渡辺志保さんが2020年10月12日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でメーガン・ザ・スタリオンへの銃撃事件に関してトリー・レインズが起訴されたというニュースを話していました。
(渡辺志保)かと思えば、この番組でもちょいちょいレポートしておりますけれども。メーガン・ザ・スタリオンがトリー・レインズに足を撃たれてしまったっていうことがあって。その件に関しても進展があって。トリー・レインズがその騒動の直後、警察に連行はされていたんですけど、たしか逮捕はされていなかった? いや、逮捕されて、たしかその時はもう保釈金を払っていたんだけども。また、その銃の不法所持というか、火器を所持していたというのと、あとは装填済みの銃を持っていてそれを使用したという罪でまた再度、逮捕されることになりましたというニュースも週末に飛び込んでまいりました。
(DJ YANATAKE)逮捕っていうか、起訴されたんじゃなかったっけ? だからそこの大きく違いますね。逮捕と起訴では。
(渡辺志保)起訴されたということで。もし、これが有罪だということになると、最大22年間?
(DJ YANATAKE)22年8ヶ月だっけ?
(渡辺志保)はい。の、刑になるということになる可能性があるということですね。
最大で約23年の刑になる可能性も……
Rapper Tory Lanez was charged for shooting Megan Thee Stallion in the feet. He faces up to 23 years in prison on two felonies.
Stallion said she initially did not tell police she was shot, saying she was cut by glass, because she feared police would escalate the situation. pic.twitter.com/smfy6w8emR
— AJ+ (@ajplus) October 9, 2020
(DJ YANATAKE)これ、でもよくその最長の刑期がよくニュースになるんですけど。6ix9ineとかもそうだったじゃないですか。
(渡辺志保)そうね。最初は50年とか60年とか言われていたのが……。
(DJ YANATAKE)ねえ。無期ぐらいの感じだったじゃないですか。でも1年足らずぐらいで出てきちゃうので。ただ今回はでも、実際にその撃っていて当たっちゃってるわけじゃない? だからそこがね、ただの所持とかそういうのとは違うので。言ったら、殺人未遂になるわけだから。
(渡辺志保)ねえ。どうなんですかね。ただ本当に、なんか私は毎回、アトランタのAKIさんとかに話を聞くと、やっぱりアメリカの裁判って金がモノを言う世界だから、本当にいくら積むかによって白が黒になり、黒が白になる世界だっていう風にも聞くし。あと、それこそAKIさんも最初に、やっぱりこういう事件ってギャングが絡んでくるから。なかなかメーガンも言いたいことが言えない……誰かを庇ってるんじゃないか? トーリーのことを庇っているんじゃないかとか、彼女は元カレがね、マニーバッグ・ヨーでしたっけ?
(DJ YANATAKE)はい、そうですね。
(渡辺志保)なので、「そっちのマニーバッグ・ヨー側のギャングも黙っていないと思う」みたいなことをAKIさんがツイートしてて。なんかそれがちょっと引っ掛かっていて。だからやっぱりその、日本だと普通に……当たり前だけど銃を発砲するなんてもう重大犯罪になって正当に裁かれるんでしょうけれども。またアメリカだとね、いろんなことが勝手が違ってくるのかなと思ったり。でも、最初にこの事件が起きた時にもやっぱり、その黒人女性が非常に守られていないっていうことが問題になったので。そこが争点になって、ちょっと重い実刑が下ることもあり得るのかなという風に思ったりという感じですね。
(DJ YANATAKE)そうした間にもトリー・レインズがアルバムを出したりさ。志保も「聞きたくない」ぐらいの話をしていたけども。ちょうどまた今回のタイミングでね、なんか『In The Air』っていう曲のビデオが出て。こう言っちゃあれなんだけど。割と曲とかビデオとしては結構支持されてるみたいな記事とかも見たんですけど。なかなか、その曲を聞くのもすごい複雑な気持ちになった。今、なんか難しいよね。
(渡辺志保)そうですよね。まあ曲を聞いたりとか、YouTubeでミュージックビデオを見ると当たり前だけど彼を支持することに……その再生回数の1回がお金になって彼を支持することになると思うと、なんかそこは複雑ですよね。まあ、もちろんそこは切り離して。「作品は作品」っていう風に楽しむ方もいらっしゃるとは思いますが。
Tory Lanezが発表した楽曲
(DJ YANATAKE)まだいろんな結論が出てないんでね、何とも言えないなっていうところももちろんあるんですけど。ただ、それでもなんか歌詞の和訳とか見ちゃうとさ、明らかにこの今回の事件のことを言ってるんじゃないの、みたいな。それでなんか言い訳っぽいことばっかりいっぱい言ってるんじゃないの?っていう風にどうしても聞こえちゃう曲が多くて。なんか正当化しようとしてるような曲が多くて。なんか、どうかな?っていう。どうしても今、そっちのモードで聞いちゃんだけどね。
(渡辺志保)聞いちゃう。でも彼もね、少なからず……それは当たり前だけど分かってたことだと思いますからね。それで今後、裁判が進むにつれてこういう世論の高まりみたいなことも多少は考慮されるのかなと思ったりもしますし。メーガンちゃんが心も体も健やかだといいなと思います。
<書き起こしおわり>