吉田豪ちゃんが2022年7月19日放送のTOKYO FM『TOKYO SPEAKEASY』の中で秋元康さんについてでか美ちゃんさんと話していました。
TOKYO SPEAKEASY
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— TOKYO SPEAKEASY (@TokyoSpeakeasy) July 19, 2022
(吉田豪)僕が今、選曲に繋げる振りとして言うのが、あれなんすよ。この番組、曲を流しますけど。僕は一応縛りとして毎回、秋元康さんの作詞曲を流し続けているんですね。
(でか美ちゃん)まあこのバーにね、携わってますからね。秋元康大先生。
(吉田豪)そうですよ。で、でか美ちゃんはハロヲタで有名で。
(でか美ちゃん)そうですよ。ハロプロ大好き。
(吉田豪)なので、そのせいかね、イベントとかで秋元さんの話題が出ると、何度か聞きましたよ。僕。「巨悪」っていうフレーズを(笑)。
(でか美ちゃん)フハハハハハハハハッ! ちょっと! ここ、ロフトプラスワンじゃないんだから。大丈夫? これ、全国放送ですよね?(笑)。いや、違う。「ハロプロが好きだから」っていうわけじゃないです。実は。なんか、「巨悪の巨っちゃん」扱いをしちゃったりするノリがあるのは、なんか私、秋元さんの番組がめっちゃ好きなんですよ。この『TOKYO SPEAKEASY』も聞いてるし。テレ東の『青春高校3年C組』とか。『ラスアイ』も見ていたし。
それこそモーニング娘。だって『ASAYAN』からスタートしてるし。作るもの、すごい好きなんですよ。『あな番』とかも。で、「作るもの、おもしろい。グギギ……」って思うんですけど、なんか『ラストアイドル』で豪さんが炎上した時とかも、その秋元さんが燃えないのとかが見てて悔しいっていう。最高責任者が……。
(吉田豪)「企画、立てたの誰ですか!?」っていう(笑)。
(でか美ちゃん)そう(笑)。だからその48グループの方がなにかスキャンダルとかで炎上してる時も、一般人から見たら守っているように見えないのが悔しいから「巨悪の巨っちゃん」扱いをしちゃう時もありますけど。でも、なんか心から嫌いとかじゃないっていう。意外にその作るものは好きなんだぞっていう。
(吉田豪)「意外に」(笑)。
(でか美ちゃん)いや、意外だろうからね。皆さんからしたら。
(吉田豪)そんな秋元さんのね、僕の大好きな曲を聞いてみましょうかね。裕木奈江さんで『泣いてないってば』。
裕木奈江『泣いてないってば』
(でか美ちゃん)いい曲ですね。「さすが、秋元康大先生だな」って思います。
(吉田豪)ねえ。筒美京平先生の作曲で、秋元先生の作詞ですよ。
(でか美ちゃん)素敵な歌詞もあるという。
(吉田豪)フハハハハハハハハッ!
(でか美ちゃん)ダメだ。言えば言うほど墓穴を掘っている気がするな(笑)。
(吉田豪)まあ、でも大丈夫だと思いますよ。受け止めてくれますよ。
(でか美ちゃん)そうですよね。そういう方じゃないところが憎みきれない……(笑)。「憎みかけてるんかい?」っていう話ですけども(笑)。そんなことじゃないですけども。
(吉田豪)僕はね、でも意外に……その「誤解されてる部分も多いですよ」という説明をする係、たまにやっているんで。
(でか美ちゃん)そうですよね。だから、それの影響もあると思います。豪さんのを読んでるから。豪さんの、読んでなかったらもうちょっとカッカしてたかもしれないですけど(笑)。
(吉田豪)「おニャン子のあの歌詞はなんだっ!」とか(笑)。
(でか美ちゃん)そうそう(笑)。「歌わせるなよ!」っていうね。その時代はともかくとして。
(吉田豪)「実は秋元さん以外に舵取りをしていた人がいるんですよ。それはフジテレビの人ですよ!」とかね。そういう解説をするという。
(でか美ちゃん)優しいのか、意地悪なのか、わかんないですね。やっぱり豪さんは(笑)。解説が意地悪なパターンもあるしね(笑)。「言わなきゃよかったのに」っていう解説をしてる時も……(笑)。
(吉田豪)「今、それ言っちゃダメですよ」みたいなことを我慢できずに言っちゃうとか、ありますからね。
(でか美ちゃん)そうそう。特に氏神一番の時にすごいその解説を発揮してるから。
(吉田豪)単純にたぶん世の中の流れに抗う感じだと思いますよ。みんなが批判してると「そうでもないでしょう」って言いたくなるし、みんなが絶賛してると「いやいやいや、そうでもないよ」とか(笑)。
(でか美ちゃん)あと、その説明が足りてないことが嫌いですよね。
(吉田豪)大嫌いですね。
(でか美ちゃん)だからその気持ち、めっちゃわかるんですよね。誤解が生まれないようにしたいっていう気持ち、めっちゃわかるから。
(吉田豪)完全にそれですよ。僕のTwitterは全部、それですからね。「訂正」っていう(笑)。
(でか美ちゃん)訂正タイムライン(笑)。
(吉田豪)「それ、違いますよ。本当はこうです」みたいな。
(でか美ちゃん)めっちゃ1人1人にちゃんと訂正してる時、もう「寝な!」って思いますもん(笑)。ただでさえ寝ていないのに(笑)。
(吉田豪)フハハハハハハハハッ!
(中略)
(でか美ちゃん)でもなんか、そのさっきのフォローをするわけじゃないんですけど。なんか昭和とか平成初期のそういうアイドルの時代があって。まあ自分が好きなハロー!プロジェクトさんとかの時代があって。まあ、いろんなアイドルがいるじゃないですか。なんか自主性を重んじてるみたいな。
(吉田豪)ちゃんと時代に合わせるようになってきてね。
(でか美ちゃん)そうそうそうそうそう。で、もちろん秋元さんの歌詞もそういうの、増えてるなと思ってて。最近、私は日向坂も好きなんで、聞いてるんですけど。実は、しれっと(笑)。
(吉田豪)ちょっと転びましたよね(笑)。
(でか美ちゃん)ちょっと転んじゃって。齊藤京子さんという強烈な存在で。
(吉田豪)あれ? イベントも行ったんでしたっけ?
(でか美ちゃん)イベント、行きました(笑)。
(吉田豪)巨悪に転んだ(笑)。
巨悪に転ぶ
(でか美ちゃん)アハハハハハハハハッ! まあ、その京子さんが魅力的な方なので。「ああ、こういう歌詞も書かれるんだな」とか思いつつ。でも、やっぱつんくさんが好きなんですけど。そのつんくさんのもとで育った人がどんどん旅立ってくわけじゃないですか。リアルタイムで。自分も今、ハロー!プロジェクトのメンバーが全員年下で、なんか不思議な感じはするんですよ。すごい。「どういう目線で今、自分は応援してるんだろう?」とか思う時もあるけど。なんかつんくさんというデカい師匠がいる中で巣立っていって。それでもまだなお、音楽を続けているメンバーのこととかが……。
(吉田豪)昔と違って本当にちゃんと音楽を続けてくれるようになりましたよね。いろんな人たちが。
(でか美ちゃん)そうなんですよ。それが本当に嬉しくって! やっぱりアイドルって卒業したらタレントになり、ママタレになり……みたいなのが。
(吉田豪)そうなんですよ。選択肢がほぼなかったから。
(でか美ちゃん)それも素晴らしいんですけど。歌を続けてほしいじゃないですか。
(吉田豪)僕はそれに抗っていたんですよ。それなんですよ。結婚しようがどうしようが、歌えばいいのに……っていう。
(でか美ちゃん)そうそう。それをずっと思っていたから。なんかその中で、音楽活動をしてるプラス、自分で作詞とかも手がけてる人のことをやっぱり注目して見ちゃうというか。素晴らしいなと思ってて。だからその、それこそ自主性じゃないですか。自分で作るみたいな。で、その「自分で曲もやってまず。セルフプロデュースです」みたいなのが、地下アイドルの最後の切り札みたいな感じで使われていたはずなのに、それをめちゃめちゃ一流の人たちがやるようになってきてて。
(吉田豪)がっつりプロデュースされてた人たち。スキルは高いっていう人たちがそのスキルを持った上で。
(でか美ちゃん)自分でもやるようになりだして。
(吉田豪)それこそ和田彩花的な、もう相当コントロールしたことを自らやるようになって。
(でか美ちゃん)そうそう。なんかライブアイドルというシーンでも活動してる身としては「ちょっと勘弁してくれ」って思ったりもするんですけども(笑)。でも、やっぱり素晴らしいなと思ってるので。ちょっと先に豪さんの選曲を見て、アンサー的に選んだ曲があるので。ちょっと聞いていただこうかなと思います。モーニング娘。のOGでもいらっしゃいます。鞘師里保さんで『Puzzle 』。
鞘師里保『Puzzle』
<書き起こしおわり>