オードリー春日『スッキリ』横須賀タコ漁中継を語る

オードリー春日『スッキリ』横須賀タコ漁中継を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー春日さんが2022年7月23日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で日本テレビ『スッキリ』の中継で横須賀のタコ漁ロケをしたことを話していました。

(春日俊彰)今週のね、月曜日の18日。海の日に、『スッキリ』で生中継で横須賀でタコ漁をやったんですよ。さっきの岡田が髪切ってた時に……。

(若林正恭)やっぱり、思わない? 大変なロケじゃん? 漁のロケって。「お前、何を髪切ってんだよ?」とは思わない?

(春日俊彰)思う。思うし、「ずいぶん早い時間に髪切ってるんだな」って(笑)。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)朝の8時とかさ、9時ぐらいだからさ。「ずいぶん朝一で床屋さんに行ったんだな」って思うよね(笑)。

(若林正恭)朝、髪を切るなよな(笑)。

(春日俊彰)切るなよ(笑)。

(若林正恭)夕方切れよ! フハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)切りたくてしょうがなかったのかな? それで、やらせてもらってね。これがさ、ゴールデンウィークの時にお台場のね、肉フェスの中継もやらしてもらったって話、したじゃない? 5月ね。あの時に、ここでも話したんだけど。予定してたことの半分もできなかったのよ。時間がなくて。なんか私がね、なんか言ったりさ。「歌います!」とか、「行きます!」って言ってゆっくり歩いたりとかして。本当に、全然できなかったの。

それでスタジオに戻った時に「全然できなかった」みたいな話をしたら「じゃあ、またリベンジしてくれ。夏だな!」って加藤さんが言ってくれたのよ。それのあれでいただけたと思うんだよね。今回は。だから、もう嬉しくてさ。なんかそう言っても、テイというかね。盛り上がると思って言ってくれたことなのか、本気なのかわからないけど。言っていただいたことが実現するっていうのはありがたいじゃないですか。

(若林正恭)うん。

(春日俊彰)それでもう「嬉しいな!」ってテンションが上がってたんですよ。で、スケジュールとしたら『スッキリ』が始まるのが8時だから。8時にとりあえずオープニングで「タコ漁に来てます!」みたいなのがあって。そこから時間が空いて9時ぐらいからかな? もう1回、本格的に始まるみたいな感じのスケジュールだったの。だから横須賀に6時半ぐらいに入ってね。

(若林正恭)早いね。

(春日俊彰)そうそう。それで、やることが漁だからさ、船に乗ってちょっと沖の方に行って。それでタコ壺を開けて……みたいな、結構いろいろあって。で、辻岡義堂アナがね、一緒に行ってくれて。で、漁師さんも柴崎さんっていう方で。タコ漁を一家でやられて、何代も続いているところの若い男の方で。その方とやるから。で、沖に行って、その柴崎さんからいろいろ説明も聞かなきゃいけない。結構その段取りというかさ。で、途中でVも流れて。

タコ漁の様子とか流れるから、結構ちゃんと流れがあるロケーションだったからさ。結構早めに入って。ガッツリとリハをやりますって。で、スタッフさん。ディレクターさんが「前回のリベンジということで」「ああ、やっぱりそうですか。ありがとうございます」「まあ前回ね、全然できなかったですからね。予定した半分ぐらいで。だから今回はたっぷりと時間を取らせていただきまして」って。もう30分ぐらい、あるんだよ。

(若林正恭)へー! 『スッキリ』の中で?

たっぷり、余裕のある中継時間

(春日俊彰)『スッキリ』で。そのぐらい、あったよね? 「で、工程もちょっとシンプルにさせてもらいましたので。結構余裕をもってやれるような感じになってます」って。で、私も「ああ、それはよかった」って。何が起きるかわからないけども、生き物……漁だからね、そんだけ結構たっぷり取ってもらっていたら、いろいろ余裕をもってできそうだなと思ったのよ。で、そのままさ、船に乗ってリハをちょっと沖の方でやって。「こういう質問をして……」みたいな。だから本格的に1回、通しでやってみようって。

で、義堂アナが「タコ漁ってどうやってやるんですか?」とか。「何代も続いていて……」「ああ、そうですか」みたいにやっていて。で、ドローンも飛んでるわけですよ。だからドローンのパイロットみたいな人とかのリハでもあるからさ。まずドローンからスタートして、で、オープニングね。「おはようございます!」みたいに加藤さんとかに言った後にドローンから入って……みたいな感じの画のコマ割りっていうの? あれとかもしっかりとやるからもう1時間ぐらいリハ、やったのかな? もう、しっかりやってさ。で、また港の方に戻ってきて。で、もう直前ぐらいよ。8時のオープニングの。で、義堂アナとね、「まあまあ、段取り結構シンプルな感じですけど。どうなるか、わからないですよね」みたいな話をしてて。「まあまあ、そうっすね」って私も言って。

で、結局スタジオとさ、インカムでつながっているから。お互い、義堂アナも私も耳にイヤホンを入れてさ、スタジオの加藤さんとやりとりできるみたいな感じになってて。「加藤さんのこのテンションというかね、なんかこの流れで、どうなるかわからない。まあ、やってみないとわかんないですけどね。まあ前回、全然できなかったんで今回はちゃんとフルでやりたいんですよね」みたいになっていて。でもまあ、タコの取れ高次第っていうのもあるから。

(若林正恭)なるほどね。そりゃそうだわ。

(春日俊彰)で、漁師さん的にもさ、全部のタコ壺に入ってるわけじゃなくて。だから全然取れない日もあれば……。

(若林正恭)ゼロの可能性もありえる。

(春日俊彰)そうそうそう。だからそれも想定した、たぶん尺なんだよね。30分ぐらい、取れなかった時用の。で、なんか結構その『スッキリ』さんもう、気合いが……なんか力を入れてくれてるっていうか。わざわざね、横須賀まで中継に出て。着替えるなんていって衣装があってさ。ピンクかなんかの胴長。胸ぐらいまでゴムがあるやつ。で、中にTシャツを着たんだけど。そこにタコのさ、絵というか、刺繍というかさ。アニメ調のタコの刺繍が入っていて。聞いたら、前にも話したけど、そこの『スッキリ』のスタッフさんの女の子で、ラジオ聞いてくれてるADさんがいて。その子の手作りだっつって。タコの。

それを私と義堂アナが着て。で、船に乗っちゃうと救命胴衣を着るからさ、ベストみたいな感じだから隠れちゃうのよ。で、「これ、せっかく作ってくれたのに隠れちゃって大丈夫なんですか?」って聞いたら、「大丈夫です。港に戻ってきて、タコ飯を食べて。そこでクイズを出して正解発表をするくだりがあるので。その時、戻ってきたら救命胴衣は脱ぐので。そこでしっかりと見えますので、大丈夫です」って。その時に。それ、もう力作で。なんか寝ないで作ったみたいなことを言っていたから。「ああ、じゃあよかったです」って。だから、流れとしたら漁に出て、タコ壺を引き上げて。

で、タコが入ってる・入ってないっていうのがあって。で、取れたタコをその場ちょっといただくのね。なんかバーナーで足かなんかを炙って。で、タコ串みたいにしていただくと。で、港まで4、5分あるのかな? で、港にはタコ飯が待っているから。近くの料理屋さんで作ってくれたタコ飯が待ってますんで、その間。戻ってくる間に、船の上でタコの刺身と茹でダコをいただきながら。レポートをしながら戻ってきていただいて。で、港でタコ飯を作ってくれた料理屋さんの店主の方の説明を聞いて。それでスタジオの方々にクイズを出して。タコのクイズを出して、正解した人たちの方がタコ飯を食べられるっていうのがこの全体の流れだったの。

(若林正恭)うんうん。

(春日俊彰)で、中継が始まってさ。「横須賀に来てます。この後、タコ漁は9時からやります!」って言って、またちょっと空いてさ。で、またもう1回、そこで確認して。で、いざ9時ぐらいになってタコ漁の本番というかさ。本中継が来たわけですよ。で、タコ壺……四角い箱なんだけども。開けたらさ、1個目にもう入っててさ。

(若林正恭)なるほど。うん。

(春日俊彰)「いやー、ありましたー!」なんつって。ワーッて開けたら、ちょっとそれがちっちゃめのサイズだったの。子供なのかな? で、漁師さんが「このサイズはまだ、ちょっと取っちゃいけないんですよ」って。

(若林正恭)ああ、そういうの、あるみたいね。

(春日俊彰)そうそう。保護かなんかのあれで。で、それは戻して。で、「次、開けてみましょう」みたいにやったら、次も入っててね。「ああ、またありました!」みたいな。「うわー!」って船上は盛り上がって。で、まだまだ、40個ぐらいあるのかな? 結構行きたいじゃん。私もね。で、なんか「腕1本で引き上げますよ!」みたいなことをその前に言ってるから。で、ブワーッと上げていたのよ。そしたら上げてる途中でさ、その胴長をね、履いていて。この横のところがすごい隙間があるの。ピタッとしてないのよ。で、その胴長の中がパンツでさ。ズボン、履いてなくて。

で、ピンマイクの本体みたいなの、あるじゃん? あれもそのおパンツのところにかけてあって。で、インカムの本体のみたいなのも胴長のところになんとなく差していたのよ。で、ブワーッて引き上げていくもんだからさ、動くじゃない? そしたらその本体のやつがなんかボトッて落ちてさ。イヤホンも取れちゃってさ。で、なんかもう、それを取りながら、落ちたのをなんとなく耳とかもやりながらやってるんだけど、引き上げてるからさ、結局取れちゃったから、どっか行っちゃってさ。

(若林正恭)ああ、イヤモニが。

(春日俊彰)そうそう。で、それまでは加藤さんの声、聞こえてたんだけど。「おい、春日! 生放送だからお前、頼むぞ!」みたいな。「はい、今やってますよ! ちっちゃいです!」とかやってたんだけど。途中でわかんなくなっちゃったからさ。何が起きてるか、わかんないのよ。スタジオで。で、加藤さんはまあまあ、振りというか、するじゃない? 振っていただいて、それによって動くじゃないですか。「おい、早くしてくれよ!」って言ったら、わざとゆっくりしたりとか(笑)。するじゃない?

それを頼りにやっていたから、インカムがなくなっちゃったからさ、もうどうしていいかわかんないしさ。「ヤバい!」ってなって。で、探している時間もない。タコもワーッとなっているし。そしたらさ、さすがだよね。バラエティアナウンサー。義堂アナがさ、春日と加藤さんの中継地点になってくれてさ。「春日さん! 加藤さんが『タコを捕まえる時は顔に気を付けろ』と言っています!」みたいな(笑)。そしたら顔をこうさ、タコに持ってくじゃん?(笑)。

(若林正恭)その逆の意味にとればいいんだもんね?

(春日俊彰)そうそう。逆、逆をやればいいわけだから。「春日さん! 加藤さんが『タコの吸盤は顔に吸い付くと大変だ』と言っております!」みたいな(笑)。全部、教えてくれてさ。それで「うわーっ!」って顔の上とかにのっけて。「助けてくれー!」って(笑)。

春日VSタコ

(若林正恭)やってること、ボカロみたいになっているよ(笑)。逆のことをね。

(春日俊彰)逆のことを全部。

(若林正恭)そうやれば全部入るから。でもなんか、素敵だよね。加藤さんと春日と義堂アナとのその連携が。

(春日俊彰)そうそう。そんなんでワーッとタコとさ。で、スミとかで真っ黒になったりとかしながらね、やってて。

(春日俊彰)その時点で、本来やることが全然できてないのよ。

(若林正恭)なるほど。また押してる?

(春日俊彰)そう。ディレクターさん、流れがさ、あるから。全部もちろんやりたいじゃない? だけどこっちはワーッてやってるから。パッてディレクターさんを見たら、全然笑ってないのよ。ヤバい。もう先の事を考えてるからね。で、タコを捕まえたらもう戻るっていう予定だったから。それをなんか3匹も4匹もずっとやってんのよ。

(若林正恭)しかも「早くしろ!」って言われたら遅くするから。

(春日俊彰)遅くするから。タコ壺のこの蓋を開ける・開けないみたいなの、ずっとやっていたのよ。「いると思いますかー?」とかってやってさ。「早く開けろよ!」とか言われてね。「でも、ということはまだ引っ張っていいんだな?」っつって。「どうでしょうねー?」とかって言って(笑)。やっていくうちにさ、ディレクターさんがしびれ切らしたのか、茹でタコがぱっと出てきてさ。「もう食べろ!」って。

(若林正恭)急だな(笑)。

(春日俊彰)ぱっと見たら義堂アナが茹でタコ持っていてさ(笑)。「ああ、もう食べるのはいけないんだ」って(笑)。

(若林正恭)巻いたねー!

(春日俊彰)巻いた、巻いた(笑)。それでね、茹でタコが来たから。そしたらまた、義堂アナが「加藤さんが『茹でタコ、早く食べろ』と言っています」って言うからさ。

(若林正恭)あの、話を聞いていると一番悪いの、義堂アナだよね?(笑)。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! 「春日さん、早く食べてください!」とか言うからさ。

(若林正恭)実行犯が義堂アナで、受け子がお前だよ(笑)。

(春日俊彰)で、箸でひとつつまんでさ。「きれいですねー!」とかって言って(笑)。「よっ、べっぴんさん!」とかって言って(笑)。

(若林正恭)それで「『早く食え』と言っております!」でしょう?(笑)。

(春日俊彰)「『早く! 時間がない!』と言っております」っつって。

(若林正恭)ということはね、春日に変換されると……。

(春日俊彰)ねえ。海に向かって「海の恵み、ありがとう!」とか言ってさ。「早く食え!」とかって(笑)。

笑っていないディレクターさん

(若林正恭)で、ディレクターさんは笑ってない……地獄じゃん(笑)。で、義堂アナはちょっとテンションが上がっていて。春日も上がっていて。

(春日俊彰)そうそう。「春日さん、早く、早く! 大丈夫ですか!」とか言ってくれて。

(若林正恭)加藤さんもそうだよね。

(春日俊彰)で、そのうちにさ、ワーッてやっていたらさ、船が港の方に向かいだしたんだよ。

(若林正恭)はいはい。もう船が巻き始めたのね。

(春日俊彰)もう時間がない。港にタコ飯があるんだっつって。で、戻ってく最中で「もうクイズ、出しちゃいましょう!」っつって。本来だったら港に戻って、タコ飯をこっちが食べた後にクイズだったのに、もう船の上でタコに関する豆知識みたいな。「タコは実は……」みたいなクイズを私がね、「タコタコクイズ」なんつって出すのよ。で、「タコタコクイズ!」って言った後に「タコ! タコタコ、タコッ!」っつって。なんかシンキングの、あるじゃな? それをやっていたら、義堂アナが「『早くクイズを出せ!』って言ってます!」って。

(若林正恭)ああ、出す前にやってたの? シンキングタイムじゃないんだ(笑)。

(春日俊彰)そう。だからずっと「タコタコ、タコタコ」ってやっていてさ。で、結果的にやっぱり予定のことを全然できなかったんだよね。だからあの冬、またリベンジしたいなと。

(若林正恭)このトークもね(笑)。

(中略)

(若林正恭)それで結局春日さん、戻っていった時に港で食べるのはできなかったの?

(春日俊彰)タコ飯を用意していただいて。そのご主人にも来ていただいて。そして港に戻ってタコ飯を食べる時間ぐらいは何分か、あったのよ。で、食べて終わるぐらいになったんだけども。その時にはもう春日のインカムが復活してて。そしたら加藤さんが「お前、時間ねえから早く食えよ!」っつって。言ってくれてるのよ。そうなってくるとまた、そうじゃないわけじゃない?

(若林正恭)なるほど。

(春日俊彰)で、まあまあタコ飯、時間も少ないからそのまま終わるのかな? 終われるかな?って思ったら、向こうの人はもう丁寧にさ、港についた瞬間によそってあるタコ飯を渡してくれちゃってさ。

(若林正恭)ああ、なるほど。急いでいる。

(春日俊彰)そう。すぐに食べられる状態でもらっちゃっているからさ。で、加藤さんが「お前、早く食えよ!」って言っているからさ、もう食べられないじゃない? 「どうしようかな?」って思ってさ。時間を作るために、さらに盛ってさ。大盛りにして。最終的に熱くてフーフー冷ました状態で引っ張って、そのまま終わっていったね(笑)。「お前、食えっつったろ!」って(笑)。それで終わっていくというね。

タコ飯を食べずに中継終了

(若林正恭)ああ、そういうことだったんだね。あの『ヒルナンデス!』のチーズは、あそこでもう1回、食べてくださいって出てくるっていうことは、食べなかったことに対して春日、よくない映り方をしているっていうことでしょう? そういう意味で出てきているんでしょう?

(春日俊彰)私はそういう風に取ったよ。

(若林正恭)だから迷ったんだ? 負けずに食べないか、食べるか。

(春日俊彰)「これ、リアルに食べた方がいいやつなのか?」って。

(若林正恭)俺がそのチーズの会社の人間だったら、「食えよ、春日!」」って思うもんね。

(春日俊彰)やっぱり、そうだよね。

(若林正恭)っていうことでしょう?

(春日俊彰)そうそう。だからそれ、聞けばよかったなって思って。

(若林正恭)だから俺、横にいたからわかるけど。あのスタッフさんの表情からすると、なんかマズいんだなっていう感じの表情だったけどね。それは強いブレーキを踏むから気づかないんじゃないの?

(春日俊彰)そうね(笑)。

(若林正恭)ミッフィーちゃん。

(春日俊彰)この後また、夢でお会いしましょう。アディオス!

<書き起こしおわり>

オードリー春日『スッキリ』桃農園ロケに現れた救世主を語る
オードリー春日さんが2022年8月20日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で『スッキリ』の生中継で山梨の桃農園ロケを行った際の模様を紹介。事前の想定と違うロケで戸惑う中、現れた救世主について話していました。
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