千原ジュニア『ズートピア』ナマケモノへの宮古島の観客の反応を語る

千原ジュニア『ズートピア』ナマケモノへの宮古島の観客の反応を語る オールナイトニッポン

千原ジュニアさんが2022年8月8日放送のニッポン放送『千原兄弟のオールナイトニッポン』の中で宮古島の映画館で『ズートピア』を見た際の模様を紹介。ゆっくり動く窓口のナマケモノのシーンに対する宮古島の観客の反応を話していました。

(千原ジュニア)あの、ディズニーやったかな? 『ズートピア』やったかな? なんかアニメ映画で、めちゃくちゃおもしろかってん。俺、評判を聞いて。タケトが東京で見て「映画館でこんなに笑いが起きてるのなんて、人生で初めてっていうぐらいウケてた」って言うねん。で、「それ、どういうシーンやねん?」って聞いたら、主人公のウサギ……上戸彩ちゃんとかが吹き替えをやっていたのかな? 主人公のウサギが全部、動物の世界のズートピアでいろんなトラブルに巻き込まれたりして。とにかく、市役所でハンコをもらわなあかんってなって。もう一刻を争うから、早めに早めにハンコをちょうだい!っていうようなシーンで。

で、それぞれの動物の特徴を生かした役割になってて。ウサギが急いで、急いで役所に行った。「ハンコ、ちょうだい!」って言ったら、窓口のナマケモノがむちゃくちゃゆっくり、1個のハンコを押すのに何十秒もかかるっていう。そんなシーンでドカーン!って。もうめちゃくちゃウケてたっていう話をしてて。

ナマケモノのシーンでドカンとウケる

(千原ジュニア)「うわっ、そうなん? それは俺、見とかな。見たいな」って思っていたんよ。ほんで俺、それこそ沖縄国際映画祭の前か後か……まあいつも、宮古島に行ってんねん。そうして宮古島に行ったら、ちょうど宮古島の映画館で……。

(千原せいじ)映画館なんて、あんの?

(千原ジュニア)映画館、やってて。それも吉本が関係してんねん。

(千原せいじ)そうなんや。

(千原ジュニア)ほんで、そこで『ズートピア』がたまたまやっててん。「そうや! ちょうどええわ。見よう」って思って。ほんなら、その映画館って1人でやってはって。ジュースとか、もぎりとかを1人で全部やってはるから、映画が14時20分スタートとかやのに全然それを過ぎてんねん。1人でやってはるから。

(千原せいじ)ワンオペでな。

(千原ジュニア)ほんで15分とか20分とか遅れて。それで普通に「ああ、みんな全部入ったね。じゃあ……」っていうので始まって。映画館はパンパン。ほんでいよいよ、そのウサギが焦って焦って、「ハンコ、押してください!」ってなって、ナマケモノがめっちゃゆっくりハンコを押すんやけど、誰一人、笑ってない。全員、ナマケモノ側やから。皆さん、ゆっくりしてはるから。

(千原せいじ)ゆっくり側やからな。

誰もナマケモノのシーンで笑わない

(千原ジュニア)ほんまに軽トラを運転するおじいちゃんと道を歩いているおばあが一緒にしゃべりながら走っていたりするやろう? そういうところやから。これ、大都会の東京でウケることでも、ところ変われば……っていう。そういうの、めちゃめちゃあるやろうな。

(千原せいじ)そうやろうな。あるやろうな。めっちゃゆっくりやもんな。ほんまに(笑)。

(千原ジュニア)それこそ上戸彩ちゃんがやった『昼顔』をイタリア人に見せたら、意味がわからんのやって。「好きだ。でも、行けない。行きたい。でも、行けない……」「行けや!」って。イタリア人はみんな思うねんって。「なんで言わへんねん!」って。

(千原せいじ)感覚の違いっちゅうかな。

<書き起こしおわり>

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