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東野幸治『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』を語る

東野幸治『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』を語る 東野幸治のホンモノラジオ
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東野幸治さんが2021年11月12日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で鈴木忠平さんの『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』について話していました。

(東野幸治)で、そういう風にして野球漬けになってたら、今日が昼すぎから仕事やったから。昼ぐらいに退屈やからって久しぶりになんかアマゾンで本買おうかなと思って。なんか野球づいてるから……読みました? 落合監督の『嫌われた監督』っていうやつ。落合監督が中日の時に……そのキャッチコピーにひかれて思わず購入して。でも噂によると、すごい面白い本やっていう。スポーツドキュメントでっていうので。そのキャッチコピーが「なぜ俯いて歩くのか。なぜいつも独りなのか。そしてなぜ嫌われているのか……」って(笑)。これ、もう悪口でしょう? ただの悪口なんですけど。

(東野幸治)その落合博満の本、ええっていうことやったから。この『嫌われた監督』っていうのを買って。何気なしにその落合博満さんが中日の監督になってからと、いろんな選手、コーチを主役にしてその落合との関係みたいなのを書いてるです。まだ途中なんですけど、まあボーッと読んでいたら一番最初。川崎憲次郎さんの巻やったんですよ。ヤクルトからFAかなんかで中日に入ったけど、3年ぐらい肩の故障で2軍暮らし。実戦で投げてない。で、落合さんが監督に就任して。川崎さんの携帯に球団から電話があって。「変わる」っていうことで。で、またキャンプも何もしてないんですけど。「お前、開幕戦で投げるから」みたいな。いきなり言われるっていうところから始まるんですよ。

ボーッと読んでいたら泣いてしまった

(東野幸治)で、ボーッとそれ、読んでたら、なんかな泣いてしまって(笑)。ええ話で。「落合、めちゃめちゃええやつやん!」と思って。なんかその、言うたら退くタイミングとか。プロ野球選手としてとか。どのタイミングで辞めるとか。そういうことを考えて、そういう風に電話で伝えて。一番最初にね。それで「これ、誰にも言うなよ?」みたいな。ポイント、ポイントでなんかいろんなコーチに「このこと、誰にも言うなよ?」みたいな。

「当時、中日ドラゴンズの内部にはスパイがいた」みたいな(笑)。情報が漏れるから……っていう。それで1年目。結果、それで読んでいくとわかるんですけども。1年目に14人ぐらいクビにするんですよ。だからその、1年間かけてそれを見極めるみたいなのとか。あと、だから通りすがりの西武から来た和田さん。ちょっとハゲた人、いるじゃないですか。和田さんも頑張ろうと思ってやっていたら、そのキャンプ中にちょっと通りすがりに……だからずっと新聞記者には「うちはレギュラーは決まってないから」とか言っていて。和田も「頑張ろう!」と思って。

「落合さんってどんな人やろう?」みたいに思いながらやってたら、通りすがりに「お前は焦るな。お前はもう、試合で使うから」みたいなことをなんかボソッと言うけども、それ以外の話は一切しないみたいなこととか、いろいろあって。いや、面白いんですよ。ぜひぜひちょっと、途中ですけれども。『嫌われた監督』。「なぜ俯いて歩くのか。なぜいつも独りなのか。そしてなぜ嫌われているのか……」(笑)。ぜひぜひ。だから、これだけの覚悟がなかったらあかんねんな、みたいなお話でございますから。日本シリーズに向けて、僕も勝手にオリックスの監督の気持ちで読んでみたいと思ってます。

(中略)

(東野幸治)今、そのヴァン・ヘイレンの曲を聞きながら『嫌われた監督』の話をちょっと佐藤くんとしていたんですけども。あれも読んでほしい。山井っていうピッチャーがいてて。日本シリーズ最終戦。勝てば優勝の時に8回までノーヒットなんですよ。で、その時に9回に岩瀬っていう絶対的なリリーフピッチャー。左投げの。なんかえぐいスライダー、カマのようなスライダーを投げるみたいにその本には書いてあるんですけど。その岩瀬を9回、送り出すですけれども。

それがもう、お亡くなりになった野村克也さん。ノムさんとかは「考えられないよ。なんで変えるんだよ?」みたいに言っていたりとか。まだ、ちょっと余裕があったし。ギリギリじゃないですから。まだ5戦目で。あと6戦、7戦もあったから。5戦目でこれ、勝てば優勝だけども負けても相手の本拠地に行ってあと2試合、残ってる状況で……っていうことで。でも、それの真相が全部、本に載っていたんですよ。あれはすごかったよ。

(佐藤)ホンマにスパイ、いますね(笑)。

(東野幸治)ホンマにスパイいるというか。でも基本、森さんっていう西武時代のピッチャーがおって。常勝軍団っていうので根本さんとかの西武の黄金時代があったじゃないですか。その頃のリリーフピッチャーをやっていた人。その人が西武のノウハウを知ってるから、落合監督は全く知らんけど「お前、来てくれ」って言ってピッチングコーチにするのよ。で、バッティングコーチは宇野さん。あのおでこでボールを受けるっていう珍プレー好プレーでおなじみの宇野さんなんですよね。

ほんで、もう最初から落合監督は「もう俺、ピッチャーのこと、わからへんから。バッター出身やから。全部お前に任す。なんだったら俺が知らんでもええぐらい。今日、誰が投げるかとか、完全にお前に任す」っていう。で、常に試合もずっと、落合さんが座るところが決まっていて。で、その横で森コーチがわかっているのよ。で、そういう、言うたら負けない野球をひたすらやるんですよ。

で、宇野さんはその本の中ではね、楽しい野球っていうか。ちょっと明るい野球とか。わくわくする魅力的な野球みたいな感じやけど。なんかちょっと考え方がその時は違うかったって書いてんねんけど。なんせ試合中、ぼそぼそしゃべってるけど聞こえへんねんって。宇野バッティングコーチは。「何しゃべってんねやろ? 全然、俺あんまりしゃべりかけてくれへんけど。ずっとあのピッチングコーチとしゃべってるな……」みたいな。そんな関係性の中の日本シリーズなんやけど。

日本シリーズ・完全試合目前での山井降板

(東野幸治)その山井っていう人が途中でちょっと手の豆。指の豆が潰れて。ボールにちょっと血が付いてると。それを森ピッチングコーチはすぐに気付く。で、キャッチャーと相談する。でもその頃まで、落合さんは何も知らなくて。ものすごい葛藤して。「どうする、こうする?」っていう中、ノーヒットで抑えていて。抑え陣、ストッパー陣とか投球練習するけど、なんとなく空気を見てたら「あれ? 今日は登板ないな。これで優勝やな」みたいな感じで。

で、なおかつその抑えとかやってる人も元々は先発がやりたくて。だから先発の言うたら喜びみたいなのもわかってるし。日本シリーズってそんな大記録っていうのも分かってるから。「こいつに任せんねやろな」って全員がやっていて。ほんなら急に8回ぐらいから岩瀬っていうやつが投げ投げ出して。で、その岩瀬さんは岩瀬さんですごい人やけれども。お酒も一滴も飲まずに、質素な服を着て。もう大金持ちじゃねんけど、派手な高級外車も乗らずに、無口で寡黙で。ただ言われたことを……もう言うたらロボット兵みたいにやるっていう。そんな状態で投げんねんけど。「どうする、こうする?」みたいなんで。その葛藤で落合監督は「君にもう、任してるから」っていうことで。

森さんが「本当に変えていいのかどうか?」みたいなのをキャッチャーのところに走っていったりとか。山井に聞いたりとか。「どうする、こうする?」っていう。で、試合終わって、日本一になるけれども、総バッシング。「なぜ変えたんだ?」みたいな感じの話とかもあるから、ちょっとぜひ読んでほしいなと思って。おすすめでございます。

<書き起こしおわり>

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