ways』。

Red Hot Chili Peppers『These Are The Ways』

(東野幸治)素晴らしい。なんか日南海岸の夕方5時ぐらい。合いますね。

(永野)ニュースの時間みたいな(笑)。

(東野幸治)それでなんかボーッとしながら運転するっていう。

(永野)はい。「レッチリってこうなったんだー」って思っていたんですよ。それまで、東京で聞いていた時は。「ああ、レッチリって『僕たち、ゴールしたんで。こうですから』って言っているのかな?」って思って。さっきのオフスプリングじゃないですけども。もう、弱者のことなんて忘れるんですよ。金を持って。本当に。

(東野幸治)フハハハハハハハハッ! だから昔はイケイケだったのが、今は本当に余裕があって。ニコニコしてるおじさん。

(永野)それを若いやつらは指差して「お前、昔は違ったじゃないか!」って言うけど。僕、年を取ってわかるのが「そりゃあ変わるよ、人間は」っていう。

ドラムだけはイケイケ

(東野幸治)ということで。ただ、聞いている時に言っていたのは、とにかくドラムがうるさいと。ドラムだけは「俺はまだ、お前らみたいにならへんぞ!」って。

(永野)そうなんですよ。だから、ドラムを変えればいいんじゃないですかね? もっとレッチリ、よくなるかもしれない。ドラムマシーンとかに変えれば(笑)。

(東野幸治)ぜひぜひ皆さん、ちょっと聞いてください。レッチリのナンバーでございました。

<書き起こしおわり>

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