吉田豪と絵恋ちゃん 男性アイドル結婚発覚騒動を語る

吉田豪 肩の激痛を語る SHOWROOM

絵恋ちゃんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』にゲスト出演。吉田豪さんと自分のファンを縛るのかどうか? という話や、男性アイドルグループのメンバーの結婚が発覚した騒動などについて話していました。

(吉田豪)まだ、(かつての自分のオタが)他のアイドルに流れるよりかはいい感じですか?

(絵恋ちゃん)えっ、どういうこと?

(吉田豪)他のアイドルに流れると、モヤモヤしません?

(絵恋ちゃん)ああー、モヤモヤっていうかやっぱり、でもしょうがないなって思います。しょうがないことです。

(吉田豪)そういう職業だし。

(絵恋ちゃん)それは縛れないし、縛ったらまた変な感じなので。

(吉田豪)そりゃそうだ。

(絵恋ちゃん)うん。自由ですよ。

(吉田豪)縛ろうとする人はね、定期的に出てきますけどね。無理じゃないですか。

(絵恋ちゃん)うん。そう。無理ですね。でも自分は縛られるわけじゃないですか。アイドルっていう仕事をしている限り。ズルくない?(笑)。

(吉田豪)「こっちは縛られるのに」っていう。

(絵恋ちゃん)ズルくないです?

(吉田豪)だから言っちゃうと、縛られているはずのアイドルが実はそんなに縛られていないから、バランスが保たれているんだと思うんですよ。

(絵恋ちゃん)ああ、そういうことですか?

(吉田豪)そのアイドルであるという自分を縛りすぎちゃうと、「私はこんなにがんばっているのに!」ってなっちゃうと思うんですよ。おそらく。そのバランスですよね。適度にステージ上ではちゃんと演じきっているけど、プライベートはプライベートだから……みたいに切り替えていると、そこまで辛く思わないで済むんだと思いますよ。

(絵恋ちゃん)プライベート……。

(吉田豪)そう。日常は日常でそこまで縛られないで生きているっていう。

(絵恋ちゃん)ふーん。縛る現場……縛りたくはないなと思っていて。なんかそういうので来てもらうのもちょっと違うかなって。「○○ちゃんのところには行かないで」とかで。そういう子、いますけど、クソだなって思いますよ。そういうやり方は(笑)。「そんなんで来てもらってお前は本当にうれしいのか?」って思いますよ。

(吉田豪)(コメントを読む)「結婚していた男アイドルが話題になっていましたね」。

(絵恋ちゃん)ああ、なっていましたね。見ましたよ、ツイートを。

(吉田豪)男性アイドルグループのメンバーが結婚していたことが判明して、活動を続けるのかどうか? みたいなアンケートとかを取っていて。最初のうちはたぶん批判的な意見が多かったのが、外に広がっていくうちに「こんなので怒られるのはおかしい! 人権無視だ!」みたいな意見が、それこそ松永天馬さんとかも書いていましたけど。

(絵恋ちゃん)うん。

(吉田豪)すごい思うんですよ。ああいうのって、広がっていけばいくほど、どんどん常識的な意見は増えていって。ただ、その常識的なことを言う人って基本的にそのアイドルに課金してない人だと思うんですよ。課金した側の意見はたぶんまた変わってくる。

(絵恋ちゃん)そうか。

常識的なことを言う人は、課金してない

(吉田豪)課金の額によっても変わってくると思う。だから、すごく一概には言えないやつ。広がったらたぶん常識に飲まれちゃうけど、うん。でも、その常識の人がこの人たちをこの後、支えるのか? みたいな話じゃないですか。

(絵恋ちゃん)うん。そうですよね。そうなんですよ。

(吉田豪)思うんですよ。昔、小人プロレスっていう背の小さな人がやるプロレスがあって。それが、昔はドリフとかにも出たりしていたんですよ。

(絵恋ちゃん)へー。

(吉田豪)小人の人が突然出てきて……みたいな。ところが、それが差別だみたいなことを言う団体が出てきて、テレビでは映せなくなって。でも、言っちゃうとプロレスってジャイアント馬場とかアンドレ・ザ・ジャイアントとか、巨人症の人は出るんですよ。巨人症の人は出ているのに、病気で小さい人は出しちゃいけないっていうのはどうなんだ?っていうのがまずあるし。

(絵恋ちゃん)うん。

(吉田豪)で、それによってその人たち、仕事がなくなるだけなんですよね。常識を言うのはいいけど、その後の責任まで取れるのかな?っていうのはいつも結構思う。うん。

(絵恋ちゃん)なにがダメなのか、わかんないですね。それはすごい、よくない。

(吉田豪)普通に小人の人たちも着ぐるみでしか出れなくなっちゃったんですよ。小さなかわいいぬいぐるみの中に入る役。「生身では出れないって、なに? むしろそっちのほうが差別なんじゃないの?」っていう。

(絵恋ちゃん)そうですね。

(吉田豪)っていうモヤモヤもあって。正論って怖いなっていう。ねえ。

<書き起こしおわり>

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