阿部サダヲ『不適切にもほどがある!』ミュージカル撮影を語る

阿部サダヲ『不適切にもほどがある!』ミュージカル撮影を語る ナイツのちゃきちゃき大放送

阿部サダヲさんが2024年3月23日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』に出演。ナイツのお二人と『不適切にもほどがある!』ミュージカルシーンの撮影について話していました。

(塙宣之)小川市郎という役はどうなんですか? 難しいんですか? 演じるにあたって。

(阿部サダヲ)いや、僕は結構簡単だったと思いますね。ものすごい当て書きみたいな感じでやってくださったんで。だから仲さんとかの役が結構難しいんですかね。複雑じゃないですか。なんか、構成が。テレビ局で働きながら。で、僕の娘でもないし。孫だし。で、お母さんはね、ああいうことになってるっていうので。難しい役だろうなと思いましたけどね。

(塙宣之)そうですよね。昔はそういう時代でした? ケツバッドとか。

(阿部サダヲ)僕は完全そうでした。ケツっていうか、もう頭バットぐらい……。

(土屋伸之)危ない、危ない(笑)。「痛い」どころじゃないですね(笑)。

(塙宣之)小川市郎みたいな人がいたんですか?

(阿部サダヲ)いましたね。でもモデルにはしないけど……その細かいモデルとしては、時計の日焼けの跡っていうんですかね? 時計のところだけ、日焼けをしてないみたいな。ああいう監督、いました。ノックの時だけ時計を外すんすけど、そこだけ焼けてないみたいな。

(塙宣之)それぐらいずっと生徒と一緒にノックを?

(阿部サダヲ)いや、ほとんどゴルフ焼けですけどね(笑)。あんまり練習には来ないんで。

(塙宣之)でも本当にね、あるあるがいっぱいあって。懐かしいというか。

(土屋伸之)毎回、放送のたびに話題になって。ねえ。でも、この令和の時代にも思うところがやっぱりみんな、あるから。すごい共感があるんでしょうね。

(阿部サダヲ)なんかね、家族で見られるようになってるみたいですね。お父さん、お母さんとしゃべれるみたいな。見た後に「何かこういう時代だったんだよ」って子供に言ってるみたいな。

(出水麻衣)飲食店に行ったら結構後ろからお話、聞こえてくるんですよね。

(土屋伸之)やっぱり話題にしてるっていう。

(阿部サダヲ)なんかエキストラの方とかもバイト先でパートのお母さんってすごいしゃべってくれてるみたいで。「昨日、チョメチョメ見ちゃった」とか。でも「チョメチョメ見やった」はよくないですよね?(笑)。

「昨日、チョメチョメ見ちゃった」という反響

(土屋伸之)フハハハハハハハハッ! 「チョメチョメ見ちゃった」だと……あの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のAVはありましたけど(笑)。あれの中身も気になりますね(笑)。どんな内容のビデオなのかな?って。

(塙宣之)横で純子、寝てるんですから(笑)。やめてくださいよ(笑)。

(土屋伸之)市郎さん、あれを見ちゃうから(笑)。

(出水麻衣)阿部さんご自身はいつ頃から「このドラマ、風が来てるな」っていう風に思いましたか?

(阿部サダヲ)周りの方から言われるようになってからですね。「見たよ、見たよ」っていうのを言われるようになってから。

(出水麻衣)結構、放送が始まって序盤ですか?

(阿部サダヲ)3話ぐらいですかね。だから八嶋の風が吹いてるくらいからですかね。

(土屋伸之)アハハハハハハハハッ! 八嶋さんの勢いが(笑)。

(塙宣之)あの八嶋さんとロバート秋山さんの対比が……だって「きりたんぽ」って言っただけで謝らなきゃいけないんですよ?(笑)。山本耕史さんがまた、厳しいから(笑)。

(土屋伸之)全部謝らせるから(笑)。

(塙宣之)でも、あの女の子はそのためにベリーショートにね、髪型を変えていてね。

(阿部サダヲ)そうそう。僕もそれ、知らなくてね。後からそれ、知りましたよ。

(土屋伸之)じゃあ、その3話の放送で話題になってるぐらいの時はまだ、撮影が続いてたわけですよね。現場とかも。

(阿部サダヲ)ちょうどミュージカルシーンをやっている時に僕、M-1の敗者復活を見てました。

(土屋伸之)ああ、そんな時ですか?

(阿部サダヲ)ミュージカル、時間がかかるんで。敗者復活をずっと見てたんで、助かりましたけども。

(塙宣之)みんなでシシガシラの頭を見てたんですね?(笑)。

(土屋伸之)シシガシラの頭。あの時に(笑)。

M-1敗者復活を見ながらミュージカル撮影

(塙宣之)ミュージカル、だって特に1話がボリュームすごかったじゃないですか。あれだって、相当時間がかかりました?

(阿部サダヲ)かかりました。もう、久しぶりに深夜までやりました。

(塙宣之)だってあぶり〆鯖がいっぱい来てる時で。

(阿部サダヲ)そうですね。結構な匂いを放っていましたね。

(土屋伸之)現場の物は本物だから。

(阿部サダヲ)乾いちゃうからそのたびに水をシュッシュッてやって。そのたびにすっぱい匂いがすごいして。

(土屋伸之)その中で踊らなきゃいけないと(笑)。

(阿部サダヲ)で、ロボットもちゃんと動くわけもないので。あれは結構、大変でしたね。

(塙宣之)きれいに左右に行って。あのミュージカルも特に難しかったミュージカルってあるんですか?

(阿部サダヲ)最初にあれを収録するんで。そのテンションが……だから2話とかで、尾崎っぽい曲があったんで。ものすごい尾崎で歌っちゃったんですけど、振りはそうでもなかったっていう。だから、やりすぎたなと思って。

(土屋伸之)先にまず歌を入れて(笑)。そこの温度差、難しいですね(笑)。それで現場で恥ずかしく?(笑)。

(阿部サダヲ)そうですね(笑)。

尾崎に振りすぎた『おれの働き方!』

(塙宣之)現場は一応、歌っているけども。流しながら。あのクイーンみたいなのも。

(阿部サダヲ)ああ、あれは素晴らしい1曲でしたね。

(土屋伸之)毎回、オリジナルで曲を作って。で、振り付けもあって。

(塙宣之)昨日、古田新太さんも命がけで踊ってましたよね?(笑)。

(土屋伸之)命がけでミュージカルを(笑)。

(阿部サダヲ)なぜか古田さんだけ外なんですよね。強風の中でやって(笑)。あれ、風がすごい吹いていて。台風ぐらいの風が吹いている日だったんで(笑)。

強風の中で歌って踊る古田新太

<書き起こしおわり>

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