DJ松永 母校・長岡市立東北中学校の生徒たちに驚かされた話

R-指定 超満員の新幹線で遭遇した意外な人物を語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

DJ松永さんが2022年8月16日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』の中でとある企画で地元の母校・東北中学校を訪れ、生徒40人と対面した際の模様を紹介。その生徒たちに大いに驚かされたことを紹介していました。

(DJ松永)でも、その『ワイドナショー』の長岡花火のロケに行った数日後に、もう1回実は長岡に行っているのよ。で、それなんかまだ詳しくは言えないんだけど。東北中っていう俺の母校に行って。生徒40人と対面で何かをするということなんですけど。本当に今の子、しっかりしてるわ。なんか、テクノロジーとかシステムとか、いろんなものは進化してるけど、人間の、本人自体はずっと昔のままで本質は変わらないんだみたいなことは俺も思ってたけど。もう、めっちゃ大人。びびったもん。

(R-指定)ほんまに? だって中学生やろ?

(DJ松永)めちゃくちゃ大人だよ。本当に対面して会ったらびびるよ? 本当にそのしっかりし具合に。その、将来のビジョンとか俺、聞いたんだけど。たとえば俺みたいに楽器の演奏をしてる子がいて。「将来、卒業して県外に出てチャレンジするのもありだし、地元に残って地元でできる範囲の活動をするのもあり。それは自分はまだ中学生だから、その時々の現実的な可能な範囲のところを見極めながら、その二択をどっちかで判断していく」っつってて。それさ、もう何も言うことなくない? 俺。完璧すぎない?

(R-指定)えっ、「てっぺん取る」とか言ってないの? 「ちゃんとその時の状況で自分を」って?

(DJ松永)その状況を鑑みて。「自分の実力と自分の周りの環境を照らしあわせながら、その都度冷静に判断していきます」って(笑)。「ああ、もう完璧。完璧だわ。なんにも言うことないわ。完璧、完璧!」みたいな。

みんなしっかりしている

(R-指定)なんか……その歳でまとまるんじゃねえよ! まとめてくるんじゃねえよ! その時はめちゃくちゃ壮大なことを言って。「天下を取る」とか言って、松永さんがそこにちょっと現実的なことのアドバイスを足したりとか。逆にちょっと現実的なこと言いすぎてる、小さくやっちゃってる子にはもっと大きく言ったりとか。でも、両方を見てるやん?(笑)。

(DJ松永)両方を見てる。「めちゃくちゃ、やれるだけ頑張るけど、その現実的なラインを鑑みながら、自分のやっていく環境をその場でニュートラルに決めます」って(笑)。「おめでとうございます!」って思ったよ(笑)。

(R-指定)ちょっと、もっと漫画読ませよう?

(DJ松永)ああ、バカみたいなやつを?(笑)。その、「夢を叶えるんだ!」みたいな。バトルの漫画ね。

(R-指定)そう。バトル。世界で一番強くなる系の漫画、もっと読ませよう? その、酸いも甘いものやつ、読みすぎてるかもしれない。もっと、単純に一番強くなる漫画、読ませようぜ。でも、すごいな。

(DJ松永)いや、本当にちゃんと中身が成熟してる。で、やっぱり昔と違ってネットとかで社会が……俺たちって学校という小さい世界が全ての社会だと思っていた世代じゃん? でも、その子はそれは違うっていうのを自覚していて。いろんな生き方があるってわかっているから、「もう、どうぞ!」っていう。で、その時にみんな、椅子に座ってたんだけど。「写真撮るよ」っつって全員立ったら、ほぼ俺より背が高かった。

(R-指定)中学生が?

(DJ松永)もう信じられないよ。中学生40人が、ほぼ俺より背が高かったんだよ? ありえるか、これ?

(R-指定)ええっ? 170以上ってことやろ? 全員。

(DJ松永)そうそう。俺が172センチ。正確には172.4。

(R-指定)それよりも全員デカいの?

(DJ松永)ほぼほぼ。しかも、男子女子半々ぐらいだったけど。女子含めて俺より背が高かった。

(R-指定)バレーボールの推薦とかで行く学校じゃな? バレー強い学校?

(DJ松永)いや、東北中はそういうところじゃない。

(R-指定)長岡バレーボール中学?

(DJ松永)そんなの、ない。存在しない。東北中学校。

(R-指定)バレ中?

(DJ松永)バレ中じゃない。東北中。

(R-指定)ええっ? いや、嘘やん……。っていうことは、東北中学校ほとんど全員、俺より背がでかいっていうことやろ?

(DJ松永)だからあの、クソチビ。

(R-指定)許さんぞ……中学校が俺より背が高いなんか、許さんって。なんでやん?

(DJ松永)マジで今のお前……そのヒゲ面で成熟した大人の見た目してるお前が今の東北中の全校集会、行ってみ? お前、先頭だぞ?

(R-指定)一番前? フハハハハハハハハッ! おい、嘘やろ?

(DJ松永)一番前だよ? 本当に江戸時代の……江戸時代の背の高い方(笑)。

(R-指定)待て待て、進化が早いって! いや、江戸時代の頃は台所がめっちゃ低かったとか聞くけどな。平均身長が低かったから。150なかったって聞くけど。

(DJ松永)でも、だからそのぐらいすげえ高くなっているんだなって思っちゃった。だって、本当にこれ、持ってないよ? マジでほとんど俺より背、高かったんだよ? 俺、別に低くないからな。

(R-指定)長岡、住もうかな?

(DJ松永)背、高くなると思ってんの? 住んだら?

(R-指定)その時の空気とか水とかの関係じゃないの?

(DJ松永)R、それがフィックスだから。163センチ。

(R-指定)いや、168。その5センチは殺すって言っているやろ? お前、その5センチ、いじってきたら殺すって言ってるやろ? 俺は68やから。

(DJ松永)怖い……(笑)。

(R-指定)でも堺では……いや、でもちょっと待ってくれ。これは悲しい話になってくるかもな。俺、甥っ子とか姪っ子とか、おるじゃないですか。で、甥っ子が中学校3年でサッカーやって。バリバリ運動してるけど、たぶんまだ俺よりちっちゃいんちゃうかな? ああ、でもどうやろ? デカいやつもおるな。バスケやってるやつとか。でも堺、どうなんやろうな?

(DJ松永)でも、バスケやったやつでしょう?

(R-指定)堺、どうやろう? 全員、俺よりデカかったら嫌やな。地元ぐらいはちょっと年下にデカい顔したいな。

(DJ松永)163センチで?

(R-指定)いや、168やって。ほんまに!

(DJ松永)フハハハハハハハハッ!

(R-指定)こいつ、ほんまにマジでありえへん。お前、ラジオで正確な情報、伝えろや。

(DJ松永)ありえへん?(笑)。誤情報を流すなんて、最低?(笑)。生放送で裏切りの……(笑)。

(R-指定)どうすんねん163だと思われたら? 168やから。

(DJ松永)2か?

(R-指定)68や。なんで下がってんねん! いや、8やから。ほんまに。ええっ、中学生ってそんなにデカい?

(DJ松永)怖かったんだから。俺、本当に。しかも、中学生がなんか段取りを組む瞬間があったんだけど。番組でも言ったんだけど、なんか番組のスタッフよりキビキビしてた。

(R-指定)中学生に段取りなんか組まれへんって。みんな、わちゃわちゃして。

(DJ松永)お見事だったよ。で、ちょっと撮る前にふざけて笑い取って、全員の顔をほぐしたりとかもしてた。

(R-指定)中学生が? なに? それ、中学生ちゃうって! お前、騙されてるって!

(DJ松永)いやいや、中学生よ。全員中学生なのよ。間違いなく全員中学生。

(R-指定)えっ、あ、お前……ごめんごめん。これ言ったら、台無しになるか。台無しやろうけど……『モニタリング』やろ、その番組? 『モニタリング』やろ? お前、まだネタばらしされてないんちゃう? で、もう1回……今日、家に帰ったらその中学生、全員並んでいるんちゃう? 気をつけ。今日、家に帰ったらその中学生、全員並んでいるんちゃう? 実は大人のバレーボール実業団の選手の人たちでしたって。男女混合のバレーボール実業団、男子と女子の選手が生徒のふりをしてました、みたいな。

(DJ松永)顔はおぼこかったよ。

(R-指定)家に帰ってお前がドアを開けた瞬間、思いっきりアタックのボールが顔面にバーン!ってなって……っていうやつかな? 『モニタリング』や。

(DJ松永)だとしたら、後で森さんと話がある。

(R-指定)フハハハハハハハハッ!

(DJ松永)「断れ! その仕事」って。しかも、俺のドッキリに金と時間、かけすぎ(笑)。あと、顔は中学生だったから。間違いない。あと、ヤンキーいない。

(R-指定)ああ、でもヤンキーいないのはめっちゃわかる。俺も地元のその言うたら甥っ子たち、子供たち。やっぱりヤンキーいない。みんな、めっちゃええ子。ちゃんとしてる。

(DJ松永)でさ、制服のさ、体操着とかの着崩しとか。当時、自分がやっていたさ、体操着をグッと伸ばしてビッグシルエットにしたり、ダルダルにしたり。カッターで切ったりしてボロボロにして、なんかちょっと不良っぽく、かっこよくするみたいなアレンジの話をしても、誰もピンと来なかったもんね。で、全員がシャツインで腰まで上げていたよ。

(R-指定)でも、見た目でわからんくなってるっていう可能性あるからな。今は。

(DJ松永)ああ、でもそれはありそう。

制服や体操着の着崩し話が通用しない

(R-指定)で、しかもヤンキーという自意識とヤンキーという呼び名も当てはまらへん、ネオ支配者みたいなのがもしかしたらおるかもしれません。

(DJ松永)支配者って怖すぎるんだけど?

(R-指定)もう学校を支配してるやつがもうヤンキーとか体育会系じゃなくて。全然同じ見た目やけど。むしろちゃんとすることの方が支配に繋がる可能性も全然……。

(DJ松永)正しいじゃねえかよ!(笑)。

(R-指定)ちゃんとした服を着て、服装が乱れているやつに「おい! お前、ちゃんとしてこい!」って言ったり、勉強をサボっていたり、授業をサボっているやつに「おい、起きろ! ちゃんと授業を受けろ!」って言ってるやつが今、学校を支配してるんかも。怖すぎんな……。

(DJ松永)いや、いいじゃん。もう、言うことないよ。

(R-指定)「遅刻してくんな!」とか、早弁しているやつを見つけ出して、暴力じゃなくてちゃんと口で説教。

(DJ松永)すげえちゃんとしてるじゃん。えっ、そいつ、学級委員長?

(R-指定)学級委員長。支配者(笑)。恐ろしいことになってる! ねじれにねじれて……学校、恐ろしくなっている!

(DJ松永)完璧じゃん(笑)。「こうなればよかったのに」って思われていたけど、不可能と思われていた完璧な学校の姿がそこにあるじゃん。素晴らしい(笑)。素晴らしい世界になったな。

(R-指定)怖いな……。

(DJ松永)いや、怖くはないのよ。素晴らしいのよ(笑)。

<書き起こしおわり>

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